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ブックマーク / xtech.nikkei.com (228)

  • はやりの「Docker」は、くすぶっているDevOpsを再燃させるか

    筆者が所属する日経Linuxの誌面で初めて「Docker」を取り上げたのは、ちょうど1年前に発売した2014年1月号だ(関連記事)。当時日では、まだ知る人ぞ知るソフトウエアだったように思う。しかしその後は、一気にメジャーな存在になった。 Red Hat Enterprise Linux(RHEL)などのLinuxディストリビューションがDockerを搭載するようになり、RHEL Atomic HostやCoreOSといったDockerの利用に特化した軽量Linuxも登場している。後述するように、主要なパブリッククラウドがここ2カ月ほどの間にDockerベースのサービスを相次ぎ発表している。今やLinuxの専門家でなくても、ITエンジニアなら誰でもDockerについて一度は耳にしたことがあるだろう。特にITインフラを担当するエンジニアなら、実際に使ってみたことがある人も少なくないはずだ。

    はやりの「Docker」は、くすぶっているDevOpsを再燃させるか
  • 東京の地下鉄143駅で訪日外国人向け無料Wi-Fi、「MANTA」はサービス終了

    東京都交通局と東京地下鉄(東京メトロ)は2014年12月1日から、地下鉄駅構内で主に訪日外国人を対象とした無料Wi-Fi(無線LAN)サービスを始めると発表した。東京在住者を含め、誰でも1回3時間まで、回数制限なしで利用できる。 Wi-Fi接続のSSIDは東京都交通局(都営地下鉄)の駅では「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」、東京メトロの駅では「Metro_Free_Wi-Fi」。スマートフォン/タブレット/パソコンでSSIDに接続し、Webブラウザーで簡単な手続きをすれば利用できる。Android/iOS対応のアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」に対応しており、アプリをインストールしていればアクセスポイントの探索や接続がより簡単になる(関連記事:NTTBPの訪日外国人向け無料Wi-Fi、約3万4000APに拡大)。 対象となる駅は外国人利用客が多い駅

    東京の地下鉄143駅で訪日外国人向け無料Wi-Fi、「MANTA」はサービス終了
  • 記者は「ShellShock」に触れてみた、そして震え上がった

    LinuxなどUNIXベースのOSで広く使われているシェル(コマンド実行環境)「GNU Bash」で2014年9月24日に見つかった非常に危険な脆弱性、いわゆる「ShellShock」の件で、IT業界が大騒ぎになっている(関連記事:「Bash」に重大な脆弱性、Heartbleed以上に危険との見方も)。 記者は先週末、取材でほとんど外に出ていたが、取材先を訪問するたびに必ずこの話題が出ていたほど。もちろん、ITproはじめIT系ニュースサイトもShellShock関連のニュースを盛んに取り上げている。既にこの脆弱性を悪用する攻撃も始まっており、ボットネットも出現している。この先どんな被害が出るのか、想像するのも困難な状況だ。 記者は、記者としてこの手のセキュリティ記事を書く立場だが、対策をとるべきインターネットサイトの運用者としての立場も持っている。自宅で固定IPアドレス(IPv4)を契約

    記者は「ShellShock」に触れてみた、そして震え上がった
  • 第4回 状態の確認とログ出力

    ネットワークの運用管理においては、ネットワークの接続状況を調べる、インタフェースの状態を確認する、といった作業がしばしば発生する。そうした際に利用できるnmcliコマンドの使い方や、NetworkManagerが出力するログのチェック方法について説明する。最後に、特定インタフェースをNetworkManagerの管理下から外す方法を紹介する。 コネクションやデバイスの状態確認 コネクションの概要を確認するには、操作対象のコネクションを指定してnmcliコマンドを実行すればよい。図4のように、指定したコネクションのUUIDやタイプ、デバイスが表示される。また、コネクションについて詳しい情報を得たいなら、「nmcli connection show "コネクション名"」 のように、showサブコマンドにコネクションの名前を指定して実行すればよい(図5)。 # nmcli connection

    第4回 状態の確認とログ出力
    kyuxyu
    kyuxyu 2014/07/31
  • 「々」を一発入力するには? iPhone文字入力、10つの隠し機能

    iPhoneには、普通に使っているだけでは気がつかない機能が多くある。今回は文字入力に役立つ隠し機能を紹介する。覚えれば、文字がサクサク入力できる! iPhoneは、世界各国の言語や文字種に対応するために、さまざまな種類のキーボードが用意され、各キーボードには複数の入力モードが用意されている。例えば「日語(かな)」「日語(ローマ字)」「英語」「絵文字」など……。 だが、快適に文字を入力するには、なるべくキーボードや入力モードを切り替えずに入力するのが秘訣だ。また、キーボード上に表示されていない文字を、一発で入力する方法も覚えておくと役に立つ。以下に紹介しよう。 あなたは「キー長押し+指スライド」ワザを使っているか?

