タグ

kuronokuruのブックマーク (143)

  • 井荻麟作詞論 第27回 富野作品のOP・EDおよび挿入歌におけるビジネス事情その1

    井荻麟作詞論の記事は100回予定です。今回は、井荻麟の範疇を越えて、富野由悠季監督の作品に出てくるOP・EDおよび挿入歌のビジネス事情を語りたいと思います。「その1」は、富野監督が作詞を始めた頃から、『機動戦士Zガンダム』くらいまでの話をします。それ以降の話は、第53回の「その2」で語ることにします。 第26回までは、われわれはすでに富野由悠季監督が井荻麟名義で『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』『戦闘メカ ザブングル』などの作品に書いた歌詞を見てきた。また、第27回以降では『聖戦士ダンバイン』『重戦機エルガイム』『機動戦士Zガンダム』などの作品の作詞も取り上げる。こうして井荻麟の作詞を一つずつ検証すると、その中身がいかに深くて豊かだと分かる。 しかし、作詞そのものを語る際、なにより忘れてならないのは、作詞の外にまつわる環境のことだ。ひと

    井荻麟作詞論 第27回 富野作品のOP・EDおよび挿入歌におけるビジネス事情その1
  • 大事な記事は、長くわかりにくく書こう!(笑) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    2000字と3分…ウェブ媒体記事の適切文字量…の呪い http://agora-web.jp/archives/1533239.html 読んでもらえるのは3分間だけ! ブログを縛る「2000文字ルール」がきびしい。 海燕のゆるオタ残念教養講座 http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar221478 この記事を読んで、なるほど、ととても興味深かった。この二つの記事の趣意は、読んでもらいたかったら2000字以内で書け!ということになるんだろうと思う。海燕さんも、なるべく読んでもらえるように2000字以内に書こうとしていると書いていますよね。 僕が、なるほど!と思ったのは、実は、わかりやすく読みやすい記事を書こうと意識していたブログを始めたころに、ふと気づいてなるべく読みにくくしよう!と志したことがあったからです。 その時の最も重要なポイントが、

    大事な記事は、長くわかりにくく書こう!(笑) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    kuronokuru
    kuronokuru 2013/06/02
    仕事が忙しいからと思ってましたが・・・
  • 外れ馬券は経費 - 10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    先週、随分前から競馬ファンが注目していた裁判の判決が出た。 「外れ馬券:経費と認める初判断」 この件については、以前記事を書いたが、判決が出たので、少しだけまとめておく。 ①「市販の競馬ソフトを独自に改良」 以前も書いたが、一体何を使っていたのか? 予想会社を立ち上げた方が、儲かるかもね。 ②「大量の馬券を自動的に繰り返し購入」 → 雑所得 外れ馬券は経費 娯楽ではなく、資産運用の一種 ※JRAのコメント「こうした方法での購入は売り上げの60%」→??? ③上記以外の馬券購入 → 「払い戻しは偶発的、偶然に入り、継続性は認められない」 一時所得 (外れ馬券は経費とは認められない?) 我々、多くの競馬ファンは、外れ馬券は経費として認めてもらえないのだ。 何ーやそれ! WIN5で高額配当を受けた人! 気をつけなはれ!!(笑) しかし、「大量の馬券を自動的に繰り返し購入」するのは、ギャンブルでは

    外れ馬券は経費 - 10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  • 2005年5月

  • 映画学と映画批評、その歴史的展望――加藤幹郎インタヴュー

    ----映画雑誌『イメージフォーラム』に加藤さんのダゲレオ出版評論賞受賞作が掲載されてから去年(2006年)でちょうど25年が経ちました。そして今年(2007年)は、加藤さんが50歳をむかえられる年です。この節目に過去四半世紀をふりかえって、映画批評と映画学にいったい何が起きたのかお聞きしたいと思います。 加藤 おかしな話ですが、20代前半のころ自分が50歳になる日が来ようなどとは夢にも思っていませんでした。ひとえに想像力不足のせいでしょう。もっとも20代前半で50代の自分を想像することなど、あまり健康的なことではないような気もします。いずれにせよわたしもまた死の緩慢な歩みを歩んできた者たちのひとりです。もっとも死の訪れは誰にとっても(あなたにとっても)早すぎるものでしかありませんが。 さて日ではこの25年ほどのあいだに映画をめぐる言説に大きな地殻変動が起きました。1980年ころまで映画

