米国インフォマティカ社 グローバル・インテグレーション ・サービス部門 バイス・プレジデント ジョン・シュミット 氏 今日の企業システムが抱えている大きな課題の一つが、「データ連携/統合」だ。企業にはビジネスのIT化によって次々に構築されてきた複数のシステムが乱立し、様々な形式のデータが存在する。それらが複雑に絡み合い、相互にデータをやり取りしながら稼働している。データウエアハウスからBI(ビジネスインテリジェンス)、ビッグデータへと、意思決定を支えるテクノロジーが進化し続けており、ユーザーのニーズが「より速く、よりスムーズで、より多角的な切り口のデータ分析」へと進んでいるのにもかかわらず、システムがその要求に応え切れない背景がそこにある。 思うように進まない原因を米国インフォマティカ社のジョン・シュミット氏は、次のように語る。 「データ連携や統合、そしてその品質に関するほとんどの問題が、
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