ブックマーク / natrom.hatenablog.com (11)

  • 加熱式たばこ可は完全禁煙ではない - NATROMのブログ

    以前、■べログで完全禁煙の店を検索する方法を紹介したが、今後はこの方法は実用的でなくなるかもしれない。 べログが『「プルーム・テック」を楽しめるお店特集』を行っている*1。「プルーム・テック」とは加熱式のたばこ用デバイスである。現状の法律下では個々の飲店が加熱式タバコを許可するのはかまわないし、べログがそういう店をリスト化して紹介するのも良いだろう。 問題は加熱式たばこ可の飲店も完全禁煙の条件下で検索結果に含まれてしまいうることである。以下は2017年12月10日現在、禁煙(分煙を含まず)の条件下で検索できた店の一例*2。 だいたい「メインフロア完全禁煙 個室喫煙可」ってなんだよ。それは完全禁煙ではなく分煙だよ。 加熱式たばこ可は完全禁煙ではない。そんなこともべログはわからないのか。加熱式タバコ可の店は完全禁煙の検索結果から外せ。 もともとべログの点数はあまり当てにしていなか

    加熱式たばこ可は完全禁煙ではない - NATROMのブログ
    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2017/12/12
    根拠を示さずに「そんなこともわからないのか」ワードで責めるなんてNATROMさんらしくない。それじゃニセ科学界隈のキレ論客と同じだよ。
  • 「化学物質過敏症って心因症なの?」に対するお返事その2 - NATROMのブログ

    ■「化学物質過敏症って心因症なの?」に対するお返事およびそのコメント欄の続きです。 このエントリーのコメント欄では、anan1477 さんと私以外の人のコメントを禁止します。他の人からコメントがあった場合は承認しないか、もしくは削除いたします。 2014年1月28日追記 ■「化学物質過敏症って心因症なの?」に対するお返事その2のコメントに、論と直接関係のないコメントを移動しました。 2015年9月1日追記 anan1477 さんのブログが以下に移転しましたのでお知らせいたします。 ■PARADOXES WHICH OCCUR IN OUR LIVES

    「化学物質過敏症って心因症なの?」に対するお返事その2 - NATROMのブログ
  • 「化学物質過敏症って心因症なの?」に対するお返事 - NATROMのブログ

    (化学物質過敏症全般については、■化学物質過敏症に関する覚え書きを参照のこと)。 エントリーはanan1477 さんによる以下のツイートに対する返信である。 https://twitter.com/anan1477/status/404266933136019456 anan1477 さん、リプライありがとうございました。私のお返事が必ずしもanan1477 さんのためになるとは限りませんが、誠実な訴えを受けて返事をしないのはこちらが不誠実になると考えました。 「心因症であれ、他の病気であれ、化学物質過敏症であれ、原因がはっきりしていて、治ってくれれば、ようは、それでいい」という意見にほぼ同意いたします(わずかに意見が異なる部分は、原因がはっきりしなくても治ればいいと私は思っている点です)。私の批判の対象は、化学物質過敏症の患者さんではなく、化学物質過敏症が超微量の化学物質で起こるとして

    「化学物質過敏症って心因症なの?」に対するお返事 - NATROMのブログ
    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2013/11/24
    意見を主張する技術に差がありすぎるというのが率直な感想。ananさんの主張は、個人的体験の集合を元にしているし。
  • 血液型と性格の関係を否定するまずい論法について - NATROMのブログ

    血液型と性格には強い*1関連があるという主張がある。血液型性格判断あるいは血液型占いと呼ばれている*2。こうした主張には科学的根拠はない。詳しくは■遺伝学からみた血液型性格判断で論じた。ニセ科学を論じる上では「定番」となっている話題である。さて、 ■血液型占いにすっかり洗脳されている皆さまの目を覚ます呪文について | More Access! More Fun! というエントリーが注目を集めている。このエントリーでは『女性誌やテレビを中心に蔓延している「血液型占い」は真っ赤な嘘である』と主張されており、その結論には概ね同意はできるが、結論を導く過程においていささか難があるように思える。「血液型占い」が真っ赤な嘘であるとしても、不適切な論法で批判するのはまずい。ここでは、かのエントリーのどの部分が不適切であったのか説明することとする。 アフリカアメリカ人にA型が多いことは血液型占いが間違っ

