東日本大震災以降、おもに関東圏の生活用品店などで特定の商品が不足する状態が続いているが、インターネット上のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「フェイスブック」やミニブログ「ツイッター」を通じて、不要不急の買いだめを慎もう、と呼びかける運動が広がっている。(篠原知存)◇ 「STOP PANIC BUYING(パニック買いはやめよう)」というウェブサイトでは、デザイナーやクリエーターが自作したポスターを誰でも自由に印刷できる。 「うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる」という詩人、相田みつをさん(1924~91年)の言葉を引用したものや、写真を大きくあしらったもの、「買いだめはダメ」「ほんとうに必要な人のために」とキャッチコピーをあしらったものなどが掲載されている。 最初に作品を投稿したのは東京都在住のコミュニケーションプランナー、高広伯彦(たかひろ・のりひこ)さん(40)。オイ