ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (49)

  • リスクとリターン - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    進化の前にある反対論 とある温泉観光地でのこと「○時○分の新幹線に乗るからタクシーを手配してほしい」とお客さんがホテルのスタッフに依頼しています 「申し訳ございません、現在タクシー不足で配車が非常に困難なんです」と言われ非常に困ってました 私はレンタカーで移動だったので良かったのですが、ホテルスタッフ曰く「コロナがあけてお客様は増えたが、タクシーが激減して困っている」とのこと ドライバー不足だけでなく、日は労働力不足が徐々に深刻になってきています 人工のボリュームゾーンの団塊ジュニア世代がリタイアする前に、マシンやAIに置き換えないと「客はいるが働き手がいない」という産業が急増しそうです 「機械に仕事を奪われる」という以上に「人力不足」の方がはるかに速そうです 人手不足を採用責任者だけに任せても仕方なく、定着率の悪さを上長だけに押し付けても仕方なく、社員全員で『時代の流れを理解して対策を

    リスクとリターン - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2024/03/02
  • AIの時代に人の脳の価値はどうなるか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    脳の使い方に関心をもつ わずかの期間の間にAIは「こんなことも出来るようになったの?」という進化を遂げます 人間の頼もしいパートナーであると共に、仕事を奪う存在でもあります AIに奪われる仕事以上に、新しく生まれる仕事の方が多いので『変化に対応する意志』さえあれば、仕事は常にあります 生成AIが台頭した現代において、人間はどのような「価値」のある存在を目指すべきなのでしょうか? 先端技術の社会実装支援を行う投資コンサルティング会社を経営する安川新一郎さんが『脳の仕組みと脳を鍛える方法』について述べており、参考になりました 脳を適切に使うために重要なのは、脳の仕組みを理解し、老化を防いで鍛えることです そのカギになるのは私たちの「脳の使い方」だと言います 今までは人の手足の代わりだったマシンが、人の脳の働きを代わってしてくれる時代になりますから人と脳の使い方に関心を持つことは極めて重要だと

    AIの時代に人の脳の価値はどうなるか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2024/02/25
  • 最も重要な知識は口伝となる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    知識や技術は財産 母がギャラリー経営をしていた頃、作る⇒売る⇒学院で教えるの3つが年齢的にきつくなったと地銀の副頭取に相談した時 下は物を仕入れて売ること 中は自分でつくって売ること 上は知識を売ること とアドバイスされます ようは、作って売る仕事を縮小し、知識を売る=教える方に注力した方がいいとアドバイスされます 知識や技術というものは人の頭の中に保存されてますので、盗まれることもなく、火事で焼けることもなく、なによりタダです 無形ではありますが知識や技術は財産と言えます 人は誰しも知的財産をもっています 学び続けたもの、やり続けたもの、没頭し続けたもの、好きで継続しているもの・・・ 「あれは趣味だから・・・」で終わらせず、一度見直すことも必要かもしれません 一昔前まで「テレビに出演する」「を出す」などはとてつもなく大変なことでしたが、現在は誰でも『YouTubeという放送局』『Am

    最も重要な知識は口伝となる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2024/02/12
  • 求められる人材の変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    求められる人材は変化していく 人手不足か否かで採用は変わってきます 人手不足であれば、採用基準のハードルは下がり『量の採用』になります 人が足りていての定期採用であれば『質の採用』となり、ハードルは上がります 『採用の基準も相場で決まる』といえます 学生からの質問で「御社が必要とする人材はどんな人ですか?」と聞かれますが 「全国転勤をしてくれる人が欲しい」 「競争に強く積極的な人が欲しい」 「温厚で人に好かれる人が欲しい」 「とにかく若者が欲しい」 など、その時不足している人材を採用してバランスをとりたい場合もあります 会社で観ればほしい人材は『足りない資質』となりますが、国全体で観れば『時代の求めるもの』となる気がします 昭和のような高度成長時代はバリバリ働く根性と忠誠心がある社員でした 平成初期と令和では求められる人材が違ってきたように見えます 能力か人柄か 長らく採用・教育仕事をし

