爬虫(はちゅう)類業界の名探偵だった。横浜市戸塚区で捜索中だったアミメニシキヘビを発見、捕獲した日本爬虫類両生類協会の白輪剛史理事長(52)。「ヘビ騒動」解決から一夜明けた23日、園長を務める体感型動物園「iZoo」(静岡県河津町)で過ごし、取材にも追われた。 当初から「アミメニシキヘビは熱帯地域に住んでいるので、日本の今の気候では遠くに移動することは考えにくい。28度で飼育するのは、その気温でないと本来の生活が出来ないから。隠れるところもたくさんあるので、逃げたとしても50メートル圏内。建物内にいる可能性のほうが高い」と強調し、解決した。 屋根裏で見つかったことも、必然だった。階段の踊り場天井に、初めて現場に踏み入れた7日にはなかったわずかな隙間が数日後に出来ていることに疑念。これまでも警察などが小型カメラで中をのぞいてはいたが、中に入って自身が目視することを望んでいた。発見前も「屋根裏