  • まさかの結末 - コンピュータ将棋選手権ネット中継

    他の対局がすべて終わって、▲Bonanza(4勝2敗)-△GPS(5勝1敗)戦は勝った方が優勝という展開になりました。 上図は必勝と見られていたGPSが△8九龍と金を取って寄せに出たところ。 あのGPSが決めに出たのだから寄っているのだろうと、会場で戦況を見つめる人々はそう思いました。 しかし▲同角に(1)△7八銀▲同角では詰まない。 約800台の大規模クラスタが時間切迫により、ミスが生じました。 代わりに(2)△7六銀ならば詰みです。 時間に追われて詰みを逃すという、コンピュータらしからぬ、と思われるミスでした。 しかし現実に今でも、そういうことは起こりうるのです。 GPSが△7五金と打ったところで、会場では今大会一番のどよめきが起こりました。 手番をにぎったBonanzaは▲3四桂と打って攻めに転じます。

    まさかの結末 - コンピュータ将棋選手権ネット中継
  • Kevin MacLeodをApple Musicで

    Kevin MacLeodの曲をApple Musicで聴こう。"Fluffing a Duck"、"Grand Dark Waltz (Allegro)"などを含む、Kevin MacLeodのトップソングとアルバムを見つけよう。

    Kevin MacLeodをApple Musicで
  • MRIが8700人もの顧客資産消失 ほとんどが日本での被害だった!

    米ネバダ州に社を置く資産運用会社「MRIインターナショナル」が、顧客から預かった資産約1300億円の大半を消失したことがわかったが、日での被害がそのほとんどを占めるようだ。 MRIが富裕層などに販売していたのは、「MARS投資」と呼ばれる投資商品。米国のMARS(Medical Account Receivables、診療報酬請求債権)を運用対象とした金融商品を指す。日ではなじみが薄いが、経済アナリストの小田切尚登氏によると、「米国では一般的で、めずらしくありません」という。 米国では一般的な「MARS投資」で被害に MRIインターナショナルが手がけていたのは、診療報酬請求債権(MARS)への投資ビジネス。「MARS投資」は、MARSを運用対象とした投資商品で、一般的には病院や診療所などの医療行為に対する診療報酬を証券化した医療投資やレセプト債をいう。 日のような国民健康保険制度が

    MRIが8700人もの顧客資産消失 ほとんどが日本での被害だった!
  • こんなに凄かったんだ・・・「100年前の米国」高解像度写真が物語る先進っぷり 19選:DDN JAPAN

    DDN は 音楽 ・ 映像 に関する デジタル アート を中心に情報ミックスを配信中

    こんなに凄かったんだ・・・「100年前の米国」高解像度写真が物語る先進っぷり 19選:DDN JAPAN
  • エラー

    指定されたURLのページは存在しません。 サイト更新などによってURLが変更になったか、URLが正しく入力されていない可能性があります。 ブラウザの再読込を行ってもこのページが表示される場合は、サイトマップでお求めのページをお探しください。 > トップページへ > サイトマップへ お問い合わせ・ご相談窓口 WEB制作に関するお問合せ・お見積り等、 お気軽にお問合せ下さい。 03-5339-2105 【受付時間】平日9:00~18:00

