毎年この時期になると、「東大教師が新入生にオススメするベスト100」という企画で紹介してきたが、飽きた。 ほとんど変わり映えしないリストにも飽きたし、毎年「ベスト1はカラマーゾフ!」とハヤすのも飽きた。カラ兄が最高であることはさんざん宣伝してきたから、皆さんご承知だろう(異論・反論大歓迎、これを超えるものがあるならね)。 だから、今回はスコープを広げてみる。 ■ この企画の趣旨 東京大学に限らず、新入生を迎えるにあたって、センセイたちは思うところがある(はずだ)。ゼミにくる前に、せめてこれぐらいは読んでおいてもらいたいと望んだり、若かりしころハマった本で自分語りをしてみたり。そうした願望を吸い上げているところもいくつか見つけた。以下のとおり。 リスト1 「北海道大学教員による新入生への推薦図書」 リスト2 「京都大学新入生に勧める50冊の本」 リスト3 「広島大学新入生に薦める101冊」
世界文学の名作を読む 1.イギリス (1)高慢と偏見(オースチン)-財産を持った独身の男ならば妻をほしがっているに違いないというのは世間一般の真理である ・田舎町のロングボーンに住む地主のベネット夫人の最大の関心事は5人の娘の結婚だった。長女のジェーンは素直で心やさしい性格の持ち主で、近所に越してきた好青年のピングリーを愛するようになるが、慎み深く心を隠していた。次女のエリザベスは古い慣習にとらわれない自由で快活な娘で、ピングリーの親友のダーシーに好かれていた。しかし、エリザベスはダーシーが高慢で、ベネット家の者を見下しているという第一印象にこだわって、事あるごとに彼の差し金と疑わずにいられなかった。一方、ダーシーも自分の方がベネット家よりも高尚であるというプライドに煩わせられて、エリザベスに対して素直になれなかった。結局、二人はお互いの誤りに気付き、エリザベスはダーシーのプロポーズを受け
はじめてのAIプログラミング―C言語で作る人工知能と人工無能 作者: 小高知宏出版社/メーカー: オーム社発売日: 2006/10メディア: 単行本 クリック: 112回この商品を含むブログ (24件) を見る C言語で人工無能を作ろうという本です。本当はもうちょっと高度な人工人格ってのを作ろうとしてるみたいですが・・・ n-gram、マルコフ連鎖、形態素解析といった自然言語処理技術、音声合成、知識表現、機械学習などを人工無能に応用する方法の解説やC言語のサンプルプログラムがある。会話に使ってるわけではないが強化学習を紹介しているなどかなりいけてる。人工知能技術をざっと知りたい方にもよい本だと思う。 私もこれからJavaで対話エージェント作ろうと思ってたからとっかかりにはちょうどよかった。ただこの本のサンプルプログラムで生成される会話内容に期待してはいけない・・・自動で意味のある文章を生成
インサイド Microsoft Windows 第4版(上・下) 著者:David Solomon、Mark Russinovich 出版社:日経BPソフトプレス 価格: 6,090円(税込み/5250円(税込み) ISBN:4-89100-473-8/4-89100-474-6 Windowsの内部構造に関する、おそらくは世界で一番詳しい出版物。Windowsの内部構造を知っていても、すぐに役立つことは少ない。しかし、トラブルシューティングの力は確実に上がるはずだ。また、Windowsがどのようなインプリメントを行っており、それがなぜ選択されたのかを知る手がかりもつかめる。Windowsについて、ワンステップ上のトラブルシューティング力を付けたい人にはぜひ読んでほしい。 著者のデビッド・ソロモンは、有名なプログラマで、最近ではWindowsの内部構造を学習するセミナーでも有名だ。ビデオ教
まずは,定番書から紹介しよう。ネットワーク技術は比較的新しいものが多いが,それでも歴史的に評価の定まった「古典」は存在する。多くの読者に支持され,ロングセラーになっている本もいくつかある。いずれも有名な本ばかりで,ベテランの技術者なら一度は名前を耳にしたり,読んだことがある本ばかりである。初心者にはちょっと難解な本が多いが,少なくとも名前くらいは知っておきたい。 「ネットワークとは何か」を学ぶ まず最初に紹介するのは『コンピュータネットワーク 第3版』である。大学や大学院での教科書としてもよく使われている本で,もはや古典の領域に入る名著である。著者のタネンバウムはオランダ・アムステルダム自由大学の教授で,Linuxに大きな影響を与えたUNIXライクなOSであるMINIXの開発者でもある。 LANやWANを問わず,コンピュータ・ネットワーク技術について基礎から順に解き明かしている。コンピュー
米Googleは米国時間6月14日に,シェイクスピアの全戯曲を検索できるWebサイトを開設した。Google社が同日明らかにしたもの。同Webサイトは,書籍検索サービス「Google Book Search」(ベータ版)の機能を利用している。 Summer with Shakespeareは,ニューヨーク州ニューヨーク市で開催される野外フェスティバル「Shakespeare in the Park」の初日に合わせて開設した。同フェスティバルでは,シェイクスピアの悲劇「Macbeth」(マクベス)を上演する。 「近代的な出版業界がMacbethのような作品を広く提供できるようになってから,数世紀の歳月が流れた。現代は,インターネットが人と知識のあいだにある障壁を取り除いている。Google Book Searchは,歴史的に偉大なシェイクスピアの作品を検索したり閲覧したりする全世界の人々を手
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