ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (100)

  • ちょうどいいくらい学ぶコツ - 山下泰平の趣味の方法

    私は一人で学ぶのが好きで、基的にずっとそうしている。学校にいた頃は授業を受けてはいたけど、大勢の前で一人が話しているのを理解することがものすごい苦手で、高校の終わりあたりで一人でやろうと決めた。それからそういう感じである。だから一人で学ぶのが好きというよりは、それ以外の方法を知らないというのがより正しいのかもしれない。 運転免許以外の学校的なところでちゃんと勉強したことないから想像だけど、他人と学ぶ場合は、だいたい基的には期間と目的、学ぶルートが設定されている。だから学ぶ期間と、終わった後どうなるかもざっくり理解できる。しっかりとしたガイドもあるので、一通り終りまで学べることが多いような気がしている。 それに比べると、一人でなにかを学ぶのは面白いけど、終わりやルートが曖昧である。明確なメリットがない場合は、世の中にはもっと知ってる奴はいるし、これを学ぶ意味があるのかなってなることもある

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  • 岩波文庫解説目録(2020年版)の100冊を選んでみた - 山下泰平の趣味の方法

    選んでみました 岩波文庫解説目録(2020年版)から100冊選んでみた。 あくまで2020年版から選んだものなので、岩波文庫のベストなリストではない。あと上下巻やら全6巻みたいなものもあるので、厳密には100冊ではない。 これがなんのためのリストなのかといえば、私が岩波文庫解説目録(2020年版)を眺めてたら面白くなってしまい、気が向いたので100冊選んだものでしかない。既読(含む、岩波文庫以外で読んだもの)だと思われるものから、読んで良かったような記憶があるものを抽出している。 そんなわけで紹介しているものを全部読んだところで、生き方や人生が変わることはない。ただし自分が好きなジャンルくらいは発見できるかもしれない。それに加えて私が日の近代以降の文化が好きなので、読むと近代以降の日文化を理解しやすくなるといった効果はあると思う。 意識したのはつながりで、ここは他のリストと少しだけ違

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  • 調べるためやっておいて良かったこと - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治から大正あたりの変な文化を調べて遊んでいる人である。あくまで趣味で調べていて、専門的な教育を受けたわけではない。それでも調べたことを、それなりに評価してもらえてはいる。すごいッ!!! って感じではないけれど、一応ほどほどに詳しく調べている人だとしてもいいと思われる。 そういうそれなりの人として、若い時にやっておいて良かったなと思うことがいくつかある。それらは体系だった指針に基いた行動ではない。暇な時にちょっと気が向いたしなんとなくやってみるかな……というのを繰り返しているうちに、今の状態に落ち着いたといった感じで、要するに単なる偶然でしかない。それでもわりと効率の良い方法だったなと自分では思っている。 そんなわけで、私がやったことを一つの事例としてまとめておこくことにした。この文章は下のような人に向けて書いたものだ。 今なにかを調べている 学問的に訓練されているわけではない ちょっ

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  • コロナに関する政策に竹槍で B29 を爆破するみたいな話だ的な批判をすることについて - 山下泰平の趣味の方法

    間違った例えは止めよう コロナに関する政策に、竹槍で B29 を爆破みたいな話だ的な批判をたまにみるようになってきた。私もわりと子供の頃に、戦時中ヤケクソになった日人は竹槍で B29 をブッ壊そうとしていたといった話を聞いたことがある。その時はへーって思ってわけだけど、最近になって戦中戦後の新聞を読むうち、あれって嘘だったんじゃないのかなと感じるようになってきた。そんなわけで自分で少し調べてみたら、やっぱりこれは有り得ないような話だなといった感じだった。実は先に調べている人たちは沢山いて、ググったら結論はすぐに出るんだけど、ここでは私が調べたことについて記録しておく。 そもそも私は明治の文化を調べていて、かって日人は合理的、科学的に考え行動しようとしていたことを知っていた。これについてはにしてまとめたので、興味がある人は読んでみてください。 簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最

    コロナに関する政策に竹槍で B29 を爆破するみたいな話だ的な批判をすることについて - 山下泰平の趣味の方法
  • 明治四二年の雑で粗削りなフェミニズム - 山下泰平の趣味の方法

