前回の記事では、フォームを最適化することでウェブの決済フローを改善するアイディアについて書きましたが、今回は新しい標準 API を使ったアプローチについて書きます。 見た目にも違いが分かりやすいものですので、まずはこちらをご覧ください。 デモはこちらからお試し頂けます (実際に商品を購入することはできません。また、クレジットカードなどの情報がサーバーに渡されることはありません)。 これまで使われていたフォームの代わりに、支払い専用のユーザーインターフェースが使われていることにお気付きと思います。実はこの UI はウェブサイトが用意したものではなく、ブラウザが提供するもので、サイト管理者はこれを呼び出すことにより、従来のフォームよりも手軽に、正確な支払情報をユーザーから提供してもらうことが可能になります。今回ご紹介するのはこれを実現する Payment Request API についてです。
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