衆院本会議で改正公職選挙法が参院で採決されなかったことを受け行われた再採決の記名投票を終え、自民党の井上貴博氏(左)と言葉を交わす小泉進次郎青年局長=24日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影) 通常国会は26日、150日間の会期を終えて閉幕し、永田町は7月4日公示、同月21日投開票の参院選に全力投球する。 自民党は、23日の東京都議選で歴史的な完勝を収め、この勢いを参院選にもつなげたいところ。しかし、小泉氏は「勝った勝ったと言うべきではない」と訴え、緊張感を保つためには「強い野党」の存在も必要だと強調した。 会期末の26日には、参院で安倍晋三首相に対する問責決議が可決された。「ねじれ国会」の解消の必要性が国民に伝わったという意味で「野党のみなさんに感謝しなきゃいけませんね。どうか参院選で『いますぐ(安倍内閣は)退陣しろ』という訴えをしてみてほしいですね」と野党を挑発した。 尖閣諸島(沖