    明治四二年に雑で粗削りなフェミニズム運動が発生していたので、10000文字程度の記事にまとめた。お時間のある時にでもどうぞ。 かって二つの事件があった 「おきみ」事件の顛末 「二十六女」を助けようとした人々 「おきみ」と「二十六女」 妙な形の文化が形成される頃合い かって二つの事件があった 明治四二年に日統治時代の朝鮮で発行されていた『京城新報』において、二つの小さな事件が起きた。読者投稿欄「平民文庫」と「相談相談」コーナーを舞台に巻き起こった騒動で、登場人物は酌婦の「おきみ」と新聞記者の「風聞子」、そして「二十六女」である。現在ならばフーンで済んでしまいそうな事件ではあるが、じっくり眺めてみるとなかなか面白い出来事である。というわけで、事件が発生した舞台の背景を解説してみよう。 まずは「おきみ」事件である。 京城新報は日統治時代の朝鮮で 1907年1月から1912年2月まで発行され

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  • 大量の PDF から特定ページを抜き出してひとつにまとめる方法 - 山下泰平の趣味の方法

    PDF の雑誌や新聞などを調べる際に、大量の PDF から特定ページを抜き出してひとつにまとめると便利になることがある。雑誌の特定記事だけ読みたいだとか、新聞の二面だけ連続して読み続けたいなど、いろいろなケースがあると思う。 私もそういう状況になって、大量の PDF から特定ページを抜き出してひとつにまとめたので情報を共有しておく。私の環境は macOS だけど、Windows の WSL や Android の tmux などでも同じことができる。 こういうことはコンピュータを使いまくってる人なら一瞬でできることで、わざわざ書くまでもないようなことなんだけど、こういうことが必要になる人はあまりコンピュータに詳しくないことが多いといった状況があるような気がする。こういうことができるようになると、昔だったら1年かかってた調査も1週間で終ってしまったりする。1週間でできるようになると、より幅広

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  • 戦前の日本語新聞を読んで遊ぶ - 山下泰平の趣味の方法

    戦前の新聞を読もうと思った 今年は自分が調べているジャンルをいろいろとまとめることができた。さらなる暇潰しがしたくなったので、戦前の新聞を格的に読み新しい調べたいジャンルを探すことにした。 暇潰しのために興味深いジャンルを探し出し、しばらくそれについて調べ続ける。調べる対象が存在している時代が同じであれば、自然に以前調べていたジャンルについての知識も増えていく。これを繰り返していると永遠に暇が潰せるので、みなさんにもお勧めしたいところなんだけど、話を戻すと戦前の新聞をデジタルデータで自由に読みたいわけである。 これまで戦前の新聞を読む際には図書館へ行き、縮刷版、マイクロフィルム、オンラインサービスなどを利用していた。しかし格的に読むのであれば、自宅で読めなくてはならない。なぜ自宅で読めなくてはならないのかというと、移動するのが面倒くさいからで、面倒くさいことは続かない。そんなわけで戦前

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  • 『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』について - 山下泰平の趣味の方法

    『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する』が4月に24日に発売された。 書いた人として、の解説というか、どういうものか紹介しておく。 の内容 明治娯楽物語を紹介するついでに文章を引用し、当時の文化も考慮に入れつつ、当該書籍に書かれていない部分も補足しながら、色々なこと解釈していくといった構成になっている。主に紹介しているのは、明治娯楽物語とその移り変り、そして明治人の考え方である。 明治娯楽物語は超巨大な分野であり、その全貌が分るというものではないのだけれど、だいたいの形はつかめ、その一部には詳しくなれるっていう感じになっている。明治娯楽物語の分野にメチャ詳しい人が読んでも、ひとつくらいは知らない事実なんてものがあるかもしれない。 わりと変った書き方をしているので、最初面喰うかもしれないけど、読んでるうち

    『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』について - 山下泰平の趣味の方法
  • 本を書くためにやったことと感想のまとめ - 山下泰平の趣味の方法

