P2Pの定義2008年下半期版 以前「P2Pの定義2008年版」 という記事を書いたのだけど、 昨日「第3回オーバレイネットワーク研究会」 に行ってきて、 亀井さんの講演を聴いて、 いい定義を思いついたので書いておきます。 そもそもP2Pを定義するのが難しいのは、 「自宅サーバ」というものがあるからです。 「P2Pはクライアント-サーバモデルとは違う」とした上で、 どこがどう違うのかというのをもってP2Pを定義しようとすると、 P2Pにはあてはまるが自宅サーバにはあてはまらない条件を考えねばならず、 難しいのです。 例えば「ユーザー同士が直接通信をする」みたいに定義すると、 だったらAさんが自宅サーバでApacheを動かして、 Bさんがそこからダウンロードしたらどうなるの、となってしまいます。 そこで、まず2つの言葉を定義します。 「DCサーバ」と「野良サーバ」です。 専用の機材がデータセ