    求められる人材の変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/12/02
  • 逆境への強さと環境 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自由に生きるほど不自由に弱い 「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」はよく理解していますが、やはり苦労は避けます 『自由に生きてきた人間ほど不自由に耐えられない』と言います 役職定年なるものが定着しだした時代の50代がそうです 部長、課長の冠をかぶり、面倒なことを下に押し付けてきた人は役職を失うと苦労します 逆に面倒なことや、クレームなどの嫌な仕事こそ積極的に引き受けて、部下には働きやすい環境を創っていた人は冠が取れても苦にならないようです まさに「楽あれば苦あり」ですね 「プライドばっかり高い」「面子ばかり気にする」人は役職を失うと苦労しそうです 以前千葉県で大規模な停電がありましたが「照明の明るい部屋で、エアコンきかせ、テレビはつけっぱなしなのにスマホをずっといじり・・・なんと贅沢な生活をしていたことか」というツイートが心に残ってます 『不自由は強く自覚するが、自由は無自覚』なのが私達凡

    逆境への強さと環境 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/11/11
  • いったいいつから老後なのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    各年代は年々若くなっている トムクルーズもジョニー・デップも還暦を越え、ブラットピットももうすぐ還暦です ジムに行くと「えっ60代だったんですか?」という若々しい60代の男性はたくさんいます ハリウッドスターは筋トレを皆しているので、成長ホルモンが20代並みに出まくっているのだと思いますが、日の60代もとうてい老後の人には見えない人ばかりです 老けて身体を動かすのもきつそうな「もうシルバーだな」という60代の方は年々少なくなってきました そう考えると55歳~60歳で仕事を辞めれるほどの経済的自立が出来ている人を『プチFIRE』と呼ぶのも納得できます たしかに早期リタイアです 「サザエさんの波平さんは54歳」は遠い昔の話となりました 世界の寿命の男性の平均は71歳で女性が76歳と考えると、60代はどう考えても老後になります 日も昭和の時代は55歳で定年で70歳で人生を終える方が多かったで

    いったいいつから老後なのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/09/24
  • AIはまだ赤ちゃん - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    電話の進化を観る 電話の発明は人の生活を大きく変えました なんといっても長距離移動しなくても会話ができるということは画期的です グラハム・ベルが電話機を発明し、日で使用されたのが明治23年で、東京〜横浜間で日初の電話サービスが開始されます 当初の加入数は、東京で155世帯、横浜で42世帯のわずか197世帯 とかなり少ないです 開局当時の電話代は現在に換算すると月額15万円! それでは一部のお金持ちしか使いませんよね 東京から横浜の通話(市外電話)には、5分で2,250円かかったそうです 車のナビでも、携帯電話でも最初は『高い・デカい・機能がイマイチ』なのは世の常ですが、最初に使用してくれる富裕層のお陰で大量生産ができ、安くなります 初期の電話には、まだダイヤルやボタンはついておらず、電話をかけるにはまず電話機についているハンドルを回して「交換手」を呼び出し、つないでほしい電話番号を口頭

    AIはまだ赤ちゃん - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/08/30
  • 仕事はどう選ぶべきか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    必要な仕事なのに低賃金? 社会にとって必要な仕事なのに給料が安い場合が多くあります 肉体労働や介護など、困っている人も多く社会に必要とされていて、実際には社会貢献の非常に高い仕事です なのになぜか低賃金の仕事が多いです やはり稼ぐ人をターゲットにした仕事は給料が高くなっていきます 世の中には 「誰がこんなに高いホテルの部屋に泊まるんだ!」 「誰がこんなに高いランチべるんだ!」 「誰がこんなに高い車に乗るんだ!」 というものがたくさんあり、実際に高収入な顧客をターゲットにしている企業は給料が高いです 平均的な年収の人をターゲットにすると、かなり大量に販売しなければなりません シルバーは増える一方だし、老人は体が弱りできることが減ってくるし「困っている人を支える仕事」は非常に社会で求められています 「困っている人を助ける」「お金のない人々を助ける」非常に意義のある美しい働き方だとは思います