  • 大陸弾道核ミサイル発射基地「サイロ」内部の詳細画像集! : 世界の憂鬱 海外・韓国の反応

    2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 ソース記事:http://trinixy.ru/50760-vnutri-puskovoj-shaxty-yadernyx-raket-45-foto.html この記事を読んだロシア人の反応 ・これは全部アメリカロシアにはまだこんなのが有る? ・これらのミサイル画像は美しい・・・と言うことは100%ロシアのミサイルでは無い ・これはミサイル発射秘密基地の画像だな ・この投稿は少し分かりにくい、サイロが爆発した画像には何が爆発したのか説明を書いて欲しかった ・一枚目のミサイルの画像はミサイルが悲しそうに見える ・俺のクラスメイトの父親がミサイル発射基地建設の現場で働いていたのだが、彼が言うには機械式の時計が動かなくなるらしい。 ・なんでこ

    大陸弾道核ミサイル発射基地「サイロ」内部の詳細画像集! : 世界の憂鬱 海外・韓国の反応
  • 『鹿島茂 工作社「室内」連載エッセイ 2004年 その2( 続き)』

    しかし、こので一番おもしろいのは、こうした超実際的な語学的トラブル回避法もさることながら、日人と付き合いたがるフランス男のタイプが分類されている第二部「〃フランス人との恋愛〃必勝マニュアル」である。 この分類によると、フランスで日人の女の子に声かけてくるのは、[A]「典型的フランスオトコタイプ」と[B]「日・日オタクタイプ」に二分されるという。 「A典型的フランスオトコタイプ」はようするに、日の女の子がイメージするような女好きで、マメで、お洒落で、積極的に女の子にアタックしてくるタイプ。日や日人に特に関心も知識もないけれど、たまたま出会った日人の女の子がかわいて感じが良かったため、好奇心から、深い考えもなくナンパしてくる。このナンパ術はさすがはフランス男で手慣れたものだから、日人の女の子はコロリとまいるが、その後がたいへんだ。 「このタイプのオトコはあとのことを考えず

  • ニコニコ生放送/押井守アフタートーク『世界の半分を怒らせる生放送のあとの会員限定生放送』全文掲載|ガジェット通信 GetNews

    2012年9月17日に映画監督押井守さんのブロマガ開始を記念して『押井守ブロマガ開始記念! 世界の半分を怒らせる生放送/押井守×鈴木敏夫×川上量生』という番組が放送されました。その放送終了後、さらに30分だけ行われたアフタートーク放送のテキスト版が押井監督のブロマガに掲載されたのですが、今回特別にその内容をガジェット通信に掲載させていただきます。 特に最後の10分間のテキストは会員の方しか視聴できなかった部分のものですので必見です。 なお、この『押井守×鈴木敏夫×川上量生』鼎談のテキスト版フルバージョンは数回に分けて押井守さんのブロマガに掲載されています。興味を持った方は購読してみてください。月額535円です。 押井守の「世界の半分を怒らせる」。 http://ch.nicovideo.jp/blog/oshimag 【ニコニコ生放送/押井守アフタートーク 『世界の半分を怒らせる生放送のあ

    ニコニコ生放送/押井守アフタートーク『世界の半分を怒らせる生放送のあとの会員限定生放送』全文掲載|ガジェット通信 GetNews
  • 現役ヤクザが解説「死体処理、ドラム缶詰めは素人の仕事」 | 日刊SPA!

    現役ヤクザが、世間を震撼させた重大犯罪の裏側を解説。凶悪な手口も実は“杜撰”。殺しのプロが見たものとは―― ◆ドラム缶詰めで海に捨てるのはド素人 たとえドラム缶にコンクリ詰めしようとも、死体からはガスが出、同時に腐敗臭がするという。ガスが溜まったドラム缶は海中から浮上しやすくなるとも(写真は西宮市の海中からドラム缶詰めで見つかった橋次郎さんの遺体 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、大江和子さん(当時66歳)をコンクリート詰めにして貸倉庫に隠し、海に捨てたりするなど、「暴力装置」と言われた李政則容疑者を筆頭に、その残虐性が指摘され「ヤクザの仕事」などと報道された。実際、李容疑者には某広域暴力団の配下にいた過去がある。 しかし、実はこの死体遺棄の方法、プロの手口とは言い難い。現役ヤクザB氏が解説する。 「俺らの世界ではドラム缶に詰めることも、海に捨てることもない。あれは素人がやることだよ。肉体が