    を書いた。わりと苦労した。内容についてはおいておいて、を発売するまでにやったことと感想をまとめておく。 私は日全国に意味の分からないことを調べている人が沢山いるんだろうなと思っていて、そいういう人々が色々と発表するような世の中になって欲しいと考えている。変なものを読みたいからね。なのでが趣味で色々と調べている人の参考になったら嬉しい。 数年に渡って公開をしていく 自分の調べたことを延々と公開していく。自分がスゲー発見したぞッ!! ってなったとして、そういうのもジャンジャン公開する。発見を隠しておいて場所を選んで公開みたいなの、私はあんまり意味ないと思っていて、情報をオープンにしておくとその分野について他人が調べてくれることもある。自分より調べやすい場所にいる人、例えば研究機関に所属している人が調べてくれると素晴しく良くて、品質の高い情報を得ることができる。結果的に、自分が分かる速度も

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  • ゴミみたいな面白さを探し出して AI に抵抗していきたい - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治の新聞を読むことがある。新聞のデータベースはなかなか素晴しくて、過去の記事なんかはキーワードで検索できたりして当に最高だと思う。最高なんだけど、これは他人が作ったデータベースで、ずっと利用していると自分が人工知能の一部になった気分になる。 すごい昔に人工知能のことちょっとだけ調べたことがある。チューリング?とかのメチャ分厚い変なを読んだだけの古くさくて雑な理解なんだけど、人工知能ってのはデータから自動的に適切なものを引出すみたいな雰囲気の仕組みである。人間の知的活動と同じですね。 新聞以外のなにか読んで気になった単語をリストアップしていって、自動的に新聞各社のデータベースを検索し、一覧を抽出するみたいなのはやろうと思ったら私だってすぐに作れる。データベース利用料金を払う金がないから作ってないだけで、金あったら作ってる。私よりも頭が良くて金ある人が頑張ったら、面白みのあるパターン

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  • 趣味と家事の自動化 - 山下泰平の趣味の方法

    最近は家事の自動化できるようになっている。私はドラム式洗濯乾燥機を使っているんだけど、便利で仕方ない。床掃除にはロボット拭き掃除機みたいなのを使っている。トイレや洗面所はセンサーライトが付けてあって、スイッチを入れなくても済むようにしてある。 その一方で食洗機やら自動調理器具は導入していない。ちょっと抵抗がある。なんでドラム式洗濯乾燥機やロボット拭き掃除機は良くて、自動調理器具は駄目なのかっていうと、趣味の問題だ。 私はトイレの電気のスイッチを入れるっていう行為に、なんらの価値も見い出すことが出来ない。面倒クセーだけだと思う。センサーライトを導入するだけでスイッチ入れなくて済むのなら、絶対センサーライト導入するっていう感じである。しかしトイレの電気のスイッチを入れるっていう行為に異常なまでの情熱を持っている人は、センサーライトの導入に大反対すると思われる。 ドラム式洗濯乾燥機についても同じ

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  • 読まない人が読書で遊ぶための60ステップ - 山下泰平の趣味の方法

    私はわりと読書をしてきたほうだと思う。ただ間違った方法で読書してきたよなーって思わないでもない。それでも楽しく読めてはいて、未だに読書で遊べている。 そんなわけで、読書を楽しむための方法を紹介したい。60ステップあるんで面倒くさいかもしれないけど、やったら速読以外は誰でもできると思う。 対象としているのは全く読書しない人や、目的のある学習しかしてこなかった人で、もしかするとだけど大量に読んでる人にとっても多少なりともマシなことが書かれているかもしれない。あるいはネットで読むものの幅を広げるための練習にもなる可能性もないでもない。考えてみると読まない人はこんな記事を読まないような気もするが、そのあたりはムシっておくことにする。 私自身は電子書籍は読みまくってるんだけど、こちらは紙のを対象としている。また書見台や椅子などの道具や、書籍の軽量化などについても扱っていない。書見台は便利なんだけど

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  • 忠臣蔵は大正時代にも飽きられていた - 山下泰平の趣味の方法