    「々」を一発入力するには? iPhone文字入力、10つの隠し機能
  • Googleがドメイン登録サービスに参入、招待制のベータテストを開始

    Googleは現地時間2014年6月23日、ドメイン登録サービス「Google Domains」を準備中であることを明らかにした。招待制の小規模なテスト運用を同日開始する。近いうちに一般向けに公開したいとしている。 Google Domainsでは、「.com」「.biz」「.org」など一般的なドメインのほか、今後利用可能になる「.guru」「.photography」といった新しいドメインも登録できる。 ドメインの検索、購入または移行、管理のためのシンプルで分かりやすい手段を提供する。いくつかのWebサイト制作事業者と協力し、モバイルサイト構築ツールやホスティングサービス、ドメイン管理サポートといったサービスも追加する予定。 料金は年間12ドル。「whois」などで検索されても個人情報が表示されないようにするオプションを追加料無しで指定できる。メールアドレスは最大100件まで作成でき

    Googleがドメイン登録サービスに参入、招待制のベータテストを開始
  • 第2回 Unitの依存関係と順序関係

    systemdによる起動処理の基礎となるUnitでは、Unit間に依存関係と順序関係があるのが特徴だ。Unitの設定方法を説明する前に、ここでは、Unitの依存関係と順序関係について触れておこう。「依存関係」とは、「Unit Aを有効化するならUnit Bも有効化すべき」という関係だ。「順序関係」とは、「Unit Aを有効化する前にUnit Bを有効化すべき」という関係である。 systemdの環境では、Linuxカーネルが起動すると、プロセスID=1の最初のプロセスとして、systemd体となる「/usr/lib/systemd/systemd」が起動する。systemdはこの後、各種Unitの依存関係を検索して、この環境で有効化すべきUnitの一覧を作成する。そして、これらUnitの順序関係に基づいて、順番にUnitを有効化(起動)していくのである。 ただし、すべてのUnitに順序

    第2回 Unitの依存関係と順序関係
    kyuxyu
    kyuxyu 2014/07/25
  • 【debugfs】ext2/ext3/ext4ファイルシステムの調査・デバッグを行う

    debugfs(8) ext2/ext3/ext4ファイルシステムの調査・デバッグを行う 構文 debugfs [オプション] [DEVICE] オプション

    【debugfs】ext2/ext3/ext4ファイルシステムの調査・デバッグを行う
  • その名前解決は正しいか?

    インターネット上で通信するにはIPアドレスが必要ですが、Webブラウザーを利用する際、IPアドレスを入力せず、多くの人はアドレスバーにWebサイトのドメイン名(FQDN名ともいいます)を入力します。ドメイン名をIPアドレスに変換することを「名前解決する」といいます。この名前解決サービスを行っているのがDNSDomain Name System)という仕組みです。 通常は、名前解決はPC側でDNSの設定に従い行われますが、設定間違いなどでうまく名前解決できない場合があります。そんな名前解決のトラブル時に役立つコマンドが「nslookup」です。 nslookupコマンドは、対話型でDNSのサーバーと通信して名前解決を行います。例えば、「itpro.nikkeibp.co.jp」のIPアドレスを調べるとき、コマンドプロンプトを使って次のように実行します。 「nslookup」と入力するとns

