ブックマーク / www.rokohouse.net (9)

  • 分散投資でリターンを高める方法 | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    分散投資はリスクを下げる、このことは広く知られているのでいまさら解説するまでもないと思います。そこで、この記事ではもう少し踏み込んだ話をご紹介したいと思います。 実は僕は元々、リスクの選好度が高く、そんなことよりも期待値を重視するタイプの性格でした。 もし仮に株というものが全体的に成長するのであれば、その中のうちの株をランダムに買ったところで期待値は変わらないはずだから、むしろ適当に株を選んでみるのも面白いかな、なんて思っていました。 この考え方が明確に誤りだということに気づいたのは、「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んだときからです。 リスクプレミアムという考え方 世の中にうまい話はない、という格言があります。 もし株式が長期的に成長するものであり、誰もがそれに参加できるのであれば、どう考えてもうまい話に思えますがそうではないのでしょうか? 株式が僕たちにとって美味しいものであり続

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  • リスクと複利の関係について解説したいと思う──レバレッジETFの真相編 | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    さて、前回の記事では無リターンの金融商品を仮定し、それぞれのリスクにおいて長期保有した場合にどのような結果の分布となるかを解説してきました。 複利というのは中央値(勝率)を下げるかわりに最大値を伸ばし、最小値を限定する仕組みであり、投資先の金融商品のリスクが高いほどこの傾向は強まる。ただし期待値は変わらない。 ということでした。これを頭にいれつつ読んでいただければと思います。 今回の記事では、より実戦的に正のリターンのある金融商品にレバレッジをかけた時の分布の変化を観察し、その後さらに過去のS&Pのデータを使ってレバレッジETFを長期保有したときの結果をシミュレーションしてみます。 では、まずはレバレッジをかけるというのがどういうことなのか、見ていくことにしましょう。

    リスクと複利の関係について解説したいと思う──レバレッジETFの真相編 | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術
  • リスクと複利の関係について解説したいと思う──なぜ個別株が負けるのか?編 | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    グラフが全体的に左に寄っているのはリスク20%のグラフで実現された最大値をグラフ内に収めるためですが、注目してほしいのは赤(リスク10%)よりも青(リスク20%)のほうがグラフの中央値が左寄りになっているところです。 どちらの金融商品を10年間保有しても、平均的に均せば1倍にしかならないのだけど、リスク20%のほうが大きく儲かる確率が高い分、元割れをする確率も高いんですね。 つまり、これは人々がレバレッジETFに抱いている「減価」という現象を説明しているのですが、これは別にレバレッジETFに特有の現象ではなく、複利という仕組みそれ自体の現象であるということです。 例えば、レバレッジETFの中央値が思ったよりも低くなる現象を減価と呼ぶのであれば、新興国ETFなどのリスクの高いETFもやはり減価するものと考えなければなりません。(というより全ての株式を複利で持つと多かれ少なかれ減価します。笑

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  • 2002年~2009年を再現する(可変レバレッジド・ポートフォリオ) | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    それでは今日は、2002年~2009年の相場において、可変レバレッジド・ポートフォリオがどのような成績を収めたのかを実際にシミュレーションしてみたいと思います。 2000年のITバブルを含めることができなかったのは残念ですが、2002年に設定されたTLTの代替となるようなETFや指標が見つからないのが一つのネックとなっており、あまり適当なシミュレーションはしたくないのでそれ以前のシミュレーションは今のところできない、ということです。 もし何か良いアイデアがある方いたらコメントください。 2002年から2009年の相場とは 今回の相場環境は、レバレッジETF否定派にとっては朗報です。 次の図は、2002年から2009年のSPY(S&P500)の推移です。 図のように、この時期の株式相場は単調な右肩あがりの相場ではなく、 「レバレッジETFは暴落に耐えられない」 「相場は長期では上昇するが短期

