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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (20)

  • 炭化した古代巻物を開かず解読、歴史の空白埋める

    バーチャルに開かれたエン・ゲディ文書(左)と、科学者がスキャンした炭化した状態の巻物(右)。サイズの比較用に置いてあるのは1セント銅貨。 (PHOTOGRAPH COURTESY SEALES ET AL. SCI. ADV. 2016; 2 : E1601247) 今から1500年前ほどに、死海の西岸にあるオアシスで大火事が起きた。荒れ狂う炎は、何百年も前から栄えていたユダヤ人の街を焼き尽くしたが、シナゴーグと呼ばれる礼拝所の聖櫃は焼け残った。聖櫃の中には動物の皮でできた巻物がおさめられていたが、熱で炭化し、もろくなってしまった。 この巻物は1970年に発見され、エン・ゲディ文書と名付けられた。無理に開こうとすると粉々になってしまうおそれがあるため、イスラエル考古学庁はそのままの状態で何十年も慎重に保管してきた。しかし昨年、科学者チームはこの巻物をスキャンしてバーチャルに「開き」、中に隠

    炭化した古代巻物を開かず解読、歴史の空白埋める
  • 9人が怪死「ディアトロフ峠事件」の真相を科学的に解明か

    1959年2月26日、ディアトロフ峠で遭難した登山グループのテントを調べるソ連の捜索隊。テントは内側から切り開かれ、多くのメンバーがを履かずに下か裸足で外に出ていた。(PHOTOGRAPH COURTESY OF THE DYATLOV MEMORIAL FOUNDATION) 60年以上前のロシア(当時はソ連)で起きた悲惨な出来事は、秘密の軍事実験やイエティ、さらには地球外生命体との接触まで、さまざまな陰謀論を産み出してきた。しかし現時点で最も納得でき、最も理にかなっていると思われる仮説は、自動車事故の実験や映画『アナと雪の女王』で使われたアニメーションをヒントにした雪崩のシミュレーションにもとづくものだ。 スイスの2人の研究者が2021年に発表したデータは、9人の雪山登山者にむごたらしい死をもたらしたのは、不思議なほど規模の小さい遅発性の雪崩が原因だった可能性を示唆していた。雪山で

    9人が怪死「ディアトロフ峠事件」の真相を科学的に解明か
  • コンゴのエボラついに終息へ、決め手はワクチン接種

    2019年、コンゴ民主共和国(DRC)北東部の街ベニ。保健スタッフが救急車にカクレ・カベンディブワくん(14)を運ぶ。この前日、姉妹がカクレくんを近くの保健センターに連れて行ったが、治療センターに行くことを勧められると、逃げ出してしまった。保健センターから連絡を受けた世界保健機関(WHO)が家族を発見。家族は地域の啓発担当者と何時間も話し合った末、カクレくんを救急車で搬送することに同意した。(PHOTOGRAPH BY NICHOLE SOBECKI) 世界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話題でもちきりだが、史上2番目に大規模なエボラウイルス病(エボラ出血熱)のアウトブレイク(集団感染)がついに終息するかもしれない。 コンゴ民主共和国(DRC)のキブ地域で、大流行へとつながるエボラウイルス病の最初の症例が報告されたのは2018年8月だった。以後、これまでに約3450の症例と

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    kyo_ago
    kyo_ago 2020/04/10
  • Webナショジオ・インタビュー 丸山ゴンザレス

    誌2016年6月号「メキシコ 悪夢から抜けだす街」は、激烈な麻薬戦争から治安回復を図ったメキシコ北部の街、シウダー・フアレスの物語。しかし、この国ではいくつもの麻薬カルテルが対立し、市民も巻き込む殺人事件がいまだ多発していると伝えられる。先ごろ、テレビ番組『クレイジージャーニー』(TBS系・木曜23:53~)で、現地取材を敢行した危険地帯ジャーナリスト、丸山ゴンザレスさんにメキシコ麻薬戦争の今を聞く。(インタビュー・文=高橋盛男/写真=的野弘路)

    Webナショジオ・インタビュー 丸山ゴンザレス
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    kyo_ago 2019/03/25
  • 刑務所で動物学の講義が人気のワケ

