買ってしばらく発酵させていた 「本屋さんのダイアナ」を読みました。 柚木麻子作品が好きでした。 で、「本屋さんのダイアナ」も張り切って買ったのですが、しばらく発酵させてしまったのは、その前に読んだ「ランチのアッコちゃん」「あまからカルテット」で、「うーん柚木麻子はもういいかな」と思ってしまったから。 柚木麻子の「終点のあの子」「王妃の帰還」が好きです。 少女から少し大人になるまでの話で、それぞれの気持ちの動きとか、自分の未熟さへの気づき、大人への理解とか、気持ちの移り変わりの描写の丁寧さ。そして文章が美しい。そんなところがとても好きなのです。 そして、それほど期待せずに読み始めた「本屋さんのダイアナ」。 これにここまで心を揺さぶられるとは。 私の呪いを解けるのは、私だけ――。すべての女子を肯定する、現代の『赤毛のアン』。「大穴(ダイアナ)」という名前、金色に染められたバサバサの髪。自分の全
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