Amazon EC2 Auto Scalingを利用すると、需要に合わせてEC2の台数を増減できます。 これにより、コストとパフォーマンスのバランスをとれます。 Auto Scalingは素晴らしい機能ですが、よく理解して利用する必要があります。 Auto Scalingの基本的な内容と、マスターEC2を使ったAuto Scalingの運用方法をご紹介します。 Auto Scalingを構成する要素 Auto Scaling グループ Auto Scaling グループは、Auto Scalingの管理単位です。 グループを作成する際に、EC2の最小数、最大数、希望する数を指定します。 EC2の最小数と最大数の間で、インスタンス数が増減または維持されます。 ヘルスチェックのタイプ Auto Scalingは起動したインスタンスに対して、定期的なヘルスチェックを実行します。 インスタンスが正
EC2に、インスタンスタイプによる差異はあるの? こんにちは、サーバーワークスの杉村です。AWSの代表的なサービスであるElastic Computing Cloud(EC2)。 インスタンスの停止さえできれば、スペックを自由に変更できるのはとても便利です。 おかげでサーバーエンジニアは、難しくて時間のかかるサイジングから解放され、とりあえずスモールスタートで作ってみる!という手段を選択することができます。 わずか数クリックで、マシンスペックを変更できるとは、なんと素晴らしい。 ですがちょっと待ってください。 その[適用]ボタンを押す前に、チェックしておくべきことがあります。 インスタンスタイプを変えたら、今までできていた名前解決ができなくなった。 あるいは、アプリが動かなくなった。 そんなことが起こったら、インスタンスタイプ間の差異が原因かもしれません。 CPUスペックとメモリ容量以外に
先日弊社で保守契約を締結しているとあるクライアントから突然システムが動作しなくなってしまったとご連絡がありました。クライアントの方でサーバーのメンテナンス作業をしていたところ、動作しなくなってしまったとのことでした。 保守対象のシステムであったため、早速原因の調査を行いまして、そのクライアントが使用しているAWSのEC2インスタンスに起因する問題であることが判明しました。AWSを使っているシステムで同様の条件の場合に、システムが稼働できなくなってしまう可能性があります。 しかもこれは2018年新年早々に各地で問題発生する可能性がありますので、今回弊社で実施した対応について詳細を記載したいと思います。AWSのことがわかる技術者の方以外には何言ってるか全く意味不明の内容だと思いますのでスルーしてください。w あるいは自社で使用しているサーバーがAWSということがわかっている場合には、念のため担
メモリ使用量が増えている? aws-sdkを利用したツールをAmazonLinux上で常時稼働させているとメモリのFreeな領域が減っていることがわかる。 アップデートした最新のAmazonLinux(2014/09/13)上で原因を調べた。 slabキャッシュが増大化している。 一度再起動させた直後(before)と、しばらくaws-sdkを使ったツールを実行して放置した後(after)のメモリの状況(/proc/meminfo)を比較する。 [before] MemTotal: 3859068 kB MemFree: 3668144 kB Buffers: 10020 kB Cached: 89660 kB SwapCached: 0 kB Active: 67960 kB Inactive: 66148 kB Active(anon): 34428 kB Inactive(anon)
こんにちはインフラエンジニアの柳瀬です。 今回の内容は少しエントリー向けの内容になるかと思いますが、既存環境のMySQLからRDSへ移行するテストについて記載したいと思います。 オンプレミスの環境でMySQLを使用されている方は多くいらっしゃるかと思いますが、そういった方がRDSへ移行される事を検討した際に何かしらの参考になりましたら幸いです。 今回はEC2上のCentOSにMySQLをインストールして10GBのテストデータを投入しました。 こちらのデータをRDSに移行したいと思います。 ※RDSデータベースの作成方法はこちらのリンクをご覧頂けると分かりやすいと思います。 まず考える事がmysqldumpコマンドの--all-databasesオプションを使用して一気に移行する事ですね! これを実施すると以下のようになります。 # mysqldump -u root -x --all-da
IAM認証用ユーザの作成 RDSインスタンスが作成出来たら、次の作業を行います。 マスターユーザでRDSに接続 IAM認証用のユーザ作成 まず、RDSに接続できるEC2にアクセスします。対象のEC2のAWS CLIをアップデートしておきます。 $ sudo pip install -U awscli $ aws --version aws-cli/1.11.81 Python/2.7.12 Linux/4.4.41-36.55.amzn1.x86_64 botocore/1.5.44 RDS for MySQLに接続します。 $ mysql -h iamtest.xxxxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -u mymaster -p Enter password: Welcome to the MySQL monitor. Commands
