2023.04.08 ふりかえりカンファレンス2023 https://retrospective.connpass.com/event/266892/
![こうしてふりかえりは終わってしまった / A Demise of a retrospective](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/60ce21d43e82df1c6633a2f42b016a93258f83eb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Fd51ff67d1c584610b2d3c610b7b20701%2Fslide_0.jpg%3F25150861)
「アジャイルリーダーシップは、これからのリーダーシップです」 変化の速度が速まり、また、複雑化した現在のビジネス環境に適応し、価値を創出し続ける組織であるためには、旧来的ではない、新たなリーダーシップが必要になる。 こう説く書籍『アジャイルリーダーシップ』が2022年秋に刊行されました。著者であり高名なアジャイルコーチであるZuzana Šochová(ズザナ・ショコバ / @zuzuzka)さんは、自身の経験と多くの情報を融合し、変化に適応するアジャイル組織を形作るうえで重要な要素である、アジャイルリーダーシップを具体化し、それを体現するために必要なコンピテンシー(行動特性)やエクササイズを同書にまとめました。 書籍で語られる、アジャイルリーダーシップの価値はどこにあるのか、組織内で浸透させるための課題は何か、いかにして現場で発露するか。こうした「アジャイルリーダーシップの実践」を、同書
EC事業部チーフテクニカルリードのけんちゃんくんさんです。 GMOペパボでは、新しいプロジェクトが始まるときや何かの節目に、チームビルディングの手法としてドラッカー風エクササイズや、それをカスタマイズしたワークショップを実施しています。今回は、そのワークショップの中身と、ファシリテーターとして気をつけていることをお伝えします。 ドラッカー風エクササイズとは ドラッカー風エクササイズは、アジャイルサムライの著者であるJonathan Rasmusson氏が書籍やブログで紹介しているチームビルディングの手法です。4つの質問に全員が答えることで、相互理解の促進と期待のすりあわせという効果があり、特にプロジェクトの開始時や新メンバーを迎えるときに効果的であると言われています。 4つの質問 「4つの質問に答えるだけ」と書きましたが、質問の内容はなかなかハードです。 自分は何が得意なのか? どういうふ
Spotify は、世界で最大かつ最も人気のあるオーディ オストリーミング サブスクリプション サービスであり、推定ユーザー数は 2 億 8600 万人です。Spotify の成功は主に、作業を整理してチームのアジリティを高めるという同社独自のアプローチによるものです。Spotify のエンジニアリング チームがアジリティの向上を目指して作業を進める際、自らの経験を文書化して、世界に公開し、最終的に多くのテクノロジー企業が作業を整理する方法に影響を与えることになりました。これは現在では Spotify モデルとして知られています。 Spotify モデルは、文化とネットワークの重要性を強調する、アジャイルをスケーリングするための人間主導の自律的なアプローチです。このモデルは Spotify やその他の企業が、自律性、コミュニケーション、説明責任、品質に重点を置くことで、イノベーションと生産
昨日、インセプションデッキの解説を翻訳したのですが、令和にもなったので今風なインセプションデッキのテンプレートを作ってみました。 きっかけ 登場してから10年以上経ち、市民権を得たインセプションデッキですが、「書き方がよくわからない」という相談が結構多く、一緒に作成していると「ちょっとこれはわかりにくいかもなぁ」とか「ちょっとこれは今の現場に合わないなぁ」とか「スライドの順番がいまいちなのかなぁ」と感じることもしばしば。 そこで、内容を整理して、今風にしてみたのが今回紹介する令和版インセプションデッキです。デッキはGoogleスライドで公開しています。 『アジャイルサムライ』だと、「第4章 全体像を捉える」、『第5章 具現化させる』にわけて分類されてるので、ここでも、 前半: 全体像を捉える(スライド7枚) 後半: 具現化させる(スライド7枚) に分類しました。 はじめのスライドから順番に
これは Chatwork Advent Calendar 2日目のエントリです。 また、このエントリの公開日翌日に開催される"だいくしーのスクラムBar #1" で取り扱うテーマについての詳細な解説記事も兼ねています。 chatwork.connpass.com スクラムマスターって何をする人なの? 本項ではこれについて少し考えてみたいと思います。また、ぼく自身が普段どういうことを考えながらスクラムイベントや、その他の仕事をしているか、なども書いてみようと思います。 スクラムマスターは、ソフトウェア開発に関する他の職種と比べても、具体的な職務内容がわかりづらい役割なのかな、と思います。少し乱暴な言い方をしてしまうと、デザイナーがいなければデザインはできないし、プログラマーがいなければアプリケーションコードを書くのはとても困難です。しかし、スクラムマスターがいなくても別に開発はできます。 そ
Regional Scrum Gathering Tokyo 2022 Room C 14:00-14:45
