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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (65)

  • 「ヒトラーとは何か」に真剣に答えるギャグ映画『帰ってきたヒトラー』

    自殺したはずのアドルフ・ヒトラーが死に際にタイムスリップし、現代のドイツで芸人として人気を博す――という荒唐無稽な小説『帰ってきたヒトラー』。2012年にドイツで出版されると、世界中で話題となり、日でも2014年に邦訳が発行されました。そして2015年に待望の?映画化。ドイツ国内ではディズニー映画『インサイド・ヘッド』を破るほどの成功を収めました。その映画『帰ってきたヒトラー』がいよいよ6月に日公開されます。 この映画の試写会に参加してきましたので、簡単に感想を。ちなみに原作の方の感想はこんな感じ: ■ 【書評】『帰ってきたヒトラー』(シロクマ日報) 以下、直接的なネタバレはしませんが、あらすじや小さなエピソードの紹介を含みます。まっさらな気持ちで観たい、という方は公開後までお待ち下さい。 さて。 まず原作を読まれた方には「安心してください」とお伝えしておきます。日語版で上下巻約50

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    kozai 2016/04/16
  • 「3Dプリンタ政策」が争点になる時代に?

    クリス・アンダーソンの新刊も予定されているということで、2013年にかけて3Dプリンタ界隈が騒がしくなるだろうと見守っているわけですが、彼の言う通り「21世紀の産業革命」まで起きるとなると政策レベルでの対応が必要になってきます。ということで、英国ではBig Innovation Centreという団体が、政府に対してこんな提言を行っていたり: ■ Three Dimensional Policy: Why Britain needs a policy framework for 3D Big Innovation Centreとは英国の非営利団体The Work Foundationとランカスター大学のイニシアチブで2011年に設立された団体で、官民学共同で様々なリサーチを行い、英国をイノベーションの中心地とするための提言を行ってゆくことが目的だそうです。ともあれ彼らが3Dプリンタのポテン

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    kozai 2012/10/20
  • 3Dプリンタ用DRM技術、米国で特許取得

    クリス・アンダーソンも注目の3Dプリンタということで、自宅で銃も作れちゃうなどといった話まで出てきていますが、そうなると3Dデータの流通をどうコントロールするのかという話になります。yomoyomoさんが「3Dプリンタに DRM をかけて物騒なものを作れなくしろという声もいずれ出てくるのでは」と指摘されていて、コリィ・ドクトロウさんの文章も紹介されていますが、恐らく(規制が上手くゆくかどうかは別にして)そんな動きが早晩出てくるのでしょう…… と思ったら米国で特許を取ってました: ■ Übertroll firm awarded patent on adding DRM to 3D printing (The Register) マイクロソフトの前CTO、ネイサン・ミアボルド氏が設立したIntellectual Ventures社の一部門が、3DプリンタにDRMを導入する技術で米特許商標局か

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    kozai 2012/10/13
  • ツイッター・プロパガンダを見分ける4つの特徴

    相変わらず日では選挙活動におけるネット利用が認められていませんが、米国では既に常識。バナー広告からソーシャルメディアのクチコミに至るまで、様々な形でネットが活用されています。そうなると気になるのが、ある書き込みがユーザーの心なのか、それともプロパガンダに近い宣伝なのかという点――ということで、ジョージア工科大学が過去のデータを分析し、ツイッター上のプロパガンダを見分ける4つの特徴を発見したとのこと: ■ Four Telltale Signs of Propaganda On Twitter (Science Daily) ジョージア工科大学のNick Feamster准教授らによる研究結果について(ちなみにオリジナル論文のPDFはこちら)。彼らは2010年に行われた連邦議会上院議員選挙のネバダ州での状況と、2011年の債務限度額引き上げをめぐる議論の状況を分析。具体的には、それぞれの

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    kozai 2012/06/04
  • 【お知らせ】AMN新書で『ビッグデータ社会の到来』書きました。

