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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/joyce (6)

  • サッカー女子W杯で大健闘のイングランドと、目に余る「男子ならあり得ない」光景の数々

    <女子サッカーワールドカップで、準優勝したイングランド代表。女子サッカーの人気は高まり、発展を遂げたものの、まだ男子サッカーと比べるとあり得ないような扱いも残る> 8月20日に閉幕した女子サッカーワールドカップ(W杯)の最後に、奇妙な瞬間があった。準優勝したイングランドのゴールキーパー、メアリー・アープスがゴールデングローブ賞を受賞し、英BBCの解説者が、それでも彼女のレプリカユニフォームを買うことはできない、と今大会で何度目かの指摘をしたのだ。スポンサーのナイキは、大会中に商業的な理由からキーパーのユニフォームを発売しなかった(キーパー以外の選手のユニフォームは発売)。明らかに、男子サッカーならこれはあり得ないだろう。 イギリスでは今回、見ようと思えば女子W杯の試合は全て見られたが、ほとんどは「通常の」テレビ番組ではなくBBCやITV局のストリーミング配信。繰り返すが、男子サッカーならあ

    サッカー女子W杯で大健闘のイングランドと、目に余る「男子ならあり得ない」光景の数々
    ktakeda47
    ktakeda47 2023/08/30
    正直に言うと「潜んで」無くて、そうとしか見えないと言ってしまっているわ私。 "女子サッカーは独自の長所を持つ個別の競技というより、男子サッカーの劣化版のような考えが潜んでいる"
  • イギリス人がパブにも行かず自宅待機するのはある理由から

    ジョンソン英首相は3月23日に演説し、イギリス国民に事実上の外出禁止を呼び掛けた Andrew Couldridge-REUTERS <休校やスポーツイベントの中止、パブすら閉鎖におとなしく従うのは、ただひたすら「私たちの国民保健サービス(NHS)」を守るため> イギリス国民はほんの数日の間に、「平静を保ち普段の生活を続けよ(でも手はよく洗って)」という段階から「こもってパニックせよ」という段階に移行した。ちょっと前にはボリス・ジョンソン英首相が、自分は喜んで人と握手する(たとえそれが感染者のいる病院関係者であろうと)と話していたが、今となっては他人との身体的な接触は狂気の沙汰だと考えられている。サッカーやその他のスポーツ、学校も続行されるとされていたが......今では全て中止になった。 名勝史跡保存団体のナショナル・トラストは、この新型コロナウイルス危機の渦中で、人々が気晴らしに散歩し

    イギリス人がパブにも行かず自宅待機するのはある理由から
    ktakeda47
    ktakeda47 2020/03/26
    "わが国にNHSがあることは幸運であり、1945年に労働党に投票した偉大なる戦争世代の人々から受け継がれた機関であり、医師も看護師もその他スタッフも国民の健康のために無私無欲で貢献してくれている英雄"
  • 英総選挙、驚きの保守党圧勝を読み解くと

    ジョンソンの「ブレグジットをやり遂げる」というメッセージは労働党支持者にも魅力的に聞こえた(写真は議会前でブレグジット推進を訴える離脱派の人たち、10月31日) Toby Melville-REUTERS <12月12日の総選挙はジョンソン首相率いる保守党の大勝に終わった。なぜ労働党は労働者に背を向けられ、圧勝保守党も安泰とは言えないのか?> イギリスの選挙で「驚くような結果」が出たことに驚くのは、そろそろやめにしたほうがいいかもしれない。12月12日の英総選挙で保守党が勝つのは大方の予想どおりだったが、ここまでの圧勝になるとは誰も思っていなかった。 確かに、北部イングランドの労働者階級の人々で、今回生まれて初めて保守党に投票するつもりだと語る人が大勢いるという話は伝えられていたとはいえ、労働党の牙城だったイングランド北部・中部の「赤い壁」と呼ばれてきた地域が保守党の青色に塗り替えられたの

    英総選挙、驚きの保守党圧勝を読み解くと
  • ホンダ英国工場撤退で大騒ぎの不思議

    <3500人の雇用が失われるスウィンドンの工場閉鎖にイギリスは動揺するが、イギリスの雇用が絶好調なこと、経済構造が変化していることは注目されていない> 今日、大きなニュースが2つあった。1つはホンダがイギリス南部スウィンドンにある工場を2022年に閉鎖し、3500人が失職するというもの。もう1つは、イギリスの失業率が1975年以来で最低水準になっていることだ。 どちらが大きな扱いだったと思う? そう、ホンダだ。今日のニュースを見ていると、この決断を下した東京社からのリポートがあり、何人ものホンダ従業員がインタビューで将来への不安を口にし、イギリスにおけるホンダの歴史が紹介され、産業界リーダーや政治家たちが今回の件はブレグジットに原因があると批判し(ホンダは、撤退はブレグジットとは関係ないと言っているのだが)、スウィンドンの経済状況について報じられていた。スウィンドンは「ゴーストタウン」に

    ホンダ英国工場撤退で大騒ぎの不思議
    ktakeda47
    ktakeda47 2019/02/24
    3,500人の生活考えたら不思議でもないでしょ。それよりホンダが心配。に、日産と組んだら?🤣
  • 移民問題が「タブー」でなくなったわけ

    ここ数年、僕たちイギリスの国民は、一部の政治家からこんな寛大な言葉を聞かされてきた。移民について懸念するのは、決して人種差別なんかではないですよ――。 こんな「お許し」が出たのは、大きな変化だ。10年以上にわたり、多くのイギリス人が移民の大量流入に懸念をおぼえながらも、そんな心配を口にしようものなら非難されてきたのだから。僕の友人の1人も、大量の人々を外国から輸入するという事実上の「政策」をずばり批判したために、事あるごとに人種差別主義者だと非難されていた。 僕は、もっと慎重に発言するようにと彼をたしなめたこともあった。それに正直に言うと、数年前ならこのブログにこんなことを書くのすらためらわれただろう。 イギリス政治に関心のある人なら、2010年の総選挙でのあの出来事を覚えているかもしれない。当時のゴードン・ブラウン首相が遊説中、テレビカメラの前である熱心な労働党支持者の女性から移民問題に

    移民問題が「タブー」でなくなったわけ
  • 消えゆくパブとパブ文化を救え

    東京に住んでいたとき、銭湯がつぶれてしまったのを見ると、とても悲しかった。銭湯は驚くべき速さで数を減らしていった。 銭湯はそれぞれに個性を持っていると、僕は思っていた。単に堂々たる建物だとか、リラックス空間だとかいうだけではない。銭湯は人々が出会い、交流し、会話する場所だった。 最近になって知ったのが「境界域」という概念だ。境界域とは、普段の社会的な交流における限界のラインが、いくぶん拡大する場所のこと。銭湯がまさにこれに当たる。いつもなら目を合わせようともしない人々が、言葉を交わし始め、時には知り合いにさえなる(ひょっとして裸でいるせいなのかもしれないが)。 だから、僕のお気に入りの「2002年版銭湯マップ」を持って銭湯めぐりに出掛けたのに、銭湯があったはずの場所がぽっかり空き地になっていたり、味気ない新築マンションになっていたりすると当にがっかりしたものだ。 ■銭湯とパブは絶滅危惧種

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