RSGT2020が1/8~10に開催された。 昨年は楽しかったの一言に尽きたが、今年はとにかく考えさせられた。 というのも、私にとってここ2~3年のテーマだった、Agile × マネージャーというドンピシャなキーノートがSahotaさんよりあったためだ。 confengine.com 本記事では、このキーノートに焦点をあてる。 マネージャーを否定してはいけない Sahotaさんのセッションで最も印象に残った言葉が、「組織を変革させるとき、誰も取りこぼしてはいけない」というものだ。 私がBas(LeSSの提唱者)の認定スクラムマスターの研修に参加したとき、どんな役割を今やってますか?と質問された。 私はそのときScrumを推進する人ではあったが、Scrum Masterではなかった。なぜなら、私の行う役割にはエンジニアの評価やエンジニアの採用も入っていたからだ。 そのときはEngineeri
自分の生産性と組織の生産性を向上するための8つの習慣とは? アジャイルやDevOpsなど新しい考え方や技術を海外から導入しようとする際、日本の企業は技術に重点を置きながら取り入れる傾向があります。 しかし従来の、技術のみを重視した方法で取り入れるとうまくいかないことが多くあります。アジャイルやDevOpsは技術的なものの集まりだけではなく、西洋文化を背景とする「マインドセット」も内包しているからです。 アジャイルとDevOpsの導入を成功させるためには、欧米で成功している企業のマインドセットに基づいている8つの習慣を取り入れる必要があります。 この今回は8つの習慣を説明し、参加者の組織の状況についてディスカッションしていきます。その中で、8つの習慣を個人としてどのように実施できるかに追求し、自分が属している組織に実施する方法に関しても話します。Read less
開発担当者と運用担当者が一緒に協力し、迅速に開発、リリース、フィードバックを回すことでビジネスを成功に導いていくという「DevOps」。もともとはFlickrやFacebookなどコンシューマ向けのオンラインサービス企業から登場した考え方ですが、いまではIBMなど企業向けのソフトウェア開発でもDevOpsを用いるベンダが登場してきています。 そのDevOpsで重要なのが、開発も運用も誰もが協力し合うというカルチャーを作り上げていくこと。Webサイト Agile Web Development&Operationsの記事「DevOps Anti-Patterns」では、これをやるとDevOpsが失敗するというアンチパターンを3つ挙げています。 3つのDevOpsアンチパターン アンチパターン1:コミットが“完了”/Committed is “Done” メンバー全員がタスクを終了させるとはど
プロジェクトデザインパターンを読んだ。内容は企画に携わる人向けなんだけど、ちょっと言葉を変えると、エンジニアとしても「わかる!」って感じで読んでてワクワクした。良かった。 ということで「そういえば、チームづくりのサポートをするときに、ある程度パターン化してるものが僕の中にもあるなー」と思ったので、それっぽく書いてみる。 立ち止まる時間 やることが多すぎてチームが疲れている。 その状況において 少しでもタスクを早く終わらせてチームに余裕を作りたい!と、手が空いたメンバーに対して五月雨式にタスクをアサインしていると、メンバーは終わりが見えなくて疲弊してしまう。そして、効率良く作業をするほうが損をしているように感じてしまう。 そこで 5または10営業日の短い期間で区切り、その期間で終わらせるタスクを前もって共有しておく。その期間の終わりにはチームで時間を取って、何を終わらせることができたかを振り
スタートアップの企業文化 (Startup Culture) についてのスライドです。 企業文化やビジョンをスタートアップの初期から気にするべきかどうかは悩ましいところですが、Y Combinator の Jessica Livingston のいうとおり、企業文化はその設立当初から自然と育っていってしまうものだなと 2, 3 人のスタートアップを見てても思います。であれば、初期から考えるためのある程度の情報はあっても良いのかなと思い、今回スライドをまとめました。 企業文化はかなりソフトな概念なので、そもそも把握しづらい上に何が良くて何が悪いのかも分かりにくく、さらに簡単に変えたり作り上げたりできるものではありません。それに加えて、良い(望ましい、心地の良い)企業文化があるからといって、その企業の成功が約束されるわけではありません。 ただ様々な研究を見てみても、良い企業文化は生産性向上や採
遂に、師走となりました。1 年を振り返る時期がやってきましたね!年末は、その年の出来事を追想する時です。私たちのチームでは、各メンバーが次のようなことを考えます。 上手くいったことは何か? 自分は、何を達成したか? 自分のどのような点を更に改善していきたいか? 今年できなかったことで、来年やりたいことは何か? そう、12 月は 1 年の出来事を追想する ふりかえり (これが、カッコいいアジャイルの言い方です) の時期です。 ふりかえり とは、スプリント、イテレーション、あるいはリリース後に行われるミーティングを指します。これによって、アジャイルチームが学習・成長して、製品文化と開発文化をより一層向上させる機会を得られます。また、成功点と再発する問題点に焦点をあてることで、チームがプロセスを継続的に向上できるようになります。私たちは、チームの ふりかえり にかける時間を、大体 1 時間に設定
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