JASRACなど85の著作権団体で構成された『Culture First』が、パソコンやHDDレコーダーなど音楽や映像の複製に使える製品から、幅広く私的複製補償金を上乗せして徴収できる仕組みを作るべきだと国に提言したそうです。 私的複製補償金で著作権団体が提言 NHKニュース(2013/11/14) ようするに、ボクらが今使っているパソコンやスマートフォンなどに搭載されているフラッシュメモリ・ハードディスクのすべてから補償金を取りたいと主張しているのです。 一体、何を言っているのでしょうか。 録音や録画ができるとは言え、すべてのフラッシュメモリ、ハードディスクがそれに使われるわけではありません。会社で業務に使用しているパソコンのどこに音楽・映像コンテンツを保存する人がいるんでしょうか(もちろんそういう業務の人は除きますよ。一般的な話です)。 法を破らずにコピーできるコンテンツなんて存在しな
福島県鮫川村に造られた仮設焼却炉の爆発事故について、環境省が25日、あらためて再発防止策を発表した。起こりうる事故のリスクを洗い出し、86項目にわたって追加的な対策を施すのだという。 しかし、地元の人たちは到底、納得できないだろう。本当にこの炉で高濃度の放射性物質を含んだ廃棄物を燃やしていいのか、事業の根本的な疑問にこたえていないからだ。 これで再稼働に突き進むのは、あまりにも強引ではないか。 愛知で頓挫した産廃処理施設と同型の炉「これは非常にまずい。また事故になりますよ」 こう断言するのは愛知県内の産廃処理業関係者だ。 鮫川村で採用された「傾斜回転床炉」は、愛知県春日井市で2000年ごろに計画が持ち上がった産廃処理施設の焼却炉と同じタイプ。 春日井では汚泥や廃油、廃プラスチックなどを日量43トン、傾斜回転床炉で燃やす計画だった。ほとんど実績のなかった焼却炉を住宅地周辺で運用することに住民
「確かに、犯行に被告人(=片山祐輔氏)のパソコンが使用された証拠はない。検察官もそういう主張はしていない」 9月24日に行われた公判前整理手続の中で、東京地検の平光公判部副部長がそのように明言した、と片山氏の弁護団が明らかにした。 起訴されたほとんどのケースで、片山氏は犯行時刻に東京都港区南青山の派遣先会社にいたことが確認されている。なので、片山氏が犯人であるとするなら、犯行場所は派遣会社の住所に限定されるはずだ。ところが起訴事実では、遠隔操作の指令を掲示板に書き込んだのは「東京都内又はその周辺」とあり、場所が特定されていない。 そのことを弁護側が追及したところ、平光副部長は、片山PCには犯人のメールに使われた用語の検索履歴や関連サイトの閲覧履歴はあるが、そのPCを犯行に使ったという証拠はないことを認めた、という。 記者会見する佐藤博史弁護士ウイルスの痕跡や様々な履歴が残っているのに、その
ガラケーからスマートフォンになって、より快適にフェイスブックなどを楽しまれている女子が増えている。 これは、とても良いことだ。よりリッチな体験でソーシャルネットワークが楽しめるからだ。 しかし、彼女たちの数人とメッセージをやりとりをしていて、ビックリすることがある。なんと、自宅らしき情報が丸見えでダダ漏れになっている。そして、そのことを彼女たちはまったく知らないという状況にある。 これは余計なおせっかいと言われるかもしれないが、犯罪にもストーキングにも使えてしまうので、ぜひ、警鐘をならしておきたいと思う。 まずは、facebookの最初の設定を見てほしい。スマホアプリのfacebookを立ち上げて、【設定画面】の確認だ。 '''「メッセンジャーのロケーションサービス(個別メッセージの位置情報サービスのことだ)」が、 「スレッドでデフォルトでオン(メッセージのタイムラインでは標準で位置情報を
8月22日、テレビ各社は昼ニュースから夕方ニュース、夜のニュースまで、歌手の藤圭子さんの転落死を伝えるニュースをトップ扱いで報道した。 こうしたテレビ報道の多くが、実は自殺に関する「国際的な報道のルール」ともいうべきガイドラインに違反している。ところが、このガイドライン、一般的にほとんど知られていないばかりか、肝心のメディア報道に携わる記者やデスクらもほとんど理解していない。このため、有名人が自殺するというニュースのたび、同じようなルール無視の報道が繰り返されている。 ■自殺に関する国際的なルールは・・・ 「国際ルール」というのは、国連の専門機関であるWHO・世界保健機関が定めた報道のガイドラインのことだ。 少し長くなるが、辛抱強くお付き合いいただきたい。 WHOの報道ガイドラインについては内閣府もホームページで日本語に翻訳した文章を掲示している。 報道ガイドライン「WHO 自殺予防 メデ
「真犯人」からメディアなどに送られたメールは、全部で4通あるが、そのうち2通目の「自殺予告メール」に添付されていた写真は、iPhone3GSで撮影されていた。弁護人によれば、起訴されている片山祐輔氏が所持していたのは、富士通製のスマートフォンで、これまでiPhoneは使ったことがない、という。 写真はどうやって撮ったのか 「自殺予告メール」に添付された写真このメールが発信されたのは、昨年11月13日午後11時54分に発信された。次のような短い本文に、kubitsuri_rope.jpgというファイル名で右にある写真が添付されていた。 警視庁捜査分析センターが解析したところ、Exif情報から、撮影機種はiPhone3GSでiOSバージョン3.1.2もしくは3.1以前のものとみられる、という。 iPhone3gs片山氏が、当時iPhoneを所持していたという証拠は、今のところ出ていないようだ。
