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ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (6)

  • アメリカNYのヌンチャク所持規制に違法との判決 - 火薬と鋼

    jp.reuters.com 以前からナイフショーでアメリカのナイフ規制に絡めてヌンチャク規制について話題にしてきた。 今日紹介するニュースはその規制の変化を伝えるものだ。 そもそもヌンチャクがカンフー映画等によって普及した後、若者の強盗やギャング等が使うというので各国で法規制が進んだ。 ノルウェー、カナダ、ロシア、ポーランド、チリ、スペインドイツ、イギリスそしてアメリカで規制の例がある。 アメリカでの規制は州によって異なっており、ニューヨークやカリフォルニアでは持ち歩くことはおろか所持も禁じられていて自宅に置くことさえできない。素人考えかもしれないが、銃でさえ(制約はあるが)所有できるのにヌンチャクは危険な武器という理由で家にすら置けないというのもちょっと変な話ではあった。 この裁判ではアマチュア武道家のジェームズ・マロニー氏は、双子の息子にヌンチャクを使用した武術を教えることができな

    アメリカNYのヌンチャク所持規制に違法との判決 - 火薬と鋼
    kutakutatriangle
    kutakutatriangle 2023/02/08
    2018年の記事
  • トンファー型警棒の進化と特殊化 - 火薬と鋼

    トンファー型警棒というものがある。沖縄空手(琉球古武術)の武器として知られるトンファーと同様の形状をした警棒で、サイド・ハンドル・バトンとも呼ばれる。1970年代にアメリカで生まれ、多くの警察、警備会社によって使われた。映画に出てくることも多く、『ターミネーター2』(1991年)や『ザ・レイド』(2011年)にも登場した。 今回はこのトンファー型警棒の進化の系譜について紹介していきたい。なお、製品の画像は全て公式サイト、カタログまたはパテントの画像から必要な部分を切り出した。 PR-24 トンファー型警棒の誕生 1971年、アメリカのロン・アンダーソンという警察官がある事件で犯人の攻撃を通常の警棒で防御しようとして怪我をし、病院でトンファーの使用を思いついたという。 その後、ロン・アンダーソンは警棒メーカーのモナドノック社とコンタクトを取り、最終的に1974年にトンファー型警棒PR-24が

    トンファー型警棒の進化と特殊化 - 火薬と鋼
  • とある図書館司書がロシア武術システマを習っているわけ - 火薬と鋼

    前から書いていることだが、私はロシア武術システマを学んでいる。 ロシア軍特殊部隊スペツナズの格闘技として知られている格闘技だ。 この特殊部隊云々は、システマのイメージを良くも悪くもしている。ひどい時には殺人術などと紹介されているが、『ザ・殺人術』みたいな殺しのテクニックを教える格闘技というわけではないし、また、力の誇示や破壊、攻撃性を求めるものでもない。 どうしてシステマをやっているのか質問を受けることがある。確かにシステマのような珍しい格闘技を学ぶことに奇異な印象を受ける人もいるだろう。日でシステマを学べる場所があることさえあまり知られていない現状では尚更だ。 私がシステマを学ぶようになった経緯、経験について、これから格闘技を学びたい人の参考にもなるかもしれないし、自分の記録としても残しておきたいので、まとめてみることにした。 なお、ここで言う「格闘技」は格闘技・武道・武術と呼ばれるも

    とある図書館司書がロシア武術システマを習っているわけ - 火薬と鋼
  • 『MASTERキートン』の「ナイフは至近距離なら銃より速い」は本当か - 火薬と鋼

    前々から書こうと思っていた漫画『MASTERキートン』のナイフ術についての話を書く。 『MASTERキートン』の主人公、平賀=キートン・太一は元英軍特殊部隊SAS隊員・考古学者・保健調査員の3つの顔を持つため、作品に様々な知識が登場し、軍隊格闘技、近接戦闘に関する話も出てくる。 中でも「狩人の季節」「獲物の季節」「収穫の季節」の一連のエピソードのナイフに関する話は覚えている人が多いのではないだろうか。 MASTER KEATON / 2 完全版 (ビッグコミックススペシャル) 作者:浦沢 直樹小学館Amazon ナイフの有利を説く場面 単行2巻から該当する部分を引用してみる。画像下にナイフ術に関するセリフも引用した。 なお、私が持っているのは古いコミックなので現在入手できる完全版とは違う部分もあるかもしれない。 この話では同じ説明が3つの場面で登場する。 まずは主人公・平賀=キートン・太

    『MASTERキートン』の「ナイフは至近距離なら銃より速い」は本当か - 火薬と鋼
    kutakutatriangle
    kutakutatriangle 2017/03/09
    知見溢れてる。動画ちゃんと見て参考にしたい。
  • 君は猫流護身柔術を知っているか - 火薬と鋼

    流護身柔術」という武術が実在する。 別にが戦うわけではない。 日の武術を学んだアメリカ人による武術で、正確には“Neko-ryu Goshin Jujitsu”という。の動き、敏捷性やパワーをヒントとして編み出されたためにその名がつけられた。 この武術は海兵隊員として沖縄にいたアーニー・ケイツ(Ernie Cates)、日の武道家の中林、小谷という3人の指導者が日のビジネスマン向けに柔道・柔術を基に4時間で習得できる護身術を1962年に作ったことが起源だという。 後にアーニー・ケイツはこれを基に流護身柔術として完成させた。 流護身柔術のサイト*1やネットの記事*2によると、彼は海兵隊隊員として沖縄にいた時期に、1956年沖縄柔道チャンピオン、1959〜65年の全海兵隊柔道チャンピオン(彼の体重の階級で)であり、講道館柔道8段である。このため流護身柔術も柔道が基になって

    君は猫流護身柔術を知っているか - 火薬と鋼
  • フィクションにおけるナイフ格闘のリアリティとリアル - 火薬と鋼

    肩の調子が悪くてトレーニングに行けないので時間ができた。 以前から書こうと思っていたフィクションのナイフ戦闘について、簡単な解説と現実の技術を取り入れる可能性を書いておこう。 戦闘シーンのナイフ アニメやゲーム漫画小説と様々なフィクションでナイフが登場する。 しかし実際のナイフ格闘の技法が使われる事は少なく、リアリティを詰める方向性の作品でもなかなかちゃんとした技術は登場しない。理由は色々あるだろうが、他の格闘技・武術と比べて他の創作に登場する機会も現実の世界で見る機会も限られているからだろう。 単純に出番が少ないというのもあるかもしれない。また、フィクションにおけるナイフと言えばチンピラ、ゴロツキの武器か、兵士、殺し屋の武器であり、他の格闘技や武術のように丹念に技を描写するのに向いていないこともある。 しかし例えば兵士・元兵士、殺し屋といったプロフェッショナルの描写として、フィクショ

    フィクションにおけるナイフ格闘のリアリティとリアル - 火薬と鋼
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