    お知らせです。ボヤボヤと業でビッグデータ周りを眺める機会があったので、簡単に思うところをまとめてみました: ■ ビッグデータ社会の到来 実はアジャイルメディアさんとpaperboy&co.さんで、「AMN新書」を立ち上げようという企画があり、フラフラ参加してみた次第です。アジャイルメディアさんからの発表はこちら: ■ AMN、「パブー」で電子書籍「AMN新書」を提供開始 ~第1弾はパートナーブログの書き下ろしなど6冊を配信~ 今回のAMN新書では、パートナーブログの持つ専門領域の内容や知識などをブログだけでなく電子書籍の場でも広げる試みとして開始します。スタート時にはパートナーブログが過去に執筆したブログやコラムなどの再収録に加え、今回の電子書籍のために書き下したものなど6冊を用意。12月にも3~5冊程度を配信し、今後も継続的にAMN新書を展開していく予定です。 ということで、人気が出れ

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    kozai 2011/11/20
  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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  • FacebookのFBML廃止でちょっと感じたこと。

    FacebookでFacebookページ(旧ファンページ)を作ろうとしたことがある方なら、FBMLという存在についてご存知でしょう。これは"Facebook Markup Language"の略で、Facebook内にカスタマイズページを作成する際に使用する言語ですね。で、そのFBMLが廃止(非推奨)されるという話になっているそうです: ■ フェイスブック、「FBML」を廃止へ (インターネット広告のひみつ) フェイスブックはFBMLとFBJSによるアプリ開発を非推奨としていく。3月11日以降、FBMLのアプリは許可されなくなり、Static FBMLのアプリも追加できなくなる(既存のアプリは動作する)。ソーシャルプラグインなどで使用されているXFBMLに影響はない。 思い返せば「Facebookページ」への呼称変更、つい先日のデザイン変更(個人ページとのUI統一)、Facebookページ

  • Twitter で世界最初のプロポーズ

    先日秋元さんのブログで「twitterでプロポーズ発生」という記事を読んでへーと思っていたのですが、Wired のブログ記事によれば、それよりも先に「世界初の」Twitter 上プロポーズが行われていたそうです: ■ True Story of a Twitter Marriage Proposal (Wired) Wired が認定した限りなので、今後「私たちこそ世界初!」というカップルが出てきそうですが……いちおう現時点での暫定(?)1位はこちらの方々: Credit: Greg Rewis 女性が stefsull こと Stephanie Sullivan さん(46歳、W3Conversions の創始者)で、男性が garazi こと Greg Rewis さん(44歳、Adobe Systems の社員)。気になるプロポーズの言葉はというと: (@stefsull - オーケ

    Twitter で世界最初のプロポーズ
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    kozai 2010/05/11
    を、ありがとー。日本語だとよりわかりやすい。RT @kira: @Wslash こんなのとか。
  • 就活生のためのTwitter活用法

    ふとタイトルが頭に浮かんだので、勢いで書いてみた。後悔はしていない。……という能書きはさておき、就職活動の中で Twitter をどう活用できるのか、ちらっと考えてみました。以下、6つの点にまとめます: 1. 企業の公式アカウントをフォローする これは基中の基ですね。就活中なら当然企業情報をチェックしていると思いますが、その情報源の1つとして、企業の公式 Twitter アカウントが役に立ちます。最近の Twitter ブームで、意外な企業も公式アカウントを設置していたりしますので、各所でまとめられている「企業アカウント一覧」のようなリストを参照してみて下さい。例えば: ■ ITmedia Twitter | ITmedia News 企業によっては、RSS的にプレスリリース(のリンク)を流すだけでなく、担当者の個人的なつぶやきが入るところもあります。そういった企業の場合は、公式アカウ

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    kozai 2009/11/08
  • ネット時代に関わらず、米国では郵便サービスが伸びているという話

    明日は衆院選。日政治も郵政をめぐって大騒ぎした時期がありましたが、海外でも郵政サービスはネットに押されて大苦戦している……はずが、どうも状況はちょっと異なるようです: ■ As Internet Booms, the Postal Service Fights Back (New York Times) 米国の郵政サービスの現状について。確かにインターネットの普及によって郵便が不要になった面はあるものの、関係者はそれほど不安視してませんよという話になっています。その背景にある理由は、ずばり「ダイレクトメールが伸びているから」: The Postal Service is resigned to losing some business to online alternatives. But postal officials also say that, with the Interne

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    kozai 2009/08/31
  • YouTube の"News Near You"が「テレビ版 Google News」になる?