    仕事はどう選ぶべきか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/08/27
  • 日本人の給料は本当に安いの? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    安い日 平成初期の頃は海外のビジネスマンは皆、日への出張を嫌がっていました 「日に1週間も滞在したら給料の半分近くがなくなってしまう」とよく耳にしました 当時は『高い日』でした コロナがあけてハワイに行った家族が「とても値段が上がっていて、外があまりできなかった!もうハワイは手ごろな旅行先ではない」と語っていました 逆に海外から日旅行に来る方々からすれば日の安さに大喜びです 「アメリカは卵の値段が10倍だ!」今度はアメリカに赴任した日人が驚きます 今は『安い日』です モノの値段を世界と比較する時にビックマックの価格があります バブルの頃の日は世界で2番目か3番目に高い国でしたが現在はというと 1位 スイス   925円 2位 ノルウェー 864円 6位 アメリカ  710円 ずっと下のベトナムの次に 41位 日 390円 となっています 海外旅行に行って同じものが2

    日本人の給料は本当に安いの? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/07/25
  • 華僑に学ぶ戦い方 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    華僑は中国古典の実践者 華僑とは『中国を離れて他国で長期的にビジネスをする人』です 中国古典の中には素晴らしい知恵や考え方などが詰まっていますが、華僑の世界では中国古典は単なる読み物ではなく、実践に活かされている知識です 中国古典から知恵を学び、学術的に正しい解釈よりも、現実に当てはめて『使える解釈』をすることに重きを置いています 名より実をとる華僑は『中国古典には人生を大きく変える力がある』ことを良く知っています 「中国は世界一の人材流出国家」などと言われていますが、政治体制に不満で国を離れる人もいますが、新天地でのビジネスに野望をもち世界に飛び出す人も多いです 現在の日人は日を離れたがらないと言いますが『安心・安全・安定』のAAAを望む人たちからは得ることのできない実践的な知恵を学べるのが華僑だと思います 戦わないことが無敵の生き方 ドラマで有名になった言葉に「逃げるは恥だが役に立

    華僑に学ぶ戦い方 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/07/22
  • 年金プラス10万円 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和モデルから令和モデルの人生 昭和の時代は『学校出たら就職し55歳まで働き、後は退職金と年金で暮らす』というものでした 学習期20年・労働期35年・晩年期15年というのが昭和の人生モデルです 年金は15年支給で計算されていると言われます 戦争中を除き日人の昭和の平均寿命を見ると 戦前の昭和22年は男性50歳・女性54歳です 戦後の昭和25年は男性60歳・女性68歳に一気に伸びます 昭和35年は男性65歳・女性70歳 昭和50年は男性72歳・女性77歳 この辺までは55歳定年で年金支給は妥当といえます 昭和60年は男性75歳・女性80歳 この辺になると「年金支給は60歳にしないとやばい」となってきて、定年60歳・年金支給65歳の動きが出てきます 寿命はどんどん延び続けますので『労働期間は延び』『年金支給年齢は上がる』ことになります 経済学者は「労働期間を延ばせばいいだけのこと」と簡単に言

    年金プラス10万円 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/07/18
  • 45歳の区切り - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和のキャリア論は風化した バブルの頃は「転職するなら20代」と言われていました 新卒と年齢差がないほどいいという考え方からで、転職ばかりしている人は難民のように見られていました 『自分を磨いて次の職場に高く売る』という投資のような考え方がだいぶ浸透してきましたが「45歳が大きな区切り」という意見を述べる人は多いです 「株式投資」「不動産投資」「権利投資」などありますが「自己投資」は労働市場に自分という労働資を投入して稼ぐという投資だとすれば、自分を高く売るために自分の価値を高めるのは非常に健全なキャリア構築になります 従って若い世代は退職金に関心がないし、退職金制度のない会社も増えてきました 若者からは「退職金制度をやめてその分、給料を増やしてほしい」 「退職金をもらうために会社にぶら下がるおじさんが多い!退職金などない方がいい」 など退職金制度は害のある制度に見られ始めました 「人間

