【政論】総理大臣は 気楽な稼業と きたもんだあ〜っ!? 日本一の無責任男の「思いつき」と「楽観」 (1/4ページ) 菅直人首相は15日、諫早湾干拓事業に関する国の上告断念を表明し、「最終判断だ」と強調した。だが、大局的見地からの決断ではなく、自らの指導力をアピールするための場当たり的な対応だったようだ。外交・安全保障も、財政も、国会運営も、すべて思いつき。口を開けば根拠不明な楽観論…。首相の行動原理は「無責任」に支配されているのではないか。 首相は就任直後の6月の所信表明演説で唐突に故青島幸男元東京都知事の名を挙げた。ともに婦人運動家の故市川房枝氏に師事した縁があるようだが、首相の言動を追うと青島氏が作詞したクレージーキャッツの名曲「だまって俺について来い」の一節を思いだす。