アンナ・ピッカード氏は、生産性ツール「Slack(スラック)」のプロモーションやクリエイティブ面を支える、いわば「声」のような存在だ。実際、同氏はTwitterのプロフィールで、Slackにおける自身の仕事を「言葉と語りと気まぐれなタイピング」と表現している。そんな、クリエイティブディレクターの1日を追った。 インスタントメッセージアプリの「Slack(スラック)」が、世界中のオフィスに浸透しつつある。Slackはテクノロジー企業やメディア企業に人気があり、評価額38億ドル(約3800億円)といま注目の生産性ツールだ。 Slackの成功は、フレンドリーなインターフェイスと、生真面目な生産性ツールとは一線を画するユーモア感覚のおかげだろう。300万人の利用者に嫌がられることなく、人間味を出すという、多くのブランドが難しさを実感していることを、Slackはやってのけている。 アンナ・ピッカード