    動物行動学講座では、受刑者は学習の一環としてレポートと絵を提出する。ある受講生のジェフは、ジェーン・グドール氏が愛したチンパンジー「フィフィ」を描き、芸術祭で賞を取った。(Sketch by Jeff) もしあなたが米コロラド州にあるボルダー郡刑務所へ行く機会があれば、金曜の朝8時半からマーク・ベコフ氏が担当する、動物行動学の講座に出てみてはどうだろう。ただし、立ち見を覚悟しなければならない。教室はたちまち満席になるからだ。受刑者たちは動物について学ぶのを楽しみ、それによって人生が変わることもあるという。 コロラド大学生態学・進化生物学名誉教授のベコフ氏は、10年以上前から男性受刑者を対象に「動物の行動と保護」のクラスを教え、講義の回数は600回を超える。霊長類学者ジェーン・グドール氏が動物や環境、人間のコミュニティーの保護を目指し設立した環境教育プログラム「ルーツ&シューツ(Roots&

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    kyo_ago 2018/10/17
  • 犬の「身ぶり」は19種、組合せで別の意味も、研究 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    イヌが飼い主に何かを要求するときに共通するジェスチャー19種類を特定した。ジェスチャーの例は50秒前後から。(字幕は英語です) イヌが飼い主の注意を引きたがっているとき、たいていはきちんと伝わるものだ。彼らは体をなでてほしいときにごろりと寝転がったり、べ物が欲しいときに前足で飼い主の脚をつついたりする。 学術誌「Animal Cognition」に発表された新たな論文によると、飼い主に自分の要望を伝えるために、イヌは少なくとも19種類のジェスチャー(身ぶり)を使いこなしていることが明らかになった。たとえば前足でつつく、首をかしげるというジェスチャーの組み合わせは、「外へ行きたい」と解釈できるし、べ物を要求するための組み合わせも存在する。(参考記事:「犬は人が見ると「悲しげな子犬の顔」をすると判明」) 「イヌと、イヌがわたしたちに求めていることを、もっと深く理解したかったのです」。今回の

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    kyo_ago 2018/10/12
  • コロンブスの地図に隠されていた秘密、明らかに | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    500年前の地図に隠れていた文字が解明され、地図製作者の情報源や、後年製作された重要な地図への影響が明らかになった。(IMAGES BY LAZARUS PROJECT / MEGAVISION / RIT / EMEL、 COURTESY OF THE BEINECKE LIBRARY、 YALE UNIVERSITY) 1491年に製作されたこの写真の地図は、クリストファー・コロンブスが初の大西洋横断に挑んだ当時に認識されていた世界の姿を表した地図として、最も良い状態で残っているものだ。コロンブスは航海の計画を立てる際、実際にこの地図の写しを使っていた可能性が高い。(参考記事:「コロンブスに勝てなかった“新大陸発見者”とは?」) この地図を描いたのは、ドイツの地図製作者ヘンリックス・マルテルス。地図には当初、土地にゆかりの伝説や解説文が大量にラテン語で記されていたが、その大半は時と共に

    コロンブスの地図に隠されていた秘密、明らかに | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった

    さんが所属する国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、研究所とはいえ、病院も併設しており、松さんは臨床の仕事をしつつ、治療プログラムの開発と普及を行う立場だ。 治療対象は、もちろん、流行り廃りはありつつも、覚せい剤依存が一番大きなものだという。お話を伺った2017年2月末の時点では、7割方が覚せい剤とのことだった。 ここまで乱用される覚せい剤には、どんな背景があるのだろうか。 「実は、覚せい剤、つまりアッパー系の元気が出るいけない薬物は、ほとんど日独自の乱用文化だったんです。1800年代の終わりに東京帝国大学の薬学部の教授が、喘息の薬として開発したものですし、戦前ではうつ病の治療なんかにも使われていました。第二次世界大戦中には、軍需工場で夜通し働かせたり、神風特攻隊の人たちがそれをキメて突っ込んでいったり、軍需品として使われました。戦争が終わってその軍需品が放出される中で、

