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ブックマーク / mojix.org (18)

  • ハンロンの剃刀「無能で説明できる現象に悪意を見出すな」 - モジログ

    asahi.com : 勝間和代人生を変える「法則」 問題は悪意よりも無知から生じる――ハンロンの剃刀(2011年2月21日10時28分) http://www.asahi.com/business/topics/katsuma/TKY201102200201.html <「ハンロンの剃刀(かみそり)」とは、「相手の行為が単なる愚かさで説明できるのであれば、必要以上に悪意を想定しようとしてはいけない」ということを現した定理です>。 <米国の著名なSF作家、ロバート・A・ハインラインが著書『帝国の論理』の中で類似の概念を引用したり、同国のハッカー用語集「ジャーゴンファイル」に採用されたりしたことで一気に広まりました>。 <ハンロンの剃刀を知ると、何か不満が生じたり、トラブルに遭ったりした場合、相手の態度が当に悪意に基づくものなのか、純粋に無知や愚かさに基づくものなのか、一瞬待ってから判断

  • 渡辺喜美・江田憲司『「脱・官僚政権」樹立宣言』 「ピュアネス」と「経験」を兼ね備えた貴重な政治家 - モジログ

    講談社 - 「脱・官僚政権」樹立宣言 霞が関と闘うふたりの政治家 著者:渡辺喜美・江田憲司 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154587 「みんなの党」と、その母体「国民運動体 日の夜明け」の中心人物である渡辺喜美・江田憲司の両氏による対談。 今年4月に出たで、この時点では「みんなの党」はまだできておらず、「国民運動体 日の夜明け」が動き始めたという時期だが、内容的には「みんなの党」の理念・政策をほぼ先取りしている。 対談形式なのもあり、とにかく読みやすくて、わかりやすい。政策的な話ももちろんあるのだが、政治家や官僚をめぐる具体的なエピソードが実に豊富で、そこだけ読んでも面白い。 以下、いくつか抜粋してみよう。 第2章 「天下り」が日を滅ぼす 「リーク、悪口、サボタージュ」より: <渡辺 行革担当大臣になったとき

  • 「個人」に責任を帰属させず、「空気」のなかに責任を拡散してしまう日本 - モジログ

    菊澤研宗のブログ ダブルKのブログ - 「空気」という言葉で逃げるべきではない http://kikuzawa.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-fb77.htmlNHKが流した海軍反省会でのテープで話しているのは、海軍でもある程度の地位のあった人々だ。その会話でやたらに出てくる言葉があった。それは、山七平が使った「空気」という言葉だ。 この「空気」という言葉は、見えていないものでも存在しているのだということを表すのに、あるいは言葉では表せないものを表せるメタファーとして、非常に印象的な言葉であった>。 <「海軍にはそういった空気があった」「そういった空気では心がいえないのだ」「そういった空気があったので、それはだめだといえなかった」・・・・・ 結局、すべて「空気」のせいにしているのだ。私は、そうではないだろうと言いたくなった>。 <あなたたち

  • 古い壁や建物をレゴで「補修」 Jan Vormann 『Dispatchwork』 - モジログ

    Jan Vormann - Dispatchwork (Bocchignano, Italy) http://www.janvormann.com/dispatchwork.php 古い壁や建物などの欠けた部分をレゴで「補修」するという、Jan Vormannによるアート作品。 イタリアのローマ近くにあるBocchignanoという村でひらかれたグループ展で最初に公開し、その後テルアビブ(イスラエル)、ベルリン(ドイツ)でもやったらしい。 壁や建物の欠けた穴に、カラフルなレゴがぴったりハマっているその光景が、なんともユーモラスだ。 Jan Vormann - Dispatchwork (Tel Aviv, Israel) http://www.janvormann.com/testbild/dispatchwork-israel/ Jan Vormann - Dispatchwork (B