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    kunigaku
    kunigaku 2020/03/12
  • 超低リスクで2億円を手にするレバレッジETFによる超長期投資法とは? | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    うさんくさいタイトルではじまりました日のロコハウス。 あなたがこれまでに蓄えてきた、投資の世界で常識とされる事柄を一度捨て去っていただいて、柔らかい頭で読むことをオススメします。 さて、世間では未だに「レバレッジETFは長期では減価する説」がささやかれているようですが、僕はそれを否定し続けてきました。 レバレッジETFの減価の説明に使われる図は常にそれがたまたまレバレッジETFにとって不利になるようなもので、論理的に考えても実際にモンテカルロでシミュレーションをしてみても、株式にプラスの収益率が存在する限りレバレッジETF投資額あたり期待値が高いという事実は変わらないはずだと考えてきたからです。 買ったら500円もらえて、負けたら400円とられるじゃんけんAと、買ったら1000円もらえて、負けたら800円とられるじゃんけんBがあり、合わせて10回だけトライできるとしたらどちらを何回ずつ

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    kunigaku
    kunigaku 2020/02/28
  • 長期投資の勝率

    過去の実データにおける、アメリカ株長期投資の勝率は100%です。 これは過去100年以上に渡って、アメリカ株において実現している客観的な事実です。 特定の個別株の話をしているわけではありません。S&P500というアメリカの株価指標に代表される、市場平均がずっとそのように推移してきたのです。 もしかしたら、懸命な読者様から、2017年にダウ平均が高値を更新しているのだから、2017年まで株をずっと持ってれば勝率100%になるのは当たり前だ、というツッコミが入るかもしれません。 しかし、それも違います。なにしろ、S&P 500という指標が作られて以来、どの年に投資をはじめていたとしても、20年以上保持していれば確実に儲かっていたのですから。 これはS&P500のいままでの実データからみた、n年の長期保有をしたときにどれくらいの確率で利回りがマイナスになったかを表すグラフです。 縦軸が損をした確

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    kunigaku
    kunigaku 2019/11/14
  • ROKOHOUSE式 可変レバレッジド・ポートフォリオ | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    みなさんに素晴らしいリターンをもたらすと思われるポートフォリオを紹介します。 これまで僕は、投資先の選定が重要なのではなく、適切に分散投資さえされていれば投資のリターンとはほとんど投資期間と投資額で決まってしまい、これこそが重要なのだと主張してきました。 このポートフォリオはこの思想がベースとなっています。 はじめに このポートフォリオでは頻繁なリバランスを必要とするため、まったくの初心者向けではありません。 もしレバレッジETFを利用することに不安があったり、リバランスがめんどくさいという方にはこれまで通り、シーゲル流ポートフォリオをオススメしたいと思います。 とはいえ、タイミング売買などをする必要性は一切ありませんし、一旦ポートフォリオを構築してしまえば、あとやることは四半期、または半年に1度行うリバランスのみですので難しくはありません。 ただし、リバランスにより売買回数が増えるので、

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    kunigaku 2019/05/24
  • なぜROKOHOUSEはヘルスケア(VHT)、生活必需品(VDC)を推すのか? | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    結果はこうなりました(もし検証したソースコードが欲しい方いたら言ってくださいね)。 先ほどは情報技術セクターがトップでしたが、このようにリスク調整済みのリターンを比較すると、生活必需品(市場平均のなんと1.75倍)が圧倒的となります。 ヘルスケアも2位につけており、ディフェンシブなセクターと呼ばれている両セクターは非常に良い投資効率を誇ってきたことがわかります。 シーゲル教授のでも、両セクターは歴史的にもディフェンシブなセクターとの記述があったことから、この傾向はこの2004年以前から持続しているということが伺えます。 リターンの時は大した差でもないのに、シャープレシオに直すとこれだけ差がつくということは、つまりリスクの差がここまで大きいことを意味しています。 なお、公平を期すために言っておくと、金融がひどい成績になっているのは明らかにリーマンショックの影響ですので、これからの投資効率を

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    kunigaku
    kunigaku 2019/04/08
  • 老後のための資産運用はiDecoで。おすすめ商品や配分まで徹底解説! | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

    資産運用ではさまざまな国から減税を受けるための制度が用意されています。 iDeco(個人型確定拠出年金)もそのひとつで、長期分散投資をしながら運用益が免税になるほかにも、さらには掛け金全額が毎年所得控除になるという大きな特典が用意されています。 サラリーマンの方であれば皆さん所得税と住民税を支払っていると思いますが、一度こういったシミュレーターでどれだけ減税ができるものなのかを計算してみてください。

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