    45歳の区切り - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/07/16
  • 変化をもたらす3人の人物 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    意外に人は改革を求めていない 私達は生活をしていると 「日はこのままじゃいけない」 「国には何とかしてほしいことがたくさんある」 「今の内閣じゃだめだ!」 などなど変革・改革・革命を求める声を多く耳にします 人は大きな改革を望んでいる・・・と思いきや、意外なことを聞きます 「国民は改革や変革を口で言うほど望んでない」そうです 「それなのに野党は変革の時だ!大きく変えなきゃだめだ!」と騒ぐから、国民の心は離れていくと聞きました 昔、労働組合の中央執行委員をしている頃「業績がこれだけ違うのに、他の同期の支店長と給料が大して変わらない!」と強く主張するベテランの実力派K支店長がいました たしかに創り上げた実績では会社への貢献度は年間で何億円の違いがあります 「プロ選手のように実績で年俸制にすべき!」と熱望していました たしかに実績からすれば言いたくなる気持ちはわかります それから3カ月ほど経っ

    変化をもたらす3人の人物 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/06/20
  • 日本人の給料って低いの? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    稼げる職業も変わってくる X世代の私の世代は大学で、稼げる資格は『文系は弁護士』『理系は医者』とハッキリ言われてました 当時弁護士になる司法試験の受験者は4万人で、合格者は1500人前後ですから「司法試験の合格率は3%」です 司法試験を受けようとしている人間自体、超頭がいいわけですから「努力した頭のいい人間ばかり集めた中から3%」ということです それが今では受験者数は4000人台で、合格率も40%代です 頭のいい人は先を見通す能力に長けますから「AIなどの台頭により、これからは弁護士は稼げない」と判断したのだと思います 実際、弁護士の平均収入は減少しており、2006年には弁護士の平均収入は3620万円でしたが、2023年には765万円と大きく減少しています もう普通のサラリーマンと変わりません 破格の収入だったからこそ「合格率3%でもチャレンジする!」という価値があったのだと思います 収入

    日本人の給料って低いの? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/06/14
  • Z世代は扱いずらい? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    管理職の1/3は扱いずらいと感じている 「Z世代に合わせた教育・研修」 「Z世代に合わせた採用」 社内ではZ世代に標準を絞った考え方が多いです この世代が10年後・20年後に社内の中心になることを考えれば『未来を担う社の宝』というのはよくわかります 労働人口の多くを占めるX世代と違い、とにかく数が少ないZ世代は新卒での確保に躍起になっている企業は多いです 日では少ないZ世代ですが、海外ではZ世代の嗜好がマーケティングの中心です 真剣にZ世代を採用・育成・戦力化しようとしている組織では「それはZ世代に受け入れられるのか?」「それだとZ世代に合わない環境だよね」など、すべての中心はZ世代にあります やたらと数は多く、伸びしろも少ない私のようなX世代からすると期待値の大きいZ世代は少し羨ましく感じます いつの時代も『未来は若者が創る』ので、若い世代に注力することは極めて正しいことだということは

    Z世代は扱いずらい? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/05/29
  • 年金の課題と労働信仰 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    年金問題は燃える フランスでは年金引き上げ問題が暴動に発展していました 年金支給年齢を62歳から64歳に2年引き上げようとするマクロン政権に対して激しい反発が起きています 日も過去1994年に基礎年金・2000年に厚生年金の比例報酬分を段階的に60歳から65歳まで引き上げるました 人口構成比の多い団塊ジュニア世代の年金支給の時代となると、さらなる長寿と少子化がデッドクロスして、非常に年金は危うくなりますので70歳へ段階的に引き上げることは必須になります 団塊ジュニア世代に罪はありません 人間は自分の意志で生まれてきたのではないので、たまたま同世代が多いだけです 過去と同じように『段階的引き上げ戦法』を取るとは思いますが、年金問題はとにかく政権転覆する可能性があるくらい燃えます 過去、自民党政権が転覆したひとつとなった『年金記録問題』があります 日の年金記録に問題があり、コンピュータに記

