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ブックマーク / junmitani.hatenablog.com (16)

  • 筒型の大型オブジェ - みたにっき@はてな

    来月に、神戸で講演させていただく機会をいただき、それに合わせて、折り紙作品の展示もさせていただけることになりました。 会場がとても広いので、大型のオブジェの展示も。という提案をいただき、高さが2メートルほどの筒型の折り紙作品を作ることにしました。 完成イメージとなる模型が下の写真。 1枚の紙で作れる形なのですが、展開図は幅1.4メートル、長さ6メートルほどになります。 さすがにこれだけの大きさの紙は用意できないので、結局ダンボール板で、各面を切り出して貼りあわせることにしました。 仕上げた後だと持ち運びができないので、部品を持って行って、現地で組み立てることになります。 ぶっつけ番では心配なので、そもそも形として成り立つのか、自重で壊れないか、などを確認するために、まずは試作をしてみることにしました。 ↓で、実際に作ったものがこれ。各部品を(数時間かけて)切り出して、ガムテープで貼りあわ

    筒型の大型オブジェ - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2013/11/23
    2m!の、筒型!の、折り紙!!
  • ボロノイ折り紙 - みたにっき@はてな

    先日、Webで公開している「折り紙研究ノート」で、平織りに関する解説を公開しました。 (この内容は日折紙学会の研究会でもちょっと紹介したいと検討中。日図学会の連載記事でも紹介される予定です。) ↑こんな感じで、正方形などの正多角形を規則的に並べることで、ねじり折り要素をタイリングすることができます。 解説の中では、Robert J. Lang氏と Alex Bateman 氏の研究によって、正多角形でないタイルであっても、「縮小と回転」で平坦に折りたたむことができるケースがあることが示されていること、そして、ボロノイタイリングが、その条件を満たすということを紹介しました。 下の図のように、適当に作られたボロノイ図でも、ボロノイ領域を縮小・回転させることで、平坦折りできる展開図になります。不思議。 これまでに、驚くほど見事な平織り作品を数多く創作してきた Eric Gjerde 氏も、ボ

    ボロノイ折り紙 - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2013/05/17
    精緻。
  • 日本折紙学会 会員特別配布資料 - みたにっき@はてな

    折紙学会では、会員だけを対象として毎年度末に特別資料を配布しています。 普通の折紙のには収録されていないような、折り工数の多い複雑な折紙作品の折り図や、折紙に関する論文、折紙の展開図(山折り谷折りの線図)などが収録され、この資料を目当てに会員になられる方も多いようです。 (過去の配布資料の一覧はこちら) 第23期になる今回、神谷哲史さんの折り図「スティラコサウルス」とともに、私の折紙の展開図集を収録していただきました。 Flickrで公開している作品から13点を選び、その展開図を収録しました。 表紙は次のような感じ。 (PDFファイルはこちら) 見として、その中の1つは次のような感じです。 (PDFファイルはこちら) 破線が谷折り、実線が山折りです。印刷面が内側に来るようにするには、この逆にします。 円筒に凹凸をつけて壺のような形にしているので、折った後に開かないように長方形の両端

    日本折紙学会 会員特別配布資料 - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2013/04/14
    あとでうっとりする
  • 折り紙アニメーション - みたにっき@はてな

    これまでに作ってきた立体折り紙の多くは「剛体折り」できないものばかりです。 これはつまり、紙が伸縮せず、折り線の位置は変化しない、という「変形しない面が蝶番で連結されたモデル」で表現された場合には、開いた状態と折った状態の間を連続的に変形させることができない。ということです。 そのため、これまでによく「開いた状態と閉じた状態の間をアニメーションで見たい」という要望をいただきましたが、単純な方法では実現することができませんでした。 去年に 21_21 DESIGN SIGHTで展示を行った際に、CGアニメーションを上映させていただきましたが、これはビジュアルデザインスタジオのWOW社の優れた技術力によって1つ1つ手作業で制作されたものでした。 ところで今回、「折り線の位置は変化してもよい」ただし「紙の形と大きさは変化しない」という条件のもとで、アニメーションを自動生成することができたので、さ

    折り紙アニメーション - みたにっき@はてな
  • 折り紙作品集2010,2011 - みたにっき@はてな

    早いもので2011年も折り返し地点です。 ここ1年くらいで、たくさんの折り紙作品を作ってきたので、代表的なものを1つのPDFファイルにまとめてみました。 8.9MBとサイズが大きいのですが、よろしければご覧ください。 ■ http://mitani.cs.tsukuba.ac.jp/dl/2011/artwork_portfolio_mitani_2010-2011.pdf

    折り紙作品集2010,2011 - みたにっき@はてな
  • 立体折り紙のワークショップ - みたにっき@はてな

    昨日、21_21 DESIGN SIGHTにて立体折り紙のワークショップを行いました。 12月ということで、下の写真のようなクリスマスオーナメント用のアイテムを3種類つ作りました。 いずれも拙著「ふしぎな球体・立体折り紙」に収録されている形なのですが、真っ白い紙でつくって紐を付けると、それなりに綺麗に仕上がります。 定員は20名としていましたが、その4倍を超える応募をいただき、急きょ定員26名×2回の開催となりました。 各回90分の枠で、私の研究の紹介とオーナメントの制作を行いました。 ありがたいことに「ふしぎな球体・立体折り紙」を出させていただいている二見書房の社員の方(これまでに膨大な数の立体折り紙を作ってきた熟練者)が参加者の制作をサポートしてくださり、参加者の全員が無事にオーナメントを完成させることができました。 あらかじめ、型紙には折り線をミシン目状に加工しておいたので、その準備

