日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は7日、コリジョンルールの運用基準見直しについて言及した。 シーズン前半戦が終了する13日までに、担当者が12球団を巡回して新基準を説明。早ければオールスター第2戦が行われる16日に都内で規則委員会を開催し、理解が得られれば後半戦からの見直しを視野に入れているという。 今季から導入された同ルールは、捕手、または本塁をベースカバーする野手が走者の走路に立つのを禁止する点を厳格に判定してきた。新基準案はこれを緩和する形で「走者と捕手、ベースカバーの野手との接触がなければコリジョンルールを適用しない」という点がポイントだ。 この案には異論はないだろうが、4日の実行委員会では「見直しは後半戦から」「シーズン中ではおかしい。来季から」と12球団で意見が分かれ継続審議となっている。それだけに巡回説明を受けて、全球団の足並みが揃うかは不透明だ。 たとえ13日までに後