この国は再びファシズムに侵されている――。現実を鋭く分析した思想史研究者の対談集「現代に生きるファシズム」(小学館新書)が話題だ。第1次世界大戦後のイタリアで生まれたファシズムはヒトラーのナチズムとも、中国や北朝鮮の全体主義とも、ロシアのそれとも違う。権力によって民衆が「束ねら…
12月18日に発足したオーストリアの新政権。保守系の国民党と極右・自由党の連立与党が交わした182ページの政策合意書には、欧州解体に結びつく恐れもある危険な火遊びが隠されている。その名は「南チロル問題」。日本では聞き慣れない言葉だが、実は新政権の看板政策である「厳格な難民政策」より衝撃度は大きい。10月の国民議会(下院)選挙で第1党となった国民党は、31歳の若きクルツ党首を首班とする政権を発足
<半澤健市(はんざわけんいち):元金融機関勤務> 《神奈川大学の研究会が発端》 「リベラル21」に書く機会を与えられ、10年が経過した。「十年一昔」という。私的な感想を書くことを許して頂きたい。私にとっては大きな転機であったからである。 きっかけは神奈川大学(神大)大学院である。2006年3月まで田畑光永氏は同大学院教授であり私は院生であった。2007年夏に、学内の研究会で私は「財界人の戦争認識―村田省蔵の大東亜戦争」を発表した。接触がほとんどなかった二人がここで知り合って数日後、田畑さんから「経済・金融」を主にして、同年3月にスタートした「リベラル21」へ書かないかと打診があった。 《銀行員の仕事で書くことは多くない》 半世紀以上前の学部卒業論文で何枚書いたか記憶がない(一枚とは400字詰め原稿用紙一枚のこと)。私は、1958年から40年間、大小二つの証券会社と中堅信託銀行の三つの企業に
「ごく普通の」国家が、日々の生活に知らぬ間に忍び込み、人々の行動や考え方をだんだんと支配するようになる――。フランスの寓話『茶色の朝』に描かれたこの世界について、「私たちと無縁ではありません」と語るのは、本書の日本語版にメッセージを寄せた哲学者・高橋哲哉さん(東京大学大学院教授)だ。共謀罪の成立や憲法改正に向けた議論が進む中、「思考停止になっていると、日本も“真っ茶色”になりかねませんよ」と警告する。 「茶色」が広がっていくのをやり過ごしてしまった“俺” 20年前にフランスで刊行されベストセラーとなった『茶色の朝』は、「茶色以外のペットは処分するように」という法律を皮切りに、“俺”と友人シャルリーの身の回りで次々に「茶色」以外の存在が認められなくなっていく物語だ。 なに色だって猫にはかわりないのに、とは思うが、なんとかして問題を解決しなきゃならんというなら、茶色以外の猫をとりのぞく制度にす
『ニュース女子』長谷川幸洋のネトウヨ的反論がヒドい! 自分でヘイトデマ流しながら東京新聞謝罪に「言論の自由に反する」 やはりというべきだろう。『ニュース女子』(TOKYO MX)問題で渦中の東京新聞論説副主幹・長谷川幸洋が猛然と反論主張を開始している。 本日10日、長谷川氏は「現代ビジネス」(講談社WEBサイト)の連載コラムに「東京新聞論説主幹と私が話し合ったこと」と題し、『ニュース女子』問題に対する東京新聞の対応に噛み付いたのだ。 だが、その内容は語るに落ちたというべきものだった。まず長谷川氏は、2月2日に東京新聞が掲載した謝罪文の『ニュース』女子問題に)“対処する”という言葉をあげ、〈「不始末を犯した長谷川を処分する」と世間に公表したようなものだ〉とした上で、〈何が不始末だったのだろうか〉と開き直った。さらに〈私は司会者であり、論評したのは別のコメンテーターたちとビデオ出演した地元関係
Peace Philosophy Centre, based in Vancouver, Canada (est. 2007), provides a space for dialogue and facilitates learning for creating a peaceful and sustainable world. ピース・フィロソフィー・センター(カナダ・バンクーバー 2007年設立)は平和で持続可能な世界を創るための対話と学びの場を提供します。피스필로소피센터(캐나다·밴쿠버 2007년 설립)는 평화롭고 지속 가능한 세계를 만들기 위한 대화와 배움의 장소를 제공합니다. 欢迎来到和平哲学中心!我们来自加拿大温哥华,我们致力于促进对话及建立可持续发展的和平世界。欢迎您留下宝贵的评论。Follow Twitter: @PeacePhilosophy / "Like
立憲主義そのものを否定するような日本会議の動きは、この先も広がり続けるのか? 島薗進氏(右)と小林節氏が語る! 画像(1枚) 安倍首相の悲願である「憲法改正」に大きな影響力を持つといわれる保守系市民団体「日本会議」。 彼らはなぜこれほどまでに改憲に熱心なのか? この国を誰から「取り戻し」、どのような「美しい国」を目指しているのか? 日本会議の背景にある「国家神道」や「新宗教」に詳しい宗教学者の島薗(しまぞの)進・東京大学名誉教授と、日本を代表する憲法学者で慶應義塾大学名誉教授の小林節(せつ)氏のふたりが「立憲主義の危機と宗教」について語る。 前編『自民党の改憲案は「個性を持った個人の尊重」という原則を捨て去ろうとしている』、中編『靖国参拝を“日本人なら当然の常識”と考える『日本会議』には歴史の反省がない」に引き続き、今回は日本会議をめぐる今後の動きに言及。参院選を前に、私たちが見極めるべき
東京都知事選における野党候補は、告示直前に宇都宮健児が降りて鳥越俊太郎に一本化された。繰り返し書くが、私は鳥越氏がベストの候補とは必ずしも思わないが(だから今後も本心を偽って熱烈な応援の記事を書くことはできないが)、種々の制約条件の中から候補を選ぶとすれば、というか落としどころとしては鳥越氏くらいしか妥協点はなかったと思うし、宇都宮氏が降りてくれたことによって、現在の情勢で望み得る選択肢としては、ベストとはいえぬまでもベターだと考える。 「自民でなければ誰でも良いのか」というコメントもいただいたが、安倍晋三が自民党総裁である限りにおいては答えは「イエス」だ。コメンテーターの方には、もっと歴史を学び、もっと憲法を学んでほしいと思う。そうすれば、安倍晋三の底知れない恐ろしさを思い知ることができるだろうと私は確信している。私にとって安倍晋三とは、何が何でも打倒しなければならない「ラスボス」ともい
橋下知事、午後にも辞職表明=大阪市長選出馬へ 来年2月5日まで任期を残す大阪府の橋下徹知事(42)が、21日午後に開かれる府議会本会議の終了後にも浅田均議長に辞職願を提出し、正式に辞職表明する見通しだ。出直し府知事選と任期満了に伴う大阪市長選(11月27日投開票)のダブル選に持ち込み、府と同市などを再編する「大阪都」構想への支持を得るのが狙い。 辞職は今月31日付になるとみられる。23日には自身が代表を務める地域政党「大阪維新の会」の全体会議が開かれる予定で、橋下氏はこの場で市長選へのくら替え出馬を表明する考え。知事選には、同会幹事長で府議の松井一郎氏(47)を擁立する方針を固めている。(以上、時事通信 10月21日(金)5時12分配信) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000015-jij-pol いよいよ、やはり、またか・・・。
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