    血液型と性格の関係を否定するまずい論法について - NATROMのブログ
    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2013/07/03
    元記事でもやっと感じていた不満点についてNATROMさんが突っ込んでくれた。特に脳に入らないから性格に影響しないってとこ。
  • 「疑似科学ニュース」の「福島の甲状腺癌の変な^2話」 - NATROMのブログ

    福島県の小児の甲状腺がんをめぐる主張は入り乱れている。やや乱暴であるが、大雑把にまとめると以下のような流れであると私は理解している。なお、ここでは、有病割合=「単位人口当たりのスクリーニングで発見された有病者数」、罹患率=「単位人口年当たりの自覚症状を呈して医療機関に受診し診断された患者数」と定義する*1。 2013年2月の段階で、0歳から18歳の福島県の調査において、約38000人中、3例の甲状腺がんが確定し、さらに細胞診陽性者を含めると10例の甲状腺がんあるいは疑い例が認められていた。一方で、小児の甲状腺がんの罹患率は1人/100万人。以下のような不安な声が出てくるのは十分に理解できる。 (1)「有病割合=3〜10人/4万人」は「罹患率1人/100万人」よりかなり多い。甲状腺がんは有意に多発している。 ただし、少し考えればわかるように、スクリーニングで見つけ出してきた癌は、症状が生じて

    「疑似科学ニュース」の「福島の甲状腺癌の変な^2話」 - NATROMのブログ
  • 「虚構体系」の効果 - NATROMのブログ

    twitterにて、「針灸やホメオパシーは、先生の話や、そのよくできた虚構体系によって、治癒する可能性」があるのではないか*1という議論があった。yonemitsu(米光一成)さんの主張は、ホメオパシーそのものに効能がないことには同意しつつ、「おまじない」として効果があるのではないか、「おまじない」の効果を検出できない二重盲検法で「効かない」と判断するのはフェアではないのでは?、というものである。■Togetter - 「西洋医学VS虚構体系(←大雑把です)論議」でも議論は読めるが、yonemitsuさんのブログがまとまっているので引用する。 ■こどものもうそうblog | 松永肇一「ホメオパシーと知恵の輪」を読んで考えた で、ぼくは、ホメオパシーや鍼灸などの民間療法のキモは「長年かけて築いてきた虚構体系が効く」という点だと思う。 単純に言っちゃえば「おまじない」だ。でも、それが効くために

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  • 木村盛世医師と口蹄疫 - NATROMのブログ

    厚生労働医系技官で医師でもある木村盛世氏の著作(厚労省と新型インフルエンザ)は読んだことがある。木村盛世氏の主張に賛同はできない部分もあるし、やや危ういところもあるように思われたけれども、それでも読む価値のあるであった。また、木村盛世氏はブログやtwitterで積極的に発言している。情報を発信していることは高く評価されるべきである。ときにおかしな発言があったとしても、情報を発信しないよりましである。この点を踏まえた上でなお、最近の木村盛世氏の口蹄疫に関する発言には疑問がある。一例を挙げよう。口蹄疫の発生源について、「風に乗ってきた可能性が強い」という発言をされた*1。 前回もそうだが広島などからでなく宮崎、ということは風に乗ってきた可能性が強い。 確かに、「口蹄疫ウイルスは,陸上では60km,海上では250kmもの距離を風で伝播すると指摘されている」*2。なるほど、現時点で風に乗ってきた

    木村盛世医師と口蹄疫 - NATROMのブログ
    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2010/05/29
    もはや情報源でなく、ウォッチの対象
  • 血液型の話をすることくらいはいいのか? - NATROMのブログ

    ある特定の対立遺伝子Aを持つ人は、将来、癌に罹る可能性が高いとしよう。ある人が遺伝子Aを持っているという理由だけで、就職を断られることがあってもよいだろうか?新入社員を採用する際に、遺伝子Aを持っているかどうかを調べることを義務付けている会社があってもよいだろうか?これは、ほとんどの人が、遺伝子差別であり、許容できないと考えるであろう。では、このような遺伝子差別がある社会において、酒の席で「そういや、お前、遺伝子Aは持っているの?」と尋ねることは許容できるか?「私は差別するつもりは毛頭ない」と断った上でなら、遺伝子Aについての雑談を公的な場で発表することは許容できるであろうか? エントリーのタイトルを見たら、私が何を言いたいのか、読者の方々はわかっておられると思う。血液型が性格と強い関連を持つとする仮説は既に否定されているが、よしんば血液型と性格に関連があったとしても、血液型について安易な