    昔から飽きてた 気が付けば忠臣蔵の人気や知名度が無くなっていたみたいな話をインターネットで見掛けたんだけど、大正時代くらいには忠臣蔵に飽きてる人は多かった。江戸時代くらいから忠臣蔵をアレンジした物語は書かれていたのだから、大正時代以前から忠臣蔵に飽きてた人はわりといたのかもしれない。スタンダードな忠臣蔵を延々と楽しめるのであれば、アレンジする必要なんかない。飽きた人がいたから、物語に改良が加えられたわけである。 ただいわゆる普通の人、あくまで仕事の余暇に物語でも楽しもうかって人たちが飽きはじめたのは、明治の後半くらいなんじゃないのかなっていう雰囲気はある。残念ながら資料としては大正のものしか発見できなかったんで、タイトルでは大正としている。 まずは明治の普通の人たちが忠臣蔵をどう楽しんでいたのか、雑に解説しておこう。 明治の中頃くらい、忠臣蔵の全てを知りたいっていう気運が上がっている。ここ

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  • 「この戦争は間違ってます」とか「日本はいずれ負けます」とかしたり顔でホザいた予知能力者は実在する - 山下泰平の趣味の方法

    戦争を扱ったフィクションで、たまにこの戦争は負けるッ!!みたいなオッさんが出てくる。彼らのような人間は実在してて、元気一杯生きていた。断じて空想上の存在ではない。 記録として残っている日負ける実在するキャラとして、超有名なのが山下清である。山下清は貼絵画家で、今では知らない人が多いんろうけど、かっては裸の大将放浪記というタイトルでドラマ化されていたほどの人物だ。 裸の大将放浪記 山下清物語 [DVD] 出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2008/11/21メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログを見る 山下清は超リアリストの上に、全く雰囲気が読めない。日が負ける理由は、道具が悪いのと国が狭いのと数カ国相手に戦争するからといった単純明快なもの、確かに正しいんだけど雰囲気読めよなっていう感じなのだが、清は子供の頃から一貫して日戦争に負けると言い張り続けて、幾度も殴ら

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  • 生活のコツを128並べてみる - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治期の文化を調べて遊んでいる人なんだけど、最近だと簡易生活っていうのが面白いので調べたり実行したりしている。簡易生活を一言で説明すると、明治時代に発生した個人のポテンシャルを最高に引き出すための手法である。 簡易生活で遊ぶうち、生活自体に興味を持つようになり、だいぶノウハウというかコツが分かってきた。生活が確立されると家庭の外でも安定してきて、穏かに毎日笑って暮すことができるようになる。良い生活は、実に最高だと思う。というわけで生活をコツを128個並べてみた。 このリストには次のような特徴がある。 明治の生活法の簡易生活をベースにしている 基的には一人暮らしの人向けのものになっているような気がしないでもない 生活っていうのは個人差がすごいので、もちろん全く参考にならない人もいる ちなみにお金については色々と実験しているところなので、まだ書くことがない。 全般 社会 装飾 イベント

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  • どうしたら教養を身に付けられるのかって質問されたんだけど - 山下泰平の趣味の方法

    教養とはなにか ちょっと前にどうしたら教養を身に付けられるのって質問されたんだけど、よく分からない感じだった。自分はどうかなって考えたんだけど、かなり微妙だと思う。数年に一度くらい教養があるねぇみたいに言われることがあるんだけど、私は都道府県全部言えないし、鎌倉時代と平安時代どっちが今に近いのかも曖昧である。こないだ数学で遊んでみようと思って子供向けの読んだりしたんだけど、因数分解の意味が分からなかった。つまり私は通常身に付けておくべき知識をムシって別のこと調べて遊び続けてるから、他の人からするとちょっと教養あるっぽく見えるけど、私からすると私をちょっと教養あるっぽいと認識している人がスゲーっていう認識になるわけで、人間の能力みたいなものってトータルだとあんまり変わんないんじゃないのかなっていうようなことを最近は思ったりしている……みたいな人間が、どうやったら教養を身に付けられるのかって

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    kybernetes
    kybernetes 2018/10/19
    「テアイテトス」は確かに抜群に面白い
  • 明治の考え方『簡易生活』を読み解き実行する - 山下泰平の趣味の方法