    年金の課題と労働信仰 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/05/17
  • 『自己責任』という呪縛 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    最近頻繁に聞くようになっいた「自己責任」 株をやっている同僚が「もう年金がいくらに減額されても大丈夫!ETF(株)だけで生きていける」と言っていました いわゆる4%ルールで十分な額に達したのだと思います 「人口の多い団塊ジュニアが高齢者になる頃は少子化とデットクロスして、年金なんてどのくらい減額されるかわかったもんじゃない」と人は予測しています 20代の貯蓄額には大差がなく全員が少ないです これが50代になると貯蓄額にかなりに格差が生じてます 子供の教育費の有無・節約の意識の差・収入の差などで何十年の間にかなりの開きがでてきます 『富(お金)は知のないところから知のある方へ流れていく』 は経済学の時間に教わりましたが、知がないと搾取されるばかりです 搾取とは税金だけではなく、広告・CMなどで誘導されて消費してしまうものや、不安をあおられて必要もない保険に入ってしまうなど様々です 高額の老

    『自己責任』という呪縛 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/04/23
  • 組織を腐敗させるマニュアルがあった - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    今川義元と徳川家康 徳川家康が今川義元の人質だった頃、家康の才覚を見抜いた義元は家臣たちに家康を「いましめろ!」と命令を出します 幼少期につぶしておけという魂胆です 「いましめろ!」と言われた部下たちは家康に厳しくあたります 数年後それを知った義元は「ばか者!いましめろとは徹底的に甘やかして堕落させることだ!」と怒ります 人は育った環境によって有能にも無能にもなります 過剰に厳しくされた家康は我慢強さを身につけ、部下想いで思慮深い人間になり、逆に息子の今川氏真はその逆の人間になっていきます 環境によって人が変わるのであれば『環境=組織構造』は非常に重要です 腐敗した組織では人は育たず、やがて組織自体没落していきます 人間は陰の要素も陽の要素も持っており「2人いれば対立が起こり、3人いれば派閥を生む可能性がある」などと言いますが、いい組織を創りたいのは上から下まで全員の望むことです 組織を弱

    組織を腐敗させるマニュアルがあった - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/04/17
  • 50代の転職の現状 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    雇用変化に悩むX世代 50代の転職が活発化しているそうです その要因は ・終身雇用制度の崩壊 ・役職定年への不満 ・労働条件や仕事内容・給与に関する不満 ・人間関係など所属する会社に対する様々な理由 ・キャリアアップの変化に対する嫌悪感 ・自身の求める仕事の希望への絶望 などがあるようです この6年間で16万人増加しており、転職者全体の約16%をX世代の転職者が占めているそうです X世代(1965年~1980年)はバブルの崩壊や冷戦を経験してきた世代です 情報源はテレビや雑誌で、若い頃は携帯電話などなく、給与が増えだした頃にそれらのテクノロジーが普及したためデジタルイミグラントと呼ばれることもあります 社会に出た頃は、頑固で仕事に厳しい「伝統主義者世代」と競争にめっぽう強い「ベビーブーム世代」 を上司に持ち、バブル崩壊した日経済の失われた〇十年の中を生きていきます 雇用に関しては「新卒一

    50代の転職の現状 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/03/11
  • 就職観の変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    就職観はどう変わったか とある社労士が講義で 「これからは終身雇用は終わりジョブ型雇用になります」 「仕事は出来ては消えていきますので、そのつど学び直して新しい仕事に移っていくことになります」 「寿命も延びるので年金も後ろ倒しになり80歳までは働くことになります」 と説明すると「私の子供たちはかわいそう」と泣き出してしまった母親がいたそうです 泣きださないまでも「これからの若者はかわいそうだ」という声はよく聞きます 人は自分が生きてきた環境で未来を計るので無理もありませんが、これからの世代は変化する環境の中で思考を形成していきます 終身雇用の頃の価値観は『安定して長く働けること』でした 高度成長期の日社会はとにかく労働力を必要としていたので「若いうちから囲い込んでしまえ」と新卒一括採用がスタンダードになります とにかく長期に囲い込むために終身雇用制度で「ずっといてくださいね」 年功序列制

    就職観の変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    koyux
    koyux 2023/03/08