  • 自民党・無駄遣い撲滅プロジェクトチーム「国立メディア芸術センターはまったく不要」 - モジログ

    先日書いた「マンガの殿堂」こと国立メディア芸術センターの計画(2009年度補正予算案に事業費117億円)について、自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」が内容を精査し、不要だと判断したとのこと。 YOMIURI ONLINE - アニメの殿堂「百害あって一利なし」と自民・河野太郎議員(2009年6月8日23時21分) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090608-OYT1T01160.htm <「百害あって一利なし。予算を凍結すべきだ」──自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」の河野太郎衆院議員が8日、都内で開いた文部科学省との公開討論会で、今年度補正予算に盛りこまれた「アニメの殿堂」とも呼ばれる「国立メディア芸術総合センター」にかみついた。 文科省の事業の必要性を評価するための討論会には、河野氏のほか当選1回の議員7人が参加。補正

  • 山本理顕設計工場「ナミックステクノコア」 - モジログ

    建築雑誌を立ち読みしていて、山理顕設計工場が設計した「ナミックステクノコア」という面白い建築を知った。 ナミックス - 新・研究所(ナミックステクノコア) 10月竣工 http://www.namics.co.jp/n2.html ナミックスはエレクトロケミカル材料の開発、製造、販売をおこなう新潟の会社で、この「ナミックステクノコア」は2008年10月に完成した、ナミックスの研究開発施設とのこと。 工事監理を補助した建築家、堀川猛氏のサイトに美しい写真がある。 堀川猛建築設計事務所 - Works_ナミックステクノコア http://www.takeshihorikawa.com/works_nam.html理顕設計工場のスタッフが、このプロジェクトの進行を記録しつづけた、すばらしいブログがある。 (仮称)ナミックス・テクノコア ナミックス+山理顕設計工場 http://n-pr

  • Pythonで関数プログラミング入門 - モジログ

    united-coders.com - Functional programming with Python http://united-coders.com/christian-harms/functional-programming-with-python Pythonを使った、関数プログラミングの入門的な記事。 短い記事なのに、すごく良くまとまっていて、説明の流れもいい。関数プログラミングの入門としても、Pythonの入門としてもいいと思う。 「整数のリストから奇数だけ取り出す」という処理を、まずforループを使った平明なロジックで書き、それを少しずつ関数プログラミングっぽい書き方にしていく。使っているのは主に、filter、map、reduce、lambda、list comprehension(リスト内包表記)など。 関数プログラミングでは、関数をオブジェクトとして渡すことが前提

  • 「辞書引き学習法」の衝撃 - モジログ

    産経ニュース - 国語辞書が小学生に大ブーム(2009.4.21 13:14) http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090421/sty0904211316004-n1.htm <小学生の学力低下が問題となるなか、国語辞書がブームになっている。辞書市場は、少子化や電子辞書の普及で縮小傾向にあったが、調べた言葉に付(ふ)箋(せん)をはる「辞書引き学習」というユニークな学習法をきっかけに注目度がアップ。出版各社も、軽量化や耐久性向上など小学生向け辞書のテコ入れを図り、売り上げが倍増する辞書も出ている>。 <「辞書引き学習」を考案したのは立命館小学校(京都市)の深谷圭助校長(43)。「この学習法は知的好奇心を身に付けるのに役立つ。遊び感覚でやる気を引き出し、やればやるだけ自信にもつながる」と話す>。 少し前に見たこのニュース。「これは面白い」と思ってい

  • なぜ日本の成果主義は失敗するのか 「責任がなく、権限もない」個人という日本の縮図 - モジログ

    日経ビジネスオンライン - それでも成果主義は止められない 「成果主義に関する読者アンケート」が示す真実 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090507/193988/ <1990年代に導入が始まり、今や上場企業の8割以上が何らかの形で取り入れていると言われる成果主義型の人事制度。 15年以上の年月を経てここまで普及したにもかかわらず、評判が依然として芳しくない。成果主義は日企業にはなじまないのか──。 今回は、日経ビジネス誌2009年5月11日号特集「成果主義の逆襲」の連動企画として、成果主義の是非を改めて考える。成果主義の実態と不評の原因を読者アンケートで探ったところ、意外な実情が浮かび上がった>。 この記事を読んで、「ヴォータンの独白」で書かれていた成果主義の話を思い出した。 「成果主義の10年(負の成果主義の悲惨な結末