    第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった
  • 第1回 日本に広がる新たな飢餓 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    「働いても、十分な事がとれない人が増えている」 『ナショナル ジオグラフィック日版』2014年8月号「米国に広がる新たな飢餓」で、そんな米国におけるワーキングプアの実態がリポートされている。 記事の冒頭に取り上げられたアイオワ州のある家庭。夫には住む家があり、職にも就いている。にもかかわらず、べ物が底を尽くことがしばしばある。そうなると、母親は3歳の息子を朝抜きで幼稚園に送り出す。その描写が痛々しい。 筆者のトレイシー・マクミランは、こう述べている。 「料不安を抱える人は、2012年には全米で4800万人に達した。これは1960年代末の5倍に当たり、90年代末と比べても57%増えている」 ここでいう「料不安」とは、日々の料を確保できない場合がある状態のこと。米国では、6人に1人が1年に1回は料不足に陥っているというのである。そして、その割合は欧州諸国では、20人にひとり程

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    kyo_ago 2018/09/25
  • 第1回 コメの生産量と同量の食品が日本で廃棄されている | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    スーパーマーケットで買い物をしていて、ふと思うことがある。陳列棚を埋め尽くしている商品、売れ残りはどこへ行くのだろう。 野菜、肉、魚などの生鮮品や総菜の売り場は、閉店間際になれば空きが出るところこともある。しかし、その他の棚はいつも商品が満載だ。毎日、賞味期限切れで下げられる商品の量も相当なものになるに違いない。 「農場から卓に届くまでに、品の3分の1が廃棄されている」。誌『ナショナル ジオグラフィック』11月号記事「捨てられるべ物」の1節だ。先進諸国における品ロスは、世界的な問題となっているが、日の実情を小売業から見てみよう。 「スーパー、コンビニなどをはじめとする品小売業の全体でみると、約4割弱はリサイクルに回されますが、その他6割は廃棄物として処分されています」とセカンドハーベスト・ジャパン(略称2HJ)の広報室長(取材時)、井出留美さんはいう。 2HJは日初のフー

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    kyo_ago 2018/09/25
  • 中国でロバ皮ブーム、アフリカで密輸が急増

    ケニアの認可処理場でロバの皮を運ぶ作業員。伝統薬の原料となるロバ皮の需要が高まっている中国では、国内のロバが不足し、外国からの輸入が急増している。(PHOTOGRAPH BY TONY KARUMBA, AFP/GETTY) 南アフリカ共和国の動物虐待防止協会で働くレイネット・マイヤー氏は、彼女の27年にわたるキャリアのなかで最悪な状況のロバたちに出会った。 場所は同国中央部の都市、ブルームフォンテーン郊外の牧場。およそ70頭のロバがいたが、ゴミの山に鼻を突っ込んで餌を探すものもいれば、衰弱して泥の中に倒れ込むものもいる。牧場の警備員によると、彼の雇い主はロバの皮にしか関心がないため、この1週間は餌も水も与えていないという。10頭はすでに死んでいた。 建物の裏手では、屋根の上でロバの皮が干されていた。その日の朝に、2頭のロバの皮を剥いだという。 伝統薬として、美容・健康製品として ロバの皮

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    kyo_ago 2018/09/12
  • アフリカで普及を目指す高効率コンロ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ガーナの一般家庭の様子。高エネルギー効率の料理用コンロを使い、健康面への影響から世界的な問題となっている有害な煙の排出量を抑えている。 Photograph by Jeff Smith ガーナの泥レンガ造りの家の軒先では、郷土料理「バンクー」をかき混ぜる女性を目にする。調理用の燃料は木炭。健康への悪影響が世界中で問題視されているエネルギー源だ。 しかし、写真の女性が使っている調理用コンロに注目してほしい。実はセラミック製で熱を逃がさない仕組みになっている。見た目は粗末かもしれないが、同地域で一般的な旧式コンロよりもエネルギー効率が40パーセントも高い優れものなのである。 最もわかりやすいメリットはその実用性だ。「木炭をかなり節約できます。バンクーでもスープでも、いくらでも作れるんですよ」と彼女は話す。 コンロの製造元は創業5年目のガーナの新興企業、トヨラ・エネルギー(Toyola Ener

