2020年夏季五輪の開催都市が東京に決まり、16年に開催されるブラジル・リオデジャネイロでは7日、歓迎の声が上がった。だが、リオの準備遅れは深刻。市民からは「日本人による準備なら成功確実だが、ブラジルは失敗しそうだ」との声も出ている。 ブラジルでは来年、サッカー・ワールドカップ(W杯)も開かれるが、多くの会場が未完成。デザイナーのパウラ・マルケスさん(38)は「国際オリンピック委員会(IOC)は、リオの準備遅れにいらだち東京を選んだのでは」と皮肉った。IT企業勤務のジョルジ・フェラーリさん(37)も「日本人は計画通りに物事を進められる。東京五輪は間違いなく成功する」と期待した。(共同)【東京五輪決定】新華社通信「イスタンブールが獲得」と“誤報” 反日感情持つ利用者から「ぬか喜びだった」との声も