このところ、飲食店やコンビニエンスストアにおける従業員の問題行動がソーシャルネットワークサービス(SNS)の中で可視化され、いわゆる”炎上案件”として報道が相次いだ。アイスクリームの保存ケースに入ったり、食材の冷凍保存庫で口に食品を咥えるなどでの悪ふざけに対して、「顧客に販売する食材の上で寝そべるなど言語道断」「衛生管理の意識はあるのか」など、行動そのものへの怒りの声が挙がったのは周知の通りだ。 しかし、一般的な社会常識からすると異常行動としか思えない炎上案件が相次いだことで、話題の中心は行動そのものに対する批判から「なぜ彼らは常識外の行動を写真に記録し、インターネットで公開するのか」という別の視点へと移行しつつあるように思う。 なぜ彼らは問題行動の証拠をネットに自ら投稿し、アルバイトとはいえ職や信用を失う軽率な行動に走るのか。このテーマをトレースする中で見えてきたのが「新世代ネット民」と
検察が、片山祐輔氏の犯人性についての主張を明らかにするとしていた7月10日午後5時過ぎ、主張を書いた書面が提出され、弁護人に請求証拠が開示された。それを受けて記者会見した弁護人は、「片山さんと犯行を直接結びつける物的証拠は全くなかった」と強調した。これまで、片山氏が猫に首輪をつける場面のビデオ映像があるとか、片山氏が以前使っていたスマートフォンから犯人が送りつけたのと同じ猫の写真が復元されたなど、決め手となる物証があるという報道が何度もなされてきたが、開示された証拠の中には、そうしたものはなかった、という。 会見する佐藤博史弁護士ただ、検察側は、片山氏が犯人とみて矛盾しない、あるいは片山氏が疑わしく思えるような間接証拠をいくつも出している模様だ。そうした証拠を積み重ねることで、有罪の心証を形成しようという作戦なのだろう。 江ノ島の猫に首輪は誰が…たとえば、江ノ島については、1月3日午後2:
東京地検は、PC遠隔操作事件で勾留中の片山祐輔氏について、神奈川県警から追送検されていた横浜市内の小学校襲撃の脅迫メールを送ったとする威力業務妨害事件や遠隔操作ウィルスを6人にダウンロードさせたウィルス供用罪など3件を追起訴。一連の捜査が終結したと発表した。2月10日の片山氏逮捕から139日。片山氏の身柄も、警視庁湾岸署から東京拘置所に移され、事件は舞台を完全に裁判所に移す。 「自信」を語る検察だが…6月28日午後4時から行われた地検の記者会見は、カメラ禁止、録音禁止の状態で行われた。稲川龍也次席検事は、自信ありげにこう語った。 東京地検「4人を誤認逮捕した経緯もあり、特に慎重に事案の解明を進めてきた。これがまた誤認となる事態は避けたい、ということをテーマにして、警察と一体となって捜査を行った。予断と偏見を持たずに証拠を見れば、誰でも片山さんが犯人と考えるはず。彼が犯人ではないとは考えられ
全盲のセーラー、岩本光弘さんとの小型ヨット太平洋横断を断念した件で、ニュースキャスター辛坊治郎氏の発言に注目が集まっています。マスメディアとの関連や、ブログのエントリー消去なども注目されていますが、「かつて自己責任論を主張したチャレンジャーが結果として失敗して税金を使用して救助された」という部分に焦点を絞って考えてみたいと思います。 ◆コストで考えてしまう感覚志やプロセスを大事にするという大義を耳にすることが多い日本において、今回のようなケースで結果にばかり目が行くのは、やはり「税金」というものに敏感になっているのだろうと思います。極端な例ですが、好奇心や正義感を持っての挑戦が結果税金を使うことになるのと、悪意ある旅行者が計画に失敗して普通に帰ってくるのと、果たしてどちらに意味があるでしょうか。 もちろん比べることに意味は無いと思います。しかし、そんな風に取り立てて考えればナンセンスだと感
21日午前5時現在、台風4号は東シナ海を東へカーブし、九州へ接近しています。予想進路は、きょう21日の午後に九州を横断して、夜にかけて四国沖、紀伊半島沖へ進むとしぼられてきました。 ( 最新の台風予報:Yahoo!天気・災害) 台風4号はすでに雲の形が崩れ、さらにこのあとは水温の低い海域を進むため、いっそう台風としての勢力は保ちづらく、温帯低気圧化していく見通しです。 ただ、日本に接近中の場合、気象庁は意図的に「台風」として延命させていると思われることがよくあります。過去には、上陸と発表された台風が、後日の解析で「もう台風ではなかった」と取り消しになったこともあるくらいです。 これには賛否両論ありますが、「接近中は、気を抜かずに備えていただきたい」という意図は理解できます。 21日午前5時の気象衛星画像。台風4号の雲は崩れているが…今回の4号に関しても、台風として上陸するしないにかかわらず
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