  • 升永英俊弁護士「あなたの選挙権は、一票未満の価値しかありません」「日本は民主主義国家ではない」 - モジログ

    朝日新聞グローブ - 一票の格差をなくし、日を民主主義国家に変える「簡単な方法」 升永英俊 Hidetoshi Masunaga 弁護士 http://globe.asahi.com/meetsjapan/090525/01_01.html 青色LED訴訟などで知られる升永英俊弁護士が、「一票の格差」問題について解説した記事。素晴らしい内容だ。 <議論を単純化して、日の人口を100人、うち地方が45人、都市は55人としよう。 地方の有権者は1人1票、都市は1人0.8票を持つとする。すると地方は計45票、都市は計44票になる。1票が1人の国会議員を意味し、議員総数を89人とすると、地方住民は45人の議員を、都市住民は44人の議員を選出することになる。 つまり、全有権者の過半数に達しない地方の有権者が選んだ議員が、国会で多数を占めることになる。 国会での多数決は、有権者のレベルでは「少数決

  • 梅田望夫進化論 - モジログ

    先日ITmediaに載った梅田望夫インタビューがすごい反響だ(はてなブックマークのページから、関連ページが辿れる)。特にネガティブな反応が実に多くて、これは私もひとこと書いておきたいと思ったので、書くことにする。 最初に結論を書くと、「梅田望夫はだんだん自然体になっている」んだと私は思う。いまの梅田さんのほうが、おそらく来の梅田さんの姿だ。 『ウェブ進化論』のときの梅田さんは、主にネット側(「あちら側」)に立って、そこからリアル側(「こちら側」)を「啓蒙」する立場だった。 当時の日では、いまよりもネットに対する疑いやマイナスイメージがまだ強かったし、グーグルの圧倒的な強さやその意味なども、一般レベルではそれほど知られていなかった。この状況で、『ウェブ進化論』はグーグルをはじめとするウェブの新技術、それが切りひらく新しい社会を一般に知らしめるという役割があった。だからここでの梅田さんは、

  • マンガでわかるハイエク『隷属への道』 - モジログ

    日雇い派遣禁止、こんにゃくゼリー規制、ダウンロード違法化など、おかしな規制がどんどん増えている。 これは、ハイエクのいう「隷属への道」へまっしぐらの方向ではないだろうか。 フリードリヒ・ハイエク http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95.. <1944年に発表した「隷属への道」("The road to serfdom")では社会主義、共産主義、ファシズム、ナチズムが同根の集産主義であると批判し当時のベストセラーとなる>。 「右」でも「左」でも、規制が増え、国家の力が強まれば、個人の自由は失われていくのだ。 このハイエク『隷属への道』の要旨をまとめたマンガがある。 The Illustrated Road to Serfdom http://mises.org/books/TRTS/ これは雑誌「Look」に掲載されたもので、GMで配られたパンフレットに

  • 徹夜は恥だ - モジログ

    cpainvestor.com - 超長時間労働を厭わない組織風土をいかにして変えていくべきか http://cpainvestor.com/?eid=98 <私が来る前の今のメンバーの組織は、「クライアントの期待に応える報告をするためには、何日か連続の徹夜も辞さない!」という方々が集まっていました。というか、そういう方しか残れない組織になっていました。「いくら日程的にタイトな状況に追い込まれることが多いM&A関連業務とはいえ、この状況は酷すぎる。体力的、精神的につらいからと言って反発して逃げるのではなく、自分が絶対にこの組織風土を変えてやる!」そう固く誓って、今のメンバーに合流しました>。 <その後、いくつかの困難なプロジェクトをまわしていくうちに、若手スタッフの中からは、「徹夜は恥だ」という思いを共有し、私と同じ手法を真似してくれる方々が何人か現れるようになりました。これは私が狙って仕

