ブックマーク / blog.blwisdom.com (7)

  • 痴漢のなぞ くねくね科学探検日記

    痴漢にはつねづね謎を感じていた。 それは、自分のこれまでの知り合いのなかで、誰一人として、痴漢をしそうな人間がイメージできないってことだ。これは、オレのコラムを読んでくれている人なら、かなり多くが賛成してくれるんじゃないかと思うんだ。 そもそも痴漢というのは、なぜそんな事をするか全くわからない。通勤通学の混雑のストレスフルな状況で、エロいことをしたいと思えること自体不思議だし、そもそも相手の嫌がることをやることがオレには理解できない。 痴漢を容認するような男性は、そもそも非常に少ないことは確かだ。 だいぶ前だけど、2ちゃんねるのどこかのスレで、一人が「男なら誰でも痴漢するだろ」みたいな事を書き込んだら、他の全員から一斉に攻撃されていたのを見たことがある。あの、露悪的なところがある匿名掲示板ですら、同意するものは一人も現れず、痴漢するやつなんて人間のクズだという意見しか出てこなかった

  • 時代の雰囲気というもの くねくね科学探検日記

    しばらく前からよく耳にする言葉の一つに、「未来の子供たちに負債を残すべきではない」ってのがあるよね。みんなきっと、この言葉を聞くたびに、それは確かにその通りだって感じてるんじゃないかと思う。 この「思い」をオレたちが妥当だと感じるのは、その前提として将来は決して今よりも良くならないに違いないって確信がある。利息のようなものがどんどん嵩んで、未来に行くほど事態は厄介になっていき、気楽な感じには決してなりっこないという感覚がある。それが、未来の子供たちの行く末を案じさせる。 これが時代の雰囲気、くうきなんだよね。 なにしろ日が今抱えている借金は莫大でコレってホントに返せるのって感じだし、極端な少子高齢化と人口減少が確実に進みつつある。 周りを見渡せば、絶望的な未来を予感させる材料は、ありすぎるくらいある。 でも、それは揺るぎない真実かというと、そうじゃない。 昔々、高度経済成長の

    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2013/11/01
    どうせ1000年後には使用済み核廃棄物はマスドライバーで太陽に投げ捨てられているだろう、的な。
  • 家事と林業と兵站(その1) くねくね科学探検日記

    この間、主婦歴20年の友人から面白い話を聞いたんだよね。 彼女は料理とかの家事をするのは大嫌いっていうんだけど、旦那さんが手伝おうとするのは、かえって邪魔になるので腹が立つってこぼしていた。 なんか、よさげな旦那さんみたいなのに、なんで腹が立つのかなと思って聞いてみると、仕事の手順というものに、まるで頭が働いていないんだそうだ。 家族4人の事を作るときにいちばん大事なのは、ようするに手際というか、手順をイメージすることなんだそうだ。 色々な作業を同時並行に進めていって、最後に全部が暖かいままに完成するように持っていく。まな板で何から切るにしても、肉や魚を先に切ると、まな板を洗わなきゃいけなくなる回数が増えるので、どういう野菜から切っていくかとか、洗い物が増えないようにするにはどういう手順にするかとか。 これのイメージさえきちんとできれば、あとは長年の慣れで誰でも普通に料理なんか

  • ニセ科学とか(その5) くねくね科学探検日記

    今の日で、非常に困ったことだなっておもう精神構造がある。 それは、ある人々に悪者のレッテルを貼り付けて、そうすれば問答無用、見境いなく「正義」の鉄槌を下して良いとする風潮なのね。 もう何十年も前からその傾向はあって、まずは医者、次に教師、今は役人を、メディアや世間は攻撃してきた。もちろん、こう言う人たちの一部には、悪い部分はあったのだけど、いったん悪者認定してしまうと、細部は全く顧みられずに、とにかくすべてをまるごと攻撃攻撃攻撃って感じ。ぜんぜん関係ない人まで巻き添えわしたりして。はっ、オレのことか( ・∀・ ) それで世界がよりよくなるなら良いんだけど、現実に、そういう正義の闘いによって、今の日は素晴らしい世界になっただろうか。 悪いものを取り除きさえすれば、良くなるってのはどこか考え方が間違ってると思うんだよね。 自分が正義の側について、正しいことをしているのだと信じな

