埼玉に県民から愛されているソウルフードがある。創業1964年の中華料理チェーンの「ぎょうざの満洲」だ。売れ筋トップ3は、焼きギョーザ、チャーハン、そしてラーメン。一度食べればファンになり、通い続ける人が後を絶たない。その人気の中華料理店が掲げる最重要項目が意外にも“健康”。達成のため、裏では並々ならぬ努力を重ねている。なぜ健康なのか。 ぎょうざの満洲は、埼玉県内に49店舗を展開し、東京西部35店舗、神奈川1店舗、群馬5店舗、大阪9店舗、兵庫2店舗の計101店舗を出店している(2021年12月現在)。店名にも入る一番人気の焼きギョーザは、県外にもファンが多く、一度食べれば思わずリピートしてしまう看板商品だ。 <前回(第2回)はこちら> ギョーザは、埼玉県内にある川越工場と坂戸工場、大阪にある江坂工場のセントラルキッチンで作られ、自社の配送便で各店舗に配送される。店舗が埼玉県内に多く、東京でも