春季高校野球の東京都大会で公式戦デビュー。2試合連続決勝打を放ち、ゴジラ松井クラスの新怪物と騒がれている早実・清宮幸太郎内野手(1年)に対し、早くも早大vsプロ球団の争奪戦がささやかれている。 早実の大先輩、ソフトバンク・王球団会長は 「新聞で大騒ぎされているが、話題性のある選手が出てくることは野球界にとっていいことだ。早実の後輩だが、甲子園に出るような活躍をしてもらって、同世代に元気を与えてもらえれば野球界は盛り上がる」。“和製ベーブ・ルース”の異名も持つ清宮へ、ルース超えを果たした世界の王が直々にゲキを飛ばす。 プロのスカウトは「松井の1年の時を思い出した。久しぶりに3年間見たいと思う選手」と話すが、その評価に間違いはないだろう。巨人、米ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏と同じ右投げ、左打ち。大先輩の高校1年時の183センチ、86キロという体格に対し、清宮は184センチ、97キロとすで