    立体折り紙のワークショップ - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2010/12/11
    クリスマスオーナメントに使える立体折り紙と展開図。かわいい!
  • 「REALITY LAB――再生・再創造」展 - みたにっき@はてな

    東京ミッドタウンにある 21_21 DESIGN SIGHTというギャラリーにて、11月16日から12月26日までの期間、折り紙作品およびそれに関する映像の展示をさせていただくことになりました。21_21 DESIGN SIGHT には、これまでに何回か展示を見に行ったことがありましたが、このような素晴らしい場所で展示を行わせていただける機会が訪れようとは思ってもみなかったことで、今現在、まさに身が引き締まる想いで準備を進めさせていただいています。これまでにお世話になった方、そして今、準備のためにご尽力いただいている多くの方に、この場を借りて感謝申し上げます。 今回の展示会は「REALITY LAB――再生・再創造」展という企画展で、全部で8件の展示作品があり、その中には三宅一生氏による新作の衣服の展示もあります。 今回の三宅一生氏による新しい衣服のデザインにおいては、その基パターンに折

    「REALITY LAB――再生・再創造」展 - みたにっき@はてな
  • 立体折り紙メイキング - みたにっき@はてな

    これまでに作ってきた立体折り紙はA4またはA3サイズの紙に収まる大きさで、比較的小さなものが多かったです。 この夏に、少し大きめの折り紙作品を展示することになり、A2サイズの紙を使って、実際に作品を作ってみました。 小さい作品は両手に収まるのでだいぶ自由に操れるのですが、大きなものだと手に余ってなかなか大変。苦労しました。 今回、作っている様子をビデオカメラで撮影したので、そのメイキングムービーをYouTubeにアップしてみました。 結構時間がかかったので、それぞれ5倍または10倍速にしています。 折り筋をきちんと付けるまでは簡単な作業。そのあと、きちんとまとまった形に仕上げるのが至難のわざですが、最終的に、いっきに出来上がるのはなかなか爽快です。

    立体折り紙メイキング - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2010/06/03
    最後、一気に立体に組み上がるところが気持ちいい……!
  • 続々 折り紙パズル - みたにっき@はてな

    がんばって複数の問題を作ってみました。 問題:直線を山折りまたは谷折りに折って、平らに折りたたんでください。 問題に含まれる折り線の数は、それぞれ順番に8,15,18,24,26,29,32,44です。 折り線の数が多いほど難しいと言いきることはできませんが、一つの指標にはなるでしょう。 簡単なものから順番にチャレンジしてみるといいかもしれません。 それぞれのPDFファイルは、以下のリンクからダウンロードできます。 問題(折り線8) 問題(折り線15) 問題(折り線18) 問題(折り線24) 問題(折り線26) 問題(折り線29) 問題(折り線32) 問題(折り線44) 問題作成は、次の手順で行いました。 (1)ランダムに内部頂点を配置する (2)ドロネー三角形分割をする (3)頂点に接続する折り線の数が偶数になるように調整する (4)局所平坦折り条件を満たすように頂点の位

    続々 折り紙パズル - みたにっき@はてな
  • 折り紙パズル - みたにっき@はてな

    平坦に折りたたまれる、(単純なパターンの繰り返しでない)折り紙の展開図を作図することはなかなか難しいことです。 研究の過程で、たまたま平坦に折りたためる展開図ができたので、ここで公開します。 上の展開図は、直線で折ると平坦に折りたためます。 と言っても、山折りと谷折りの区別が無いので、どちらに折るかは展開図を見ただけではわかりません。 試行錯誤で決定する必要があります。 簡単なようで、結構難しいです。 僕は、うまく折りたためたときには「できた!」と声に出してしまいました(^-^ ちょっとしたパズルとして楽しめます。 PDFファイルをこちらに置きましたので、是非遊んでみてください。 繰り返しになりますが、結構難しいです。30分くらいかかるかな? 15分くらいでできたら素晴らしい!

