小惑星の監視のデータは宇宙開発にも役立つ可能性 地球には、宇宙のあちこちから小惑星が接近している。 映画「アルマゲドン」(1998年公開、ブルース・ウィリス主演)のように、巨大な小惑星が地球に迫るシナリオは、映画の中だけの話ではなく、NASAをはじめとする世界の宇宙機関が、地球近傍天体(NEO)と呼ばれる地球の軌道に近づく小惑星や彗星を数十年にわたって監視し続けている。 現時点でNASAが確認している小惑星はすべて、少なくとも今後100年間は地球に衝突しない。 では、この膨大な観測データは惑星防衛以外に何の役に立つのか。ブラジルの研究者がその意外な答えを見つけた。 小惑星2001 CA21の軌道が示した意外な可能性 2001年に発見された地球近傍小惑星「2001 CA21」は、地球の軌道付近を通過するだけでなく、火星の軌道とも交差する珍しい経路をたどることが初期観測で明らかになった。 小惑