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    kyo_ago
    kyo_ago 2018/09/11
  • 核シェルターで暮らす中国の人々、冷戦時代の遺物に100万人 写真16点

    冷戦中の1960年代後半から70年代、中国では、核兵器が使用された場合に放射性降下物が生じ、街が荒廃してしまう事態が危惧されていた。毛沢東主席は中国国内の都市に、核爆弾の爆発に耐えられるシェルター付きアパートを建てるよう指示。程なくして、北京だけでおよそ1万カ所の地下シェルターが建設された。(参考記事:「潜入! スイスに残る秘密の地下要塞 写真24点」) その後、中国が広い世界に扉を開いた80年代初め、中国国防部は、これを機に民間の家主にシェルターを貸し出すことにした。放射性物質から逃れる隠れ家として作られた空間を小さな住居に作り替え、利益を得たいという家主が多かったのだ。 そして今、夜になると、100万を超す人たちが、北京の慌ただしい通りから地下の世界へと消えていく。大半が移民の労働者か、地方から出てきた学生たちだ。地上の世界にいると、その暮らしぶりを知ることはほとんどない。(参考記事:

    核シェルターで暮らす中国の人々、冷戦時代の遺物に100万人 写真16点
  • 第2回 なぜ日本は問題先送りの漁業補助金を撤廃できないのか

    が資源回復の光明を見いだせないなかで、アイスランドやノルウェーなど回復に成功している国がある。その決定的な違いは採用している管理制度。主な漁業先進国が取り入れているのはオリンピック方式ではなく、IQ方式やITQ方式と呼ばれるものだ。 まず、IQ方式だが、これは「Individual Quota」、つまり個別漁獲割当方式といって、TACで設定された漁獲量をそれぞれの漁業者に割り当てる方法のことをいう。 「自分の漁獲量が決まっているから、他人の動向に左右されることなく漁ができます。年間を通じて操業計画が立てられるのでコストの計算もできますし、市場を見ながら高い魚を選んで漁をすることもできる。韓国は1999年にIQ方式を導入し、2003年に110万トンだった沿岸・近海の漁獲量が2008年には130万トンに増加しています」 しかし、このIQ方式には制約もある。たとえば、ある業者は2000トンの

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    kyo_ago 2018/09/11
  • エボラ特集1:シエラレオネはなぜ無防備だった?

    厳戒態勢が続くエボラ最大の被害国の一つ、アフリカ西部のシエラレオネを現地取材した。エボラ被害はなぜここまで拡大したのか。世界報道写真賞を受賞した写真とともに、5回シリーズで検証する。 ■第2回 秘密集団を止められるのは首長だけ ■第3回 「伝統の埋葬」が蔓延を助長した ■第4回 「エボラ孤児」1万人の行方 シエラレオネの首都フリータウンのクルーベイ地区は、12月にエボラ出血熱の高汚染地域となった。(Photograph by Pete Muller, Prime for National Geographic) さびたブリキ屋根の小屋が、遠くに見える海まで延々と続いていく。 ここはアフリカ西部の国シエラレオネ。首都フリータウンのスラム街クルーベイでは、粗末な家々のすき間で、人々は炊事・洗濯をし、用を足し、ラジオやエンジンを修理する。 「Ebola: No Touch Am」(エボラ:触るな

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    kyo_ago 2018/08/29
  • 【解説】猛威振るうジカ熱、いま注意すべきこと | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ブラジル、レシフェ。蚊を殺す殺虫剤を噴霧する市の職員を少年たちが避ける。蚊はジカウイルスを媒介している可能性がある。(PHOTOGRAPH BY FELIPE DANA, ASSOCIATED PRESS) 現代の世界には時折、恐ろしいウイルスが突如現れる。多くの場合、要因は複雑で、流行の下地は数年から数十年かけてひっそりと作られている。 「ジカ熱」もその例外ではない。最近まで多くの人が知らずにいたこのウイルスについて、米国疾病予防管理センター(CDC)と世界保健機関(WHO)がにわかに不吉な警告を出す事態となっている。 1月27日、WHOはジカウイルスが「爆発的に広がっている」と発表した。警告が出たのは、ブラジルで急増する先天性の欠損が、妊娠中の母親のジカウイルス感染に関連する可能性があるためだ。この騒ぎの中、推測と事実を区別すること、そしてジカ熱をより広い視野でとらえることには意味があ

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    kyo_ago 2018/08/28
  • 「人食いバクテリア」とは何か? 対処法は?