    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2010/03/27
    昔なら兎も角、血液型と性格に相関関係なしというデータが有名になってきている現代において血液型の話を聞いて育ってそれをまるごと信じて人事などで使う馬鹿は、心配するほど実在するんだろうか?
  • 呪術医療の実践と問題点 - NATROMのブログ

    「地下生活者の手遊び」にて、呪術性を利用した医療について論じられている。 ■呪術の建設的利用法(地下生活者の手遊び) 小児科なんかではコスプレやメイクが有効かもしれにゃー。ピカチューの着ぐるみを着た医師が「治してあげるよピカー」などといってあげればガキの軽微な症状は結構なおるだろにゃ。 こうですね、わかります。 どれ、俺が治してやろうピカー 冗談はともかくとして、呪医の利用については、2ちゃんねるの医師板でも以前より提案されていた。 ■僻地医療の自爆燃料を語る23 497 名前:卵の名無しさん:2006/06/08(木) 02:03:11 ID:jRBPhHyv0 僻地医療に話を戻すとして、解決策は医師の輸入しかあるまい。 僻地限定で外国人医師解禁。 東南アジアの医師はエリートで日になんか来ないって? もっと世界に目を向けようよ。いるだろ?僻地医療のエキスパート 達が。 アフリカから呪術

    呪術医療の実践と問題点 - NATROMのブログ
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    ku__ra__ge 2010/01/21
    「治してあげるよピカー」の大人版が、理想的なホメオパシー治療なんだと思う。ただ残念ながらホメオパシーという名前は、信用無い呪術ラベルが貼られたのでもう駄目になってしまっている。ラベルは法で保護すべき。
  • 消費生活センターのリーフレットにクマー登場 - NATROMのブログ

    日の朝日新聞の地方面より。 2009年11月10日の朝日新聞朝刊より引用 記事によれば、『同センターでは啓発に使える予算が限られており、新しいキャラクターを作ると当たりはずれが大きいため、安く若者にアピールする方法はないかと若い職員にアンケートをとった。その結果、誕生したのが、おでこに「消」の文字が入った「消費生活グマ」だ』とのこと。確かに安くあがるものの、果たして若者にアピールするかどうか。一部の層にはアピールするかもしれないが。 「トラブルに注意してクマ」とか言いつつお前釣られとるやないか、と思ったが、元のリーフレットには、「みんな,こんなふうに釣られないように,これを読んでほしいクマ。」とあった。 福岡市消費生活センターのサイトの啓発リーフレットから引用 ちなみに悪質商法編はこんな感じ。 福岡市消費生活センターのサイトの啓発リーフレットから引用 リーフレットには、 ※ 消費生活グマ

    消費生活センターのリーフレットにクマー登場 - NATROMのブログ
    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2009/11/11
    共有著作物の扱いのお手本になりそうな事例。ここで権利を主張すると終わることは過去の事例で明らかです。
  • ナイチンゲール曰く、「ホメオパシー療法は根本的な改善をもたらした」 - NATROMのブログ

    ホメオパシーは「同種療法」とも訳され、さまざまな物質を限りなく薄く希釈することで治療効果が得られるとされている代替療法の一種である。ホメオパシーで処方される「丸薬」は、原料の物質を1分子も残っていないほど希釈したのちに乳糖もしくは蔗糖にしみ込ませて作られる。通常の薬理学的見地からは、ただの「砂糖玉」と変わらない。臨床的にも効果はプラセボと変わらない。そんなわけでホメオパシーは「由緒正しいニセ科学」とみなされている。 さて、とあるブログ経由で、ナイチンゲールがホメオパシーに言及していることを知った。なんでも、「ホメオパチー療法は素人女性の素人療法に根的な改善をもたらした」のだそうだ。「この用薬法はまことによく出来て」いるともある(強調は引用者)。ナイチンゲールがホメオパシーについて言及した"Notes on Nursing: What it Is and What it Is Not"(看

    ナイチンゲール曰く、「ホメオパシー療法は根本的な改善をもたらした」 - NATROMのブログ
    ku__ra__ge
    ku__ra__ge 2009/08/11
    随意的な引用に騙されるなの巻
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