菅義偉首相が24日に東京都内で行った講演で、安倍晋三前首相のことを4回にわたり「総理」と呼ぶ場面があった。菅首相は歴代最長の7年8カ月に及んだ安倍政権で官房長官を務めており、習慣はなかなか抜けないようだ。 首相は講演後の質疑で、安倍氏の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭を巡り、東京地検特捜部が安…
不起訴の安倍前首相、問われる政治責任 桜を見る会 2020年12月24日20時29分 「桜を見る会」前夜に開催した夕食会をめぐり、東京地検特捜部は安倍晋三前首相を嫌疑不十分で不起訴とした。政治資金収支報告書の不記載への関与が認められなかったことが理由だが、国会で事実でない答弁を続けた政治責任の重さに変わりはない。 「おわび」「責任」繰り返す 不起訴の安倍氏、離党や辞職を明確に否定―桜を見る会 収支報告書の記載責任は、政治団体の実質的な会計責任者が負う。安倍氏は後援会で役職に就いておらず、検察内部では当初から、不記載への具体的な指示などがない限り「立件は難しい」との意見が支配的だった。 このため安倍氏の事情聴取はせず、上申書の提出にとどめる方法もあった。ただ1992年の金丸信・元自民党副総裁の闇献金事件では、上申書で済ませた検察の対応が厳しい世論の批判を浴び、「今回は上申書は避けたい」(検察
「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐる問題で、秘書が略式起訴されたことを受け安倍前総理大臣は、24日夜、記者会見しました。過去の国会答弁について、「当時の知るかぎりを答弁したつもりだが、結果として、答弁の中には、事実に反するものがあった」などと述べ、謝罪しました。 「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題で東京地検特捜部は、安倍前総理大臣の後援会の収支報告書に懇親会の収支を記載しなかったとして、安倍氏の公設第1秘書を、政治資金規正法違反の罪で略式起訴する一方、安倍氏本人は不起訴にしました。 これを受けて、安倍氏は、24日夜国会内で1時間余り記者会見しました。この中で、みずからの政治団体「安倍晋三後援会」の去年までの3年分の収支報告書について、懇親会の収支を記載するため修正したと説明しました。 そして「会計処理は私が知らない中で行われていたとはいえ、道義的責任を痛感している。深く
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