砂糖を減らすと、自閉症の症状が軽くなる可能性が、世界トップクラスの精神分野の国際誌で報告されている。 米国疾病対策センター(CDC)の研究グループが、モラキュラー・サイカイアトリー誌で2015年6月9日に報告した。 社会を避けたり反復行動に陥ったり 自閉症は、専門的には症状が多様なので、虹のスペクトラムになぞらえて、専門的には自閉症スペクトラム障害と呼ばれる。 見られる状態としては、社会の仕組みを守ることを避けたり、反復行動に陥ったり、コミュニケーションに障害を起こしたりするというもの。 研究グループは、自閉症スペクトラム障害と診断された人の数は過去20年間で劇的に増加していると説明している。世界中の人口の2%に見られるなどとも説明されている。 食生活の変化も要因?! 複数の要因が組み合わさって起こる発達障害の一種と位置づけられている。 いくつかの遺伝子が関連していると分かっており