    Google News が新聞社に対して与えたのと同じ種類のダメージを、今度は YouTube がテレビ局に対して与えるかもしれない……そんな記事が New York Times に掲載されています: ■ Now on YouTube, Local News (New York Times) 肝になるのが、今年4月に YouTube に導入された新機能"News Near You"。IPベースで位置を把握し、そこから半径100マイル(約160キロ)圏内のローカルニュース(過去1週間以内のもの)を拾ってくるという機能だそうですが……すみません、いまちょっと触ってみたのですが表示させることができませんでした。ともかくこの機能があれば、映像版のローカルニュースを簡単に引っ張ってくることができるわけですね。 To date, nearly 200 news outlets have signed

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    kozai 2009/08/03
  • 英国政府の公式 Twitter ガイドラインが非常に参考になる件

    ということで、今日のシロクマ日報で紹介した「英国政府関係者向け Twitter ガイドライン」。なかなか参考になるので、内容を一部紹介してみたいと思います。 (※8月3日追記:作者の Neil Williams さんから了解をいただき、全文を日語訳してみました。ご興味のある方は、こちらのリンクからご確認下さい。) ちなみにこちらが原文。Scribd のアカウントを持っていれば、PDF形式等でダウンロードも可能です: Template Twitter Strategy for Government Departments 【リスク】 まずは4章の「リスク」。文字通り政府系 Twitter が気をつけるべきリスクが解説されているのですが、対策が参考になります。いくつか抜粋してみると: 人手不足、または許可が下りないことが原因で、一般ユーザーからの「会話に参加しろ」「質問に反応しろ」という声に

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    kozai 2009/08/03
  • クリス・アンダーソン曰く「メディアは仕事というより趣味になるだろう」

    独 Spiegel 誌のサイトに、『ロングテール』改め"FREE"のクリス・アンダーソン氏のインタビューが掲載されています。なかなか面白いので、ちょっとご紹介: ■ 'Maybe Media Will Be a Hobby Rather than a Job' (Spiegel Online) 「メディアは仕事というより趣味になるだろう」というタイトルだけで興味をそそられますが、のっけから飛ばしています: SPIEGEL: Mr. Anderson, let's talk about the future of journalism. Anderson: This is going to be a very annoying interview. I don't use the word journalism. SPIEGEL: Okay, how about newspapers? Th

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    kozai 2009/08/02
  • 「情報はタダになりたがる」(Information want to be free)の全文って知ってた?

    「情報はタダになりたがる」(Information want to be free)の全文って知ってた? クリス・アンダーソン氏の最新作"Free: The Future of a Radical Price"を読んでますよ、っていうのを先日から宣言してますが、その中に面白いエピソードが紹介されているのでちょっとご紹介。ずばりタイトルに書いた通りなのですが、有名な言葉「情報はタダになりたがる(Information wants to be free)」の全文ってご存じでしたか? ……いやそんなの常識でしょ、と言われてしまうと辛いのですが、CNNの記事でも紹介されていたぐらいですから知らない人が多いものとして話を進めましょう。この言葉、米国の作家 Stewart Brand 氏が1984年の Hackers' Conference で語ったものとされていますが、実はこういう発言だったそうです

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    kozai 2009/07/21
  • クレイ・シャーキーのTED講演「ソーシャルメディアはいかに歴史をつくるか」

    最近"Here Comes Everybody: The Power of Organizing Without Organizations"というを読んだのですが、ソーシャルメディアに関するとして参考になる一冊でした(シロクマ日報で書評を書いています)。で、著者の Clay Shirky (クレイ・シャーキー)がTEDで講演した様子がアップされていますので、ちょっとご紹介: ■ Clay Shirky: How social media can make history (TED) 講演だけあって、ちょっと掘り下げ方が弱い部分があるのですが、そこは著作を読んでいただくとして(笑)。彼の考え方の方向性というものは感じられると思います。 以下、蛇足気味に、トランスクリプトの翻訳をしてみましたのでご参考まで(※元のトランスクリプト自体、スピーチの全文を収めたものではないので、一部ビデオの内

    クレイ・シャーキーのTED講演「ソーシャルメディアはいかに歴史をつくるか」
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    kozai 2009/07/07
  • 【書評】凡才の集団は孤高の天才に勝る

