日本野球機構(NPB)が29日に中間発表した第5回球宴ファン投票の捕手部門で、28日のソフトバンク戦で腰痛のため途中退場し、この日登録抹消された中日・谷繁元信選手兼任監督(44)が、これまで1位だった広島・会沢翼を抜きトップに躍り出た。が、タイミング的には最悪だ。 腰痛のために自らを登録抹消、ドラフト5位ルーキーの加藤匠馬(青学大)を選手登録した日と重なってはバツが悪い。なぜこんなことになったのかといえば、くしくもこの日、ナゴヤドームで球宴ファン投票された分が開票されたからだ。 選手兼任監督だから、登録抹消されたからといって休養するワケにはいかない。監督に専念して指揮を執ることになるが、野村克也の3017試合出場日本記録にあと10試合という大記録もある。再登録まで最短で10日間。なるべく早く捕手として復帰、球宴ファン投票選出に備える必要がある。 昨年のオールスターでも谷繁選手兼任監督本人に