    明治時代に簡易生活という考え方が流行していた。この考え方は日に深く根付き、良い反応も起こせば、悪い結果を残したりもしている。 今更明治の考え方なんてと思われるかもしれないが、知っておくことで様々な文化をより深く理解することができる。現代ですら、まだまだ明治の簡易生活は生き残っている。今これを今読んでいる人も、知らないうちに影響を受けているはずだ。明治の文化のみならず、現代を理解するためにも、簡易生活は知っておいたほうが良い考え方だ。 簡易生活についてまとめられている初期の書籍に『簡易生活』民友社 明治28(1895)年がある。この書籍は簡易生活が、実に上手く書かれている上に、最も純度が高い。というわけでこの書籍を読み解きながら、簡易生活について理解していこうというのがこの記事の概要である。 簡易生活要約 『簡易生活』を究極にまで要約すると次の通りだ。 実用が全て 簡易で簡素 余計は排除

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  • 社会性ないのはヤバいんじゃないのかと気付きつつある - 山下泰平の趣味の方法

    私の社会認識 ここ数年で気付いたんだけど、私はあんまり社会性がないらしい。らしいっていうのは、まだ実感がないからなんだけど、社会性のない人は社会のことを曖昧にしか理解していないと思われる。 私の事例だとかなり最近まで職場や学校なんかの集団がいる場所での行為っていうのは幻覚みたいなもので、みんな冗談みたいな雰囲気で参加しているっていう認識であった。それじゃ飲店等の人がいる店に行くのも夢なのかっていうと、それは状況やら時間による。それでみんな1人の時に、生きてる実感を得るみたいな曖昧な感じである。 冗談のわりに人間って国とかすごいマジで作ってるわけだけど、その辺りをどう処理していたのかというと、人類は生物としては弱者なんで、集団を構成せざるを得ない。安全に1人でいる状況を作るため、国とか作ったんだろみたいな曖昧な雰囲気である。面倒クセーし興味ないからあんまり真面目に考えたことなかったけど、だ

    社会性ないのはヤバいんじゃないのかと気付きつつある - 山下泰平の趣味の方法
  • 明治大正娯楽物語における闘う少女の系譜を描く2万文字(希望者には+10万文字) - 山下泰平の趣味の方法

    『忍術漫遊 戸澤雪姫』を公開したついでに、明治大正娯楽物語における闘う少女の系譜を書いてみました。 参考文献は『@』注釈は『!』、ふりがなは『()』ちょっとした解説は『[]』イラストの解説はボールドとなっています。 はじめに 悪婆と毒婦 男装の怪力少女たち 怪盗少女 男装の剣術少女 闘うお嬢様たち 青軒作品最強ヒロイン 少女忍術使い 昔に帰る少女たち かって闘った少女のために はじめに 日のフィクションの世界では、今日も少女たちが闘っている。力のない少女が物語の中で活躍するのは、世界的に見ても珍しい事例らしい。それじゃ彼女たちは一体どこからやって来たのか……ってのが、この記事のテーマである。 ちなみに私は明治大正娯楽物語の娯楽物語を中心に楽しんでいるため、自然にその辺りで活躍していた少女を中心に紹介することになる。当り前の話だが他分野や他の時代には、また別の少女たちが異なる場所で闘ってい

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  • オッさんが政治的正しさに殴られないための考え方 - 山下泰平の趣味の方法

    オッさんの人体は人間よりも糞に近い オッさんは全ての動きが鈍い。物理的な動作はもちろんのこと、脳もトロくさい。俺の脳はトロくさくねぇ!!!!!!!!って怒るオッさんいると思うけど、自分の脳がトロくさくなった事実に気付けないくらいに全体的に鈍臭くなってるわけで、とにかくオッさんはかわいそうだと思われる。 もっとオッさんを大事にして欲しいよなーってオッさんの俺は思うわけだけど、例えばオッさんと甲斐犬が同じ行動してたら、どっちの味方になりたいのか考えてみよう。オッさんが全裸でワーワー絶叫しながら四つん這いで走り廻ってたら、絶対にそのオッさんのこと嫌いになる。しかし同じことを甲斐犬がしてたら、メチャかわいくて絶対に好きになる。そういうことなんだと思われる。 かわいくなくて、体力も理解力も低下しているオッさんにとって、世の中はどんどん厳しくなってきている。最近だとオッさんは、政治的に正しい方法でガン

    オッさんが政治的正しさに殴られないための考え方 - 山下泰平の趣味の方法
    kybernetes
    kybernetes 2018/08/16
    金八の怨念の様な存在