  • 公立図書館から「無料貸本屋」「無料自習室」の機能を分離すべきだ - モジログ

    asahi.com - 財政難図書館、不要に埋まる 寄贈募るが多くは廃棄 http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY200807120078.html 公立図書館が財政難のため寄贈に頼っているが、持ち込まれるのは不要ばかり、という記事。 それはありがちな話で驚かなかったのだが、以下の記述に驚いてしまった。 <神奈川県秦野市の市立図書館は「貸し出し予約が集中しているを寄贈いただけると助かります」と昨年12月からホームページで呼びかけている。07年度の・CDなどの購入予算は2162万円で、03年度の3463万円から4割近く減少。ここ数年は、「どんなに人気があるでも、同じの購入は10冊程度まで」と徹底されている>。 <同図書館の「予約ベスト10」(11日現在)をみると、「ホームレス中学生」(田村裕著)は、所蔵11冊に対し予約137人。「

  • 会計を学ぶならウィキペディアがオススメ - モジログ

    ウィキペディアで会計関連のページを見てみたら、とても充実していて驚いた。 私はウィキペディアの大ファンなのに、会計関連の項目がこれほど充実していたとは気づかなかった。 複式簿記 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%BC%8F%E7%B0%BF%E8%A8%98 貸借対照表(バランスシート、B/S) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B8%E5%80%9F%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8 損益計算書(P/L) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%90%8D%E7%9B%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8 仕訳(しわけ) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%95%E8%A8%B3 勘定科目(かんじょ

  • 会社が社員をきちんと評価できていないからこそ、雇用流動性が必要なのだ - モジログ

    昨日の「解雇規制がなくなり、雇用流動性が増すとどうなるのか」に対して、はてなブックマークでこういうコメントがあった。 <会社に「ペイしている社員」を見極める力があればそうですね。そこが疑問視されてるんじゃないかな>(zu2さん) <優秀な人に辞められて困るのは現場だけで経営者は困らない。そもそも優劣の判断ができるなら成果主義で解決してる>(ymScottさん) <労働者のコストパフォーマンスを厳密に測定することは出来ない、という事実こそ、我々が成果主義という迷妄から得たわずかな知見だと思うのだが>(rajendraさん) これらはいずれも、会社はちゃんと「ペイしている社員」を見分けられるのか、社員を正しく評価できるのか疑問だ、という趣旨の意見だと思う。 成果測定や成果主義はたしかにむずかしい。しかし雇用流動性を考えるにあたっては、成果をきちんと測定できなくてもなんら問題はない。むしろ、成果

  • 解雇規制がなくなり、雇用流動性が増すとどうなるのか - モジログ

    きのうの「IT産業を呪縛する 「変われない日」」にはたくさんのアクセスがあり、はてなブックマークでもたくさんのブックマーク、コメントをいただいた。 はてなブックマーク - IT産業を呪縛する 「変われない日」 - Zopeジャンキー日記 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://mojix.org/2008/06/02/kawarenai_nihon 私が思っていたよりも反発が少なく、むしろ同意の声が多くて、意外なくらいだった。はてなユーザは経済学や経営の観点から見れる人が多いからだろうか。もし一般レベルでこの話をしたら、きっと7~9割くらいは反対だろうと思う。 このなかのコメントにも、もし解雇規制がなくなったら、企業は正社員をみんな解雇して、派遣やバイトにしてしまうのでは?といった趣旨のものがあった。これはおそらく、一般レベルでも多数出てくるはずの意見だと

  • YouTubeはジュークボックス ~「80年代前半の洋楽ヒットチャート一発屋」編~ - Zopeジャンキー日記

    「YouTubeにとりつかれた」というエントリを書いたのは、2006年の9月だった。 (その翌月、GoogleがYouTubeを買収した) 私はその後も、ほぼ毎日のようにYouTubeを見ている。 私にとってYouTubeは、ほぼ音楽を聴くためのもので、いわば「ジュークボックス」だ。自分が聴きたいと思った曲は、アーティスト名で検索すれば、たいてい入っている。音質が悪くたって、とにかくほぼなんでも聴けるわけだから、なんと素晴らしい時代だろう。 そんなわけで、私がYouTubeで聴いている素晴らしい音楽の数々を紹介するという、安易な企画を思いついた。題して「YouTubeはジュークボックス」。他にブログのネタが浮かばないとき、これをやります。 1回目の今回は、「80年代前半の洋楽ヒットチャート一発屋」編。私が中学・高校のとき夢中で聴いていた80年代前半の洋楽ヒットチャートから、一発屋っぽいアー

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