自民党の参議院議員会長や国家公安委員長などを歴任した、溝手顕正氏が14日夕方、広島市内で亡くなりました。80歳でした。 溝手氏は広島県の三原市長を経て、平成5年の参議院広島選挙区の補欠選挙で初当選し、5回連続で当選しました。 この間、第1次安倍内閣で国家公安委員長と防災担当大臣で初入閣し、その後、自民党の参議院幹事長や参議院議員会長を歴任しました。 4年前の2019年の参議院選挙に6回目の当選を目指して立候補しましたが、自民党が、定員2の広島選挙区に溝手氏のほかに新人も擁立したため落選しました。 溝手氏は、病気の療養を続けていたということですが、関係者によりますと、14日夕方、広島市内で亡くなりました。80歳でした。