ついにOpenOffice.org 2.0(以下、OOo2.0)がリリース、各プラットフォーム用のバイナリも出揃いはじめた。我らがMac OS X版は、ローカライズ版の準備が遅れているようだが、間もなく提供開始となるはずだ。今回は余計な前置き(筆者にそのつもりはないのだが)を省き、早速その機能の概要から話を始めよう。 OpenOffice.org 2.0の新機能 OOo2.0を起動すると、その起動の速さに驚くはず。実装が異なるため単純比較はできないが、OOo 1.1.4相当の「NeoOffice/J 1.1」が約10秒かかるところ、OOo2.0はX11.appを含め3秒ほどで起動が完了する。筆者はPowerMac G5 2.0GHz Dual/2.5GB RAM/Mac OS X 10.4.2の環境で動作を確認しているが、G4 1GHz程度のマシンでもそれほどストレスを感じないと思う。 ツ