(↑について、初出原稿から、学歴の卒業、修了、単位取得退学の記述がなかったところを明記する修正を実施しました。) ポートフォリオそのものを書いたのは4月中旬だったのだけど、これを書くのにも時間がかかったし、書いてからこのように公開するまでにもずいぶん時間がかかった。なぜか。それは「博士の異常な愛情」を下手にもじったこの記事のタイトルが示すように、ポートフォリオの中身が自分のコンプレックスを突くからである。 研究ポートフォリオ、あるいは研究実績というのは、もっと淡々と書くものなのかもしれない。しかし私はこの資料を書きながら、そして書き終わってからも(そして今も)とても悩んだ。 ちっちゃい字で書いてある資料を一読して貰えればわかるかと思うけれど、私は一応、研究者の端くれとして通信業界に在籍させてもらっているのだけれど、経緯の面からも成果の面からも、とても優秀な研究者とは言えない。資料を書きなが
![ゼネラリストとして生きる、または私は研究ポートフォリを書いて自分のコンプレックスといかに向き合ったか|kikuzokikuzo](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6ba88f2ece16faaa1d60a7aae2abf893eb31518/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F10084356%2Fprofile_82ede47151b049ebd43685e34976a35a.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)