AWS Week in Review – AWS Documentation Updates, Amazon EventBridge is Faster, and More – May 22, 2023 Here are your AWS updates from the previous 7 days. Last week I was in Turin, Italy for CloudConf, a conference I’ve had the pleasure to participate in for the last 10 years. AWS Hero Anahit Pogosova was also there sharing a few serverless tips in front of a full house. Here’s a picture I […] Amaz
SSL Terminationとは ELBにSSL Terminationといって、ロードバランサー側でSSL認証を行ってくれる機能があります。WEBクライアントからSSL(443ポート)でリクエストが来ると、ELBがSSL証明書の確認をします。正しく処理されれば、ELB配下のEC2インスタンスに対して80ポートで通信を行います。 つい最近、このSSL Termination後のELBとEC2間の通信を改めて暗号化通信する方法ができましたのでご紹介します。 デモ用SSL証明書の作成 まずはデモ用にSSL証明書を作成します。詳しい説明は割愛しますが、証明書を作成する際に鍵の暗号化を外しています。本物を申請するときにはSSL会社の指示に従ってください。 $ openssl req -new -x509 -nodes -out server.crt -keyout server.key Gene
大栗です。 先程既存のEC2に対してIAM Roleを設定することができるようになりました!早速試してみます。 New! Attach an AWS IAM Role to an Existing Amazon EC2 Instance by Using the AWS CLI Attach an IAM role to your existing Amazon EC2 instance 2017年3月6日現在 Management ConsoleでもIAM Roleの設定が可能になっています。 [アップデート] EC2コンソールで既存のEC2インスタンスに対してIAM Roleをアタッチ、変更ができるようになりました IAM Roleとは? IAM Roleとは、AWSのサービスに対してアクセス権限を付与する機能です。IAM Roleでは対象サービスのみにアクセス権限を設定できアクセスキ
Jenkinsで継続的インテグレーション(CI)を運用していると、ディスクの容量不足となることがあります。これは、継続的に行っているビルドやテストの成果物がJenkinsによって継続的に蓄積されることが主な要因です。これはJenkinsプロジェクトで「古いビルドを破棄」を設定することで抑制することができます。この時、ビルドの保存日数やビルドの保存最大数を設定します。 とはいえ、根本的に容量不足となってしまったならば、ディスク容量を増やすしかありません。 $ df -h Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/xvda1 7.9G 6.8G 1.1G 87% / tmpfs 1.9G 0 1.9G 0% /dev/shm Amazon EC2ではこのようなケースでも、柔軟にディスク容量を拡張することができます。 前提 EC2インスタンスのルート
コンニチハ、千葉です。 AWSを利用していればcloud-initをご存知の方が多いと思います。ただ、「cloud.cfg上から説明して!」とか言われたら困ると思います。 なにせ、ぐぐってもあまり情報がありません。公式のドキュメントを読んでも設定方法やモジュール名は書いているのですがモジュールがデフォルトでどんな挙動するのか読み取れませんでした。なので、ソースコード(主にコメントw)頑張って読んでまとめました。 初期構築等で設定だけしたいのであれば、このページを見ればいけると思います。 cloud-initの実行タイミング ふわっと、初回起動みたいに覚えている方もいると思います。実際には初回起動以外にも実行タイミングがあります。 一生に?1回だけ実行されるもの インスタンスごとに実行されるもの(AMI作成し、そこからインスタンスを作成した時) 起動時に毎回実行されるもの ソースで、「fre
The following is a soup to nuts walkthrough of how to set up and deploy a Django application to Amazon Web Services (AWS) all while remaining sane. Tools/technologies used: Python v2.7.8 Django v1.7 Amazon Elastic Beanstalk, EC2, S3, and RDS EB CLI 3.x PostgreSQL Now with Python 3! Check out the updated version of this article here. This article has been updated to cover deploying with Python 3 be