    邦題や装丁だけ見ると、発想術に関するお手軽ビジネスのような印象を受けてしまいますが。原書のタイトルは"Group Genius -- The Creative Power of Collaboration"(グループ・ジーニアス -- コラボレーションがもたらすクリエイティブな力)といって、イノベーション論や組織論を扱ったを連想する方が近いです。また「グループ」という単語があることからも分かるように、人々の交流・協力がいかに独創的な結果を生み出すのかを、様々な研究結果を基に解明するというのが内容。著者のキース・ソーヤー教授は、『フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)』で有名な心理学者、ミハイ・チクセントミハイ教授に学んだ方で、創造性およびイノベーションの科学分析を専門とされているとのこと。「2~3ヶ月ぐらいで流行りのネタをまとめました」というではないのでご

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    kozai 2009/03/28
  • なぜソーシャルブックマークを使うのか?

    先日のSBM研究会に参加してから、ちょっと気になっていたこと。機能やサービスの面から「ソーシャルブックマーク(以下SBM)」という存在について分類することはなされていましたが、使い手の側、もっと具体的に言えば「なぜSBMを使うのか」という意図から考えた場合、どんな分類が考えられるでしょうか。 ちなみに前回のエントリ: ■ 爆笑と雷鳴に包まれた「第1回SBM研究会」 まずはおさらい。2005年に発表された"The Structure of Collaborative Tagging System"(※リンクはPDFファイル)という論文では、del.icio.us の中で使われていたタグを機能別に分類、以下の7つにまとめているそうです: アイテムが何に関するものか (ex. cat, Microsoft, Steve Jobs) アイテム自身が何であるか (ex. article, book,

  • 爆笑と雷鳴に包まれた「第1回SBM研究会」

    昨日は大岡山の東京工業大学で開催された、「第1回SBM研究会」に参加してきました。当日テキストでライブ中継をされていた方がいらっしゃいますので、詳しい内容はそちらが参考になります: ■ SBM研究会...live blogging ソーシャルブックマーク(以下SBM)とは何か、どのような歴史があり、今後どのように発展する可能性があるのか、を考えるイベント。講師の方々に関係者・研究者が多いのは当然として、参加者の中にもSBMサービスを提供している企業の方々や、アルファブックマーカーな方々の姿があり、文字通り熱い勉強会だったと思います(会場は冷房効き過ぎで寒かったのですが)。 朝10時から夕方5時40分まで、という長丁場のイベントでしたので、以下思いついたことをランダムに書き記しておこうと思います。 【ちょっと物足りなかった】 いきなりで恐縮ですが、非常に興味深い内容が盛りだくさんだったものの

  • POLAR BEAR BLOG: Twitter、誰を follow すればいい?を教えてくれる"Twubble"

    Twitter ユーザーの方、ぜひお試しを。誰を follow すれば良いかを教えてくれるレコメンデーション・エンジンとのこと: ■ Twubble GoogleエンジニアAndroid の開発にも携っている、"Crazy Bob"こと Bob Lee さんが開発されたサービス。トップ画面でこう解説されています(翻訳は意訳込み): Twubble can help expand your Twitter bubble—it searches your friend graph and picks out people who you may like to follow. Click the button below to get started. Twubble はあなたの Twitter バブルをもっと大きくします ―― Twubble はあなたの友人達が誰を follow し

    POLAR BEAR BLOG: Twitter、誰を follow すればいい?を教えてくれる"Twubble"
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    kozai 2008/04/06
  • Google Docs に「アンケート収集機能」登場

    Google Docs に新しい機能が追加されました。今回は、メールなどを通じて簡単にアンケート取ったりするのに便利な「フォーム機能」とのこと: ■ Stop sharing spreadsheets, start collecting information (Official Google Docs Blog) スプレッドシートを作成した場合のオプションで、作成したファイルに直接書き込んでもらう代わりに、入力フォームを通じてデータを入れてもらうことが可能になる機能です。早速試してみました: 【その1】 入力項目を決め、列に項目を設定します(※行に並べないように注意)。上の例では、入力者の名前を入れる項目と、候補日を入れる項目3つを設定しました。 ***** 【その2】 "Share"のメニューを選択すると、"to fill out a form"というラジオボタンが表示されますので、こ

    Google Docs に「アンケート収集機能」登場
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    kozai 2008/02/07