    現役ヤクザが解説「死体処理、ドラム缶詰めは素人の仕事」 | 日刊SPA!
  • 『鹿島茂「毎日新聞」「今週の本棚」2012/03/18『トクヴィルの憂鬱』』

    冷戦以前、トクヴィルは民主政治の必然を認めながら社会主義を敵視した保守的歴史家として扱われていたが、冷戦以後、一転して、唯一残された選択肢である民主主義を成立の時点で功罪両面から徹底考察した予言者として高く評価されるに至っている。欧米知識人業界では「マルクスの後はトクヴィルだ」というのが合言葉にすらなっている。 書は、そんなトクヴィル・ルネッサンスの中、この冷徹な観察者をユゴーやバルザックなど同時代のロマン派世代の中に置き直すことで、彼もまた存在しない絶対に憧れるロマン派特有の「憂」に冒された世紀病患者であり、むしろその憂が彼をして時代を超えたデモクラシー理論の発見に向かわせたとする示唆に富む論稿である。 だが、そもそもロマン派的憂はどのようにして生まれるのか? 「人間の欲望の目の前にある障碍(しょうがい)だった特権は破壊されており、自己の外部にある法制度的な障碍はいまや問題ではな

  • まおゆう魔王勇者 1話裏話「原作を全部読んだけど丘の向こうなんかなかったよ」 - 玖足手帖-アニメブログ-

    現代政治経済の行き詰まりを打破する丘のむこうをこの物語に期待するのは無駄だ。これはただの2ちゃんねる萌えラノベドラクエパロディ小説だ。 さて、ネタバレしたわけだが、僕は原作のかったるい説明台詞や、パターン化した萌えや、躍動感に欠ける粗雑なアクションシーンの文章に耐えて「ラストには丘の向こうが描かれるのかな?」「だって、ネットで話題だもんな」「きっとラストには何かあるんだ」って思って頑張って読んだんだけど、 橙乃ままれ先生は「現実のような経済発展を超えた」「丘の向こう」を描くことよりも、 「フツーの萌えライトノベルファンタジー」として 「人気と話題性を保ったまま」オチをつけるために、 「テキトーなファンタジー設定」をでっち上げて終わった。 まおゆう魔王勇者 5あの丘の向こうに 特装版 作者: 橙乃ままれ,toi8出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2012/01/21メディア: 単

    まおゆう魔王勇者 1話裏話「原作を全部読んだけど丘の向こうなんかなかったよ」 - 玖足手帖-アニメブログ-
    kuronokuru
    kuronokuru 2013/01/12
    小説1巻目の後書きで中学生向けに意識したとプロデュース人が書いていたから、入門書としてはこれでいいのでは。NHKの『こどもニュース』みたいに、形式と読者の年齢が合っていないわけですが
  • 新春座談会「今だから話せる平清盛」 - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    A:1年間にわたって放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」が無事終了しました。音楽制作の裏話については、「音楽制作メモ 」「音楽仕事」で紹介してきましたが、終わった今だから話せる…というお話もあるかと思いますので、新春架空座談会(?)と題して気楽にお話しいただきたいと思います。 吉松:お手柔らかに(笑)。 A:大河ドラマ50周年記念と言うことで鳴り物入りで始まりましたが、視聴率が低いということばかり報道されるという残念な側面もありました。 吉松:いきなりそれですか(笑) K:平均視聴率は12%ほどとふるわなかったんですけど、一方でTwitterなどでは凄い盛り上がりようで、トレンド・ランキング1位になるなどコアなファンは多かったようですね。 吉松:低いと言っても12%ということは毎週一千万人以上見ていた計算ですからね。クラシック系ビンボー作曲家からすれば、もう天文学的数字ですよ(笑) K:

    新春座談会「今だから話せる平清盛」 - 月刊クラシック音楽探偵事務所
  • アニメ制作会社サンジゲンが目指す日本流のフルCGアニメーションとは?――サンジゲン代表取締役・松浦裕暁氏に聞くアニメ業界の現状とこれから

    アニメ制作会社サンジゲンが目指す日流のフルCGアニメーションとは?――サンジゲン代表取締役・松浦裕暁氏に聞くアニメ業界の現状とこれから 副編集長:TAITAI カメラマン:田井中純平 12→ ゲーム業界とは,近いようで遠いアニメ業界。 今年の10月末に公開された劇場用アニメ「009 RE:CYBORG」 世界的にも“日が強い産業”の一つだと言われるアニメーション業界だが,国内市場が頭打ちになったことに加え,世界展開が思うほどはうまくいっていないこともあり,日のアニメ業界は今,ゲーム業界以上に苦戦を強いられていると言われている。ただ,そんなアニメ業界にあって,瞬く間に躍進してきた制作会社がある。3DCGアニメーションを中心に制作を行っているサンジゲンという会社だ。 3DCGアニメーションと聞くと,ディズニーアニメなど,海外の作品を連想する人が多いかもしれない。日では,セルアニメーショ

    アニメ制作会社サンジゲンが目指す日本流のフルCGアニメーションとは?――サンジゲン代表取締役・松浦裕暁氏に聞くアニメ業界の現状とこれから
  • 「借金王か、改革者か」橋下市長への公開質問状 飯島 勲 「リーダーの掟」:PRESIDENT Online - プレジデント

    1945年、長野県辰野町生まれ。小泉純一郎元総理首席秘書官。現在、松歯科大学特命教授。最新刊『リーダーの掟』プーチン絶賛でたちまち重版。 「借金王か、改革者か」橋下市長への公開質問状 飯島 勲 「リーダーの掟」 2013年1月2日 厚顔無恥なり、岡田副総理「解散後に事業仕分け」 飯島 勲 「リーダーの掟」 2012年12月13日 小中学校に「だいじょうぶ科」? 大阪公募校長の実態 飯島 勲 「リーダーの掟」 2012年11月22日 維新八策のゴール「道州制」は日を滅ぼす 飯島 勲 「リーダーの掟」 2012年11月1日 拉致問題を前進させたのはプーチンだった 飯島 勲 「リーダーの掟」 2012年10月18日 執筆記事一覧 橋下氏が、連載をツイッターで大批判 インターネットのツイッターで89万1961人のフォロワー(読者)がいる橋下徹大阪市長から、25回にわたって連載にご意見を頂戴

  • 『鹿島茂「週刊文春」「私の読書日記」2012/03/08その3「パリ・コミューン」』

    パリ・コミューン(下) (岩波文庫)/岩波書店 ¥1,197Amazon.co.jp ×月×日 現在、 「失われたパリの復元」というタイトルの連載をもっているが、「失われたパリ」というからには「失われる」前のパリを一通りお浚いしておかなくなてはということで、パリの歴史について復習しているが、その場合、エティエンヌ・マルセルの反乱にしろ、アンリ四世のパリ入城、フランス革命にしろ、最終的な決め手となったのはパリの民衆のそこ知れぬパワーであった。そのパワーが大爆発したのが一八七一年のパリ・コミューンで、左翼学生だったころに色々な文献をずいぶんと熱中して読んだものだが、今度、H・ルフェーヴル『パリ・コミューン』(河野健二・柴田朝子・西川長夫訳)が岩波文庫で再刊されたのを機に読み返してみて、思わぬ発見をした。いまさらルフェーヴルでもあるまいという予見が少しあったのだが、これが意外におもしろいのである