    折り紙パズル - みたにっき@はてな
  • 舘知宏氏の「建築折紙」のすごいところ - みたにっき@はてな

    東京オペラシティタワー内のICCにて、2月28日まで開催されている「可能世界空間論」という展示を見てきました。 目的は舘知宏氏の「建築折紙」。 今日は、作者らによるプレゼンテーションとディスカッションもあり、いいタイミングで見に行くことができました。 さて、舘氏の展示の内容ですが、今回は次のような3つのテーマに沿った作品がディスプレイされていました。 スタンフォードバニー、ユタティーポットなど、三角形メッシュモデルを対象とした折紙作品群とその展開図。スタンフォードバニーを制作している様子のムービーも。(作品紹介) 2.5m四方程の大きな剛体折り紙体験用の展示と、3DCGによるムービー。 (YouTubeのムービー) ミウラ折りをベースとした幾何パターンに対する、平坦折り可能性を維持したままの変形操作を行える、体験型のソフトウェア展示。実際に作られた作品例も。 (YouTubeのムービー)

    舘知宏氏の「建築折紙」のすごいところ - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2010/02/07
    こちらの展示(http://bit.ly/7Ebd8S)に関連して、「建築折紙」の解説。/"つまり、あらゆる形を1枚の紙で作れることを示したことになります!" うわあすごすぎてよくわからない!
  • 球体折り紙 - みたにっき@はてな

    今までにたくさんの立体的な折り紙作品を作ってきましたが、やっぱり球のような幾何的にシンプルな形をベースとしたものが綺麗と思います。 襞の数は下の例のようにいくらでも調整できるのですが、紙の厚みや、折ることの難易度から、16枚くらいがちょうどいいようです。 今までにいくつか作ってきた、この16枚の襞を持つタイプの球体折り紙を並べて撮影してみました。 大きな写真はFlickrで。

    球体折り紙 - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2010/01/28
    曲線美。彫刻みたいだなああー
  • 折紙の研究って? - みたにっき@はてな

    以下、先ほどTwitterでつぶやいた内容のまとめ。 「折紙の研究って、実際問題、何を研究してるの?」と疑問に感じる人も多いと思うので、いくつかつぶやいてみます。 「折紙の設計技法」目的の形を1枚の紙を折って作るにはどうすればよいか?というのを考えます。ボックスプリーツを用いた設計、サークルパッキングなどと呼ばれる技法が考案されています。コンピュータによる設計もある程度できるようになっています。 「剛体折紙」折紙の、紙を鉄板、折り線をヒンジで置き換えた場合に、はたしてそれは折りたたむことができるか、ということを考えます。実際に工業製品や建築物を作る上で重要な問題になります。 「曲線折紙」曲線・曲面を含む折紙の設計技法については、まだほとんどわかっていません。2008年のSIGGRAPHで「Curved Folding」という論文が発表されましたが、その設計方法については、ほとんど言及されて

    折紙の研究って? - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2009/11/26
    折り紙の研究がどんな分野に生かされているのか。折り紙研究者による解説。わくわくする!
  • Amazonでの予約受付開始 - みたにっき@はてな

    拙著「ふしぎな球体・立体折り紙」の予約販売がAmazonで始まったようです。 発売は11月16日となっており、少し先のようですが、ご興味をお持ちいただけた方は購入をご検討いただければ幸いです。 今までにないタイプの書籍なので、どの程度の反響があるか大変気になりますが、工作やペーパークラフト、そして折り紙にご関心のある方には、実際に手にとって楽しんでいただけるものと自負しております。 追記10/26: 購入前には実店舗でお手にとっていただいて、内容を確認の上でご購入いただくのが一番誤解が無いと思いますが、Amazonの書籍紹介だけではわからない重要な点について、こちらで補足させていただきます。 書には下の写真の21の作品を折ることができる、展開図が印刷された専用の用紙がついています。これを切り離して、折り線の指示に従って山折りと谷折りを行うことで作品が完成します。 専用の用紙は切り離して使

    Amazonでの予約受付開始 - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2009/10/25
    「ふしぎな球体・立体折り紙」11月16日発売/ふ、ふおおおおおおぉ。
  • 折紙プレゼント - みたにっき@はてな

    研究室紹介に訪れてきてくれた方にプレゼントしようと作成。 当は、型紙を配って「自由に作ってね」としたかったのですが、あまりに難易度が高いので、作ったものを差し上げることにしました。 地道な折り作業でした。。 かなり個数に制限があります。

    折紙プレゼント - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2009/07/24
    きれい。これ、暖めればきっと何か生まれる。真ん中の列のは、馬に羽が生えてるような生き物が生まれるに違いない。
  • 立体折紙 - みたにっき@はてな

    有り難いことに、立体折紙の展開図集を書籍として出版させていただける目処が立ちました。 そのようなわけで、ここ最近はコツコツと収録用の作品を試作していたわけですが、これがなかなか大変な作業でした。 コンピュータでパパッと設計できて、展開図も自動的に生成できるので、簡単なものだと考えていましたが、実際はそんなに甘くなかった。。 形、作りやすさ、サイズ、バリエーションなどを考慮し、やさしいものから徐々に難しいものにチャレンジしていく構成にするなど、 考慮すべき点が多く、予想以上に試行錯誤の作業が発生しました。 日になって、どうにかこうにか収録作品が一通り準備できたところです。 で、試作品が部屋に溢れかえって、どうしたものか思案に暮れています。 とりあえず、えいやと山積みにして写真を撮ってみました。 (大きい写真はFlickrにアップしてあります。) これからそれぞれの作品の作り方の説明を執筆す

    立体折紙 - みたにっき@はてな
    kubohashi
    kubohashi 2009/07/03
    きれい! 丸いぼんぼりみたいなやつ折りたいなあ。折り紙練習しながら待ってます。
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