2014年6月11日、警視庁等の10都道県警からなる合同捜査本部が約6億円以上になるとみられている不正送金事案の容疑者を逮捕したことを発表しました。ここではその不正送金事案に関連する情報をまとめます。 不正送金事案全体概要 報道情報から起こした全体概要は次の通り。一部推測箇所あり。(「?」と記載。) (1) 被害状況 不正送金約200件。 約6億円以上とみられている。 期間 2013年〜2014年5月の間 オンラインバンク利用者のPCをマルウェアに感染させパスワード等の情報を盗み取った 盗み取ったパスワードを使って不正送金先口座へ不正送金が行われた。 (2) 逮捕者 以下の13名が逮捕された。 現金回収役1名 引き出し役8名 口座開設役4名 引き出し役は別に1名おり、窃盗容疑で既に逮捕済み。 現金回収役に関する情報 地下銀行を使って中国の主犯グループへ送金を行っていた疑いがある。*1 不正