東日本大震災に伴う津波で大きな被害を受けた仙台平野で、浸水域の先端が、江戸時代の街道と宿場町の手前に沿って止まっていることが、東北大の平川新教授(江戸時代史)の調査で確認された。仙台平野は400~500年おきに大津波に見舞われており、街道は過去の浸水域を避けて整備された可能性が高いという。平川教授は「先人は災害の歴史に極めて謙虚だった」と話し、今後の復旧計画にも教訓を生かすべきだと提言する。 国土地理院が作製した東日本大震災の浸水図に、平野を縦断する奥州街道と浜街道を重ねたところ、道筋の大部分と宿場町が浸水域の先端部からわずかに外れていたことが分かった。宿場町の整備後に仙台平野を襲った慶長津波(1611年)では、伊達領で1783人が死亡したとの記録が残る。平川教授は「慶長津波を受けて宿場町を今の位置に移したとも推察できるが、今回の浸水域と比べると見事なほどに被害を免れる場所を選んでいる。津
トップ > 石川 > シリーズ現場 > 記事 【シリーズ現場】 金沢市が誇る 数々の博物館・美術館 課題は入館者数 進まぬ働きかけ 2009年8月7日 2008年度は約150万人が来館した金沢21世紀美術館=金沢市広坂で 一日20人の施設も 市 街歩きの素材に / 若者 優待知らない 夏休みに入り、多くの観光客が訪れる金沢市。市内には、年間約百五十万人が訪れる金沢21世紀美術館(21美)はじめ、美術館、博物館など多くが点在する。が、足を運べば閑散とした施設も少なくなく、市民からは「こんなに施設が必要なのか」との声も。多額の税金が投入されているだけに、より多くの人が活用する施設になることが求められる。(村上一樹) 「これほど多様な施設が、たくさんある都市はほかにはない」。市の担当者は胸を張る。市が所管する美術館や博物館、類似施設は十六。うち博物館は八館で、中核市の平均二館を大
朝日新聞(2011.4.1)によると、管首相が復興のイメージとして『世界で一つのモデルになるような新たな街づくりをめざしたい」と強調。被災地の首長らの意見を踏まえ、「山を削って高台に住むところを置き、海岸沿いの水産業(会社)、漁港まで通勤する」「植物やバイオマスを使った地域暖房を完備したエコタウンをつくり、福祉都市としての性格も持たせる」などと構想を説明。漁業を中心とする1次産業再生を掲げた』そうだ。 山を削るなんて簡単に言ってくれるな!、と思う。 その記事に添えられていたポンチ絵が、これ。 朝日が書いたのだろうが、いったい何なんだろう。 分かりやすさを優先しているのだろうが、これじゃ、できの悪いニュータウンだ。 そのうえ「耕論 3.11再起」と銘打たれたオピニオンのページの羽生春久さんの絵がひどい。 三つの主張が載っているが、その一つが梅澤高明さんの「東北に未来都市をつくろう」だ。 その
被災された方々やそれを支える人々の頑張りには、心打たれる。その一方、肝心の政府の対応が鈍い。関東大震災時、翌日に復興院の設立が発表されたのに、1カ月たっても第一次補正予算の姿さえ見えないのはどうしたことか。 ≪「複合連鎖危機」と認識せよ≫ 復興の議論を進めるに当たり、まず危機の本質について認識を共有することが重要だ。今回は地震・津波にとどまらず、原発事故、エネルギー不足、サプライチェーン崩壊、農産物安全性の危機など複合的な問題が連鎖的に起きている。「複合連鎖危機」であり、対応を怠ると、日本という国への信認全般が揺らぎかねない。「バリュー・オブ・ジャパン」(日本の価値)の危機、といってもよい。逆に、これを機に、日本の課題を包括的に解決して、21世紀型の新しい日本を作ることもできる。 それには、復旧、復興、その後の改革を一体化し、迅速かつ切れ間なく行う必要がある。東北の農業を単に復元するのでは
とんでもない震災増税に政府はどんどんむかっている。 政府の復興構想会議は、3月11日の東日本大震災から1ヶ月以上経過した4月14日にやっと第一回会合を開いた。1923年9月1日に起こった関東大震災では、帝都復興院はその翌日の2日より設立が検討され、9月27日にはすでに設置されていた。 今回の復興構想会議のスピード感は1ヶ月以上遅れがある。しかし、「増税」だけは素早かった。 今回の大震災直後から、菅政権の増税への執念はすさまじかった。まだ、復興より救助・救援が必要な大震災直後の3月13日には、菅総理と谷垣禎一自民党総裁は、震災増税で話し合っているのだ。なんという神経の持ち主だろう。 そもそも、大震災という100年以上に一回というショックに対しては、例えば100年国債を発行することによって対応してショックを時間的に平準化するという大原則を踏み外している。 実質的に会議を取り仕切る「庶務権」 さ
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