    A群連鎖球菌のイラスト。壊死性筋膜炎の原因として最も一般的な細菌だ。(ILLUSTRATION BY CDC) 2017年8月に米国テキサス州をハリケーン「ハービー」が襲い、ヒューストンの街は洪水により甚大な被害を受けた。その濁った水の中に、誰知るともなく危険な生きものが潜んでいた。目には見えないその生物は、浸水した自宅で転倒し、腕を骨折した77歳のナンシー・リードさんを攻撃した。(参考記事:「大型ハリケーン「ハービー」被害の記録 写真29点」) ほどなくリードさんは亡くなった。犯人はいわゆる「人いバクテリア」である。強力に進化した菌がリードさんの皮下組織に侵入し、筋膜と呼ばれる組織に感染し、まるでハリケーンのように行く手にあるもの全てをみるみるうちに破壊したのだ。 人いバクテリアという呼び名は、厳密には正しくない。細菌は人の肉をらうのではなく、毒素を出して、それが組織を液状化させる

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    kyo_ago 2018/08/28
  • 【動画】網がからみついたジンベエザメを救出

    米ハワイ州のラナイ島、カウノル沖でジョビー・ローラー氏一家が素潜りを楽しんでいると、そこに世界最大の魚類ジンベエザメが現れた。絶滅の危機にあるジンベエザメと遭遇するのは、家族の全員が初めての体験だった。 【動画】米ハワイで、ある家族が絶滅の危機に瀕しているジンベエザメを目撃。首に網がからまったジンベエザメを助けるため、父親が素潜りで網を切断する。(解説は英語です) 澄みきったハワイの海で長い間、潜っていても、ジンベエザメの姿を見かけることはめったにない。ただ、家族の喜びは長くは続かなかった。というのも、若いサメの首のまわりには太く重い網が巻き付いていたことがわかったからだ。 ジョビー・ローラー氏とカプア・カベロ氏の夫は、オアフ陸軍自然資源プログラムで絶滅危惧種の保護活動に携わっている。「とても痛そうに見えました」とローラー氏は言う。「背中の網が当たっている部分3カ所に傷ができており、胸び

    【動画】網がからみついたジンベエザメを救出
  • イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか

    イエローのラブラドール・レトリバー。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。 午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。 45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。 その後、警察官がさらに驚くべきものを発見した。彼の顔と首の大半は消え失せ、傷の縁には歯型が付いていた。 理由はすぐにわか

    イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
  • 第1回 眠らなくなった日本人

    睡眠というのは、とても日常的な「行動」だ。誰だって特別な事情がない限り、毎日眠る。 あまりに普通のことすぎて、特に気にしていない人は気にしていない。夜、適度な時間に眠たくなってすんなり眠り、朝すっきりと目覚められるなら、まったく気にする必要はないのだ。 ただ、そんな当たり前ともいえる睡眠に、なぜか困難を抱えている人は多いようだ。 慢性的な寝不足とか、充分眠ったのに眠った気がしないとか、寝床に就いてもなかなか眠れないとか、二日酔いとか、様々な睡眠障害とか……睡眠にまつわる悩みは、軽重の差こそあれ、身近なものだ。あなたがかりにいつでも快眠できる幸せな人でも、身の回りは必ず悩みを持っている人がいる。 というのも、厚労省保健福祉動向調査などによると、日人の5人に1人が睡眠に問題を抱えているという。とするなら、身近な縁者という意味で配偶者・親・子・祖父母くらいの中に必ず1人や2人、そういう人がいる

    kyo_ago
    kyo_ago 2017/06/27
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