日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
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秋田県鹿角(かづの)市の「秋田八幡平(はちまんたい)クマ牧場」でヒグマに襲われて2人が死亡した事故で、牧場を経営する造園業の男性(68)が、脱走の危険があるとして、県から雪が消えるまでクマを屋外の「運動場」に出さないよう指導を受けていたことが、関係者への取材で分かった。 県警は、クマが運動場を逃げ出す際に登った雪山の状況や経営者側の認識について調べており、22日、業務上過失致死容疑で同県大館市の男性宅を捜索した。 県などによると、牧場は計33頭を飼育。休業期間の冬季でも、冬眠させずに約70平方メートルの餌場で飼育し、隣接する運動場には出していなかった。県は年度末の3月22日に立ち入り調査を実施し、運動場に約1メートルの積雪があったことから、雪が消えるまでクマを運動場に出さないよう口頭で指導。男性も了承していたという。
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