三国志演義の続編として、中国の明代に書かれて刊行された書物に「三国志後伝」というものがあります。日本にも渡り、「通俗續三國志」・「通俗續後三國志」として翻案され、現在でも古書やネットにおいて読むことができます。また、現在では中国でも出版され、原文をネットで読むことが可能です。その「三国志後伝」の原本が中国で忘れ去られた後、日本において発見された後、多くの人の力によって日本・中国・アメリカ・台湾四カ国を渡り歩き散逸から免れた経緯と、現在も、さらなる復活を遂げつつあることを論じるものです。なお、こちらのまとめの姉妹編がhttps://togetter.com/li/1289067です。
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