    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2010/09/01
    ホメオパシー批判の主流は排除ではなく、正確な情報を語れというものだと思いますが。あと、ホメオパシーに対する効かないという意見はレッテルという属性によるものではなく、確認された事実かと。
  • iPad vs その他のスレートデバイス くねくね科学探検日記

    これから先、iPadの爆発的な売れ行きの影響もあって、似たようなコンセプトのハードウェアがどんどん出てくるのは確実だよね。海外ではすでにそれっぽいのが色々でているみたいだし、ソニーも年内には出すみたい。 こういう製品は、iPadに「勝つ」ことができるだろうか……。 なんて、まあ、こういう問題のたてかたは、それ自体見当違いなんじゃないかなあって思う。 なぜなら、これって生態学的な問題だからだ。 これから先、アンドロイドなどをベースにしたスレートデバイスが、iPadよりも安い値段でたくさん出て、市場の過半数、ひょっとすると8割とか9割がそういうもので占められていくんでないかとは思う。だけど、どれ一つとして、単独ではアップルの市場規模にはかなわないし、そのスレートデバイスの大半は、iPadよりはなんだか使い心地が良くないものになるってことになるんじゃないかな。 ジョブスの凄いところは、

    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2010/05/31
    UIについては、iPhoneOSで「スクロール」が不便なのをどうにかして欲しいと思う。BB2Cは独自UIでうまく解決しているが、ページスクロールが出来ないなんて物凄く不便なのに、なんで誰もそれを主張しないんだろう。
  • むかしむかし、アップルに二人のスティーブがいた頃 くねくね科学探検日記

    昔々、アップルに、ジョブスとウォズニャックという二人のスティーブがいたころ、その主力商品はApple][ だった。 Apple][ は、当時のまだパソコンという存在のイメージが固まりきっていない時代のパソコン的な機械の中では、群を抜いて高性能で、色々な可能性を感じさせて、おしゃれな製品だった。虹色のリンゴマークはあこがれだったね。その感じは、今のiPhoneiPad に重なるところがある。 このApple][ で最高に素晴らしかったのは、ハードウェアもBIOSやOSのような根幹のソフトウェアもフルオープンに公開されていたことだ。今から思うと同人誌みたいな冊子で、それらの情報の書かれたが色々売っていた。 だから、apple][上では、パソコンをただのおもちゃに過ぎなかった物から、仕事に使えるものに革新させるような、数々のイノベーションが起きた。最初の表計算ソフトビジカルクが作られ

  • 超博物学の時代 くねくね科学探検日記

    人の腸内には、海草を分解できる腸内細菌が棲んでいるっつー研究が、一週間前くらいにニュースになったよね。 http://mainichi.jp/select/world/news/20100408ddm002040037000c.html http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100407-OYT1T01456.htm これはフランスの研究で、日人12人中8人の腸内細菌の遺伝子の中から、海洋微生物しか持っていないはずの、海草の多糖類を分解する酵素(の遺伝子)が見つかったという研究。このような遺伝子は北米18人の腸内からは見つからなかった。 つまり、日人の腸内細菌の中には、海洋微生物の遺伝子を取り入れて利用しているものがいるんだけど、北米人のお腹の中にはそういうのはいないってわけね。 この研究自体は、それだけでほえーって感じのものだけ

    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2010/04/14
    ”腸内細菌の全種のDNA量はヒトゲノムのざっくり100倍”、”何故こんな事ができるようになったかというと、次世代シーケンサーと呼ばれる、高速のDNA読み取り装置が作られてきたから”/天冥の標のダダー
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