数ヶ月間、私のお小遣いを貪り続けてきたAWS EC2上のハニーポットですが、さすがに財布へのダメージが蓄積してきたのでいったん停止させました。停止させたもののそれなりにデータを蓄積していたので、さてどうしようかなと思っていたのですが、 先日、長崎で開催された情報処理学会のコンピュータセキュリティシンポジウム2015で聞いた講演の一つに SSHの新しい攻撃方法について触れられていてちょっと気になったので、収集したデータのうちSSHに関しての通信のみちょっと分析してみました。 ハニーポットの構成やデータの収集方法については過去のエントリを参照していただきたいのですが、 今回はAWS Asia Pacific (Tokyo)上でEC2のインスタンス4つを4月頭から6月末まで動かしてデータを取得しました。財布へのダメージも4倍! しかしおかげで複数のIPアドレスで観測した時に生じる差分について知る
はじめに こんにちは植木和樹@上越妙高オフィスです。 利用しているEC2を踏み台にした外部への攻撃が行われていると、攻撃先のサーバー管理者からAWS宛に不正利用報告(Abuse)が送られる場合があります。AWSでは報告を受けて、そのサーバー(IPアドレス)の利用者宛に警告メール(Abuse Report)で通知します。 今回、とあるAbuse Reportが届いた際の攻撃手段の調査をメモしたので、主に有用だったlsofとstraceコマンドの使い方についてまとめました。 EC2マネージメントコンソールで状態を確認する まず確認するのはマネージメントコンソールです。AWSから通知のあったIPアドレス(Elastic IP)から、EC2インスタンスを特定します。 次に各種CloudWatchのメトリクスを確認します。外部への攻撃を行われるとNetwork Outが極端に高くなる傾向があります。
Provisioning CentOS images on EC2 with Ansible What I'm going to discuss here is provisioning some CentOS images on EC2 instances with Ansible and well, do that from a CentOS machine of course. First off, you don't need the AWS tools installed on your management system, and that saves you from having to install Java as well. We need the following components on our CentOS management system: Ansible
Images as codePacker standardizes and automates the process of building system and container images. Multi-cloud image workflowCreate one workflow for images across multiple clouds and private infrastructure. Extend Packer with pluginsPlugins extend Packer’s functionality without modifying Packer's core by adding new builders, provisioners, post-processors, and data sources.
EC2でsshアクセスはよく使います 最近、仕事でEC2を使用する機会が非常にふえました。EC2にsshログインして作業をすることもよくあるのですが、 インスタンス数の増加にしたがって、EC2のホスト名を管理するのも面倒になってきます。 通常、ホスト名管理が面倒な場合はconfigファイルに次のようにホスト名の別名を定義すれば楽です。 #~/.ssh/config Host sample-host Hostname ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.amazonaws.com 上記configがあれば、下記のようにEC2へsshログイン可能です。 % ssh -i <キーファイル> ec2-user@sample-host しかし、インスタンスを起動したり消したりしていると、当然ながらec2-xxx〜なホスト名は変わってしまいます。 EIPを使えば固定しておけますが、開発の時やAut
将棋ソフトとプロ棋士が対局する第2回電王戦で注目を浴びた将棋ソフト「GPS将棋」。約680台のPCクラスタ構成でA級棋士から勝利を得たことから、ややもすると縁遠い存在に見える。だが最小構成の将棋サーバーに仕立てるだけなら、5分もあれば十分だ。 日経Linux 2013年7月号では、5分程度で構築できるサーバーを紹介した。サーバーを遠い存在に感じているLinuxユーザーが一歩踏み出したくなるようなソフトやシステムを30種類集める一方で、すぐに動かせる導入の簡便さを重視した。中でもGPS将棋は、パッケージで本体部分が導入できるうえ、Rubyの対局サーバーと制御スクリプトを組み合わせるだけで将棋サーバーに仕立てられる、格好の入り口だ。 Linuxが動作するサーバーで手軽に始められるのが、米Amazon Web Services社のIaaS「Amazon EC2」だ。EC2なら、仮想16コアCPU
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