    その名前解決は正しいか?
    kyuxyu
    kyuxyu 2014/07/25
  • 携帯電話販売にクーリングオフ、総務省の議論に業界が戦々恐々

    総務省は2020年代に向けた規制改革の議論において、消費者保護ルールの見直しや拡充を検討している。サービスの複雑化や多様化に伴い、消費者からの苦情や相談が高止まりの傾向にあるからだ。携帯電話サービスにクーリングオフ制度を導入すべきとの要望が出ており、事業者や代理店の間に激震が走っている。 消費者保護ルールの見直しについては、総務省の「ICTサービス安心・安全研究会」で検討している。電気通信サービスの契約にまつわるトラブルは依然として多く、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に登録された2013年度の全苦情・相談件数72万9298件のうち、電気通信サービス関連は4.8%の3万5257件。総務省によると、近年は高止まりの状態が続いているという。 同研究会が2014年4月に開いた公開ヒアリングでは、全国消費生活相談員協会から様々な事例が紹介された(表1)。通信速度や提供エリア

    携帯電話販売にクーリングオフ、総務省の議論に業界が戦々恐々
  • コマンドでWindowsサービスを操作する!

    今回紹介する「net(ネット)」コマンドは、Windowsネットワークをいろいろと操作するためのコマンドです。例えば、以下のことができます。 Windowsサービスの起動・停止・再開 ユーザーアカウントの作成や削除 パスワード変更 共有フォルダーや共有プリンターの作成 現在共有しているリソースの一覧 ドライブの割り当て/解除 ここでは、Windowsサービスの起動・停止・再開の方法について説明します。 通常、Windowsサービスの操作は、WindowsのコントロールパネルからGUIベースで実施します。ただ、目的のウインドウを表示するまでに何度もクリックする必要があるので面倒な操作になりがちです。 こうした場合に、コマンドプロンプトで操作できるnetコマンドの使い方を知っておくと便利です。

    コマンドでWindowsサービスを操作する!
  • 企業で一番使われているスイッチと無線LANはどのベンダーの製品か?

    日経NETWORKでは、恒例の「ネットワークの実態調査 2014」を実施中だ。業務で使うネットワークの構築や運用・管理に携わっている方に2014年現在のネットワークの現状や課題などをお伺いするというものだ。2014年6月22日の23時59分まで実施しているので、ぜひご協力いただきたい。 この調査のメインテーマは、ネットワークトラブルの実態を調べることだが、今年はサブテーマとして「ネットワーク機器ベンダー」に注目した。業務ネットワークでどのベンダーの製品がよく使われているのか調査するというものだ。 先日も記者の眼(あなたの会社では、どのベンダーのネットワーク機器を使っていますか?)で調査の途中経過の一端を紹介したが、今回も興味深い途中経過をいくつか紹介しよう。 ポート数で顔ぶれが変わるLANスイッチベンダー まずは前回も紹介したLANスイッチのベンダーを取り上げる。 8ポート以下のLANスイ

    企業で一番使われているスイッチと無線LANはどのベンダーの製品か?
  • Linux管理者向けにスイッチOSの選択肢を追加

    DELLは2014年1月、ネットワークスイッチ構築用のLinux OSである「Cumulus Linux」の再販契約を、米Cumulus Networksとの間で交わした。DELLのスイッチ機器にCumulus Linuxを搭載して市場に投入している。DELLでネットワーク製品戦略を担当するAdnan Bhutta(アドナン・ブッタ)氏に、DELLがCumulus Linuxを取り扱う背景を聞いた。 Cumulus Linuxの再販契約だ。売り方としては、OS単体ではなく、DELLのスッチハードウエアに搭載して売る。 Cumulus Linuxを搭載できるスイッチハードウエアとして、現在のところ2機種を用意した。ToR(トップオブラック)スイッチの「S4810」(10GbE×48、40GbE×4)と「S6000」(40GbE×32)だ。いずれも2013年末から2014年初頭にかけて日

    Linux管理者向けにスイッチOSの選択肢を追加
  • [定番プロトコル編]NAPTについての説明で正しいものは?

    今回のクイズのテーマは、通信を成り立たせている「定番プロトコル編」です。オフィスや家庭のLAN、インターネットで広く使われている「イーサネット」や「TCP/IP」に関する問題を集めてみました。 果たしてあなたは何問解けるでしょうか?1問ずつ出して、次のページで答えを掲載します。ですので、自分の答えをその場でメモしてくださいね。 【問題1】 イーサネットについての説明で、正しいものはどれですか?(すべて選択) (A)イーサネットは、現在のLANの代名詞とも呼べる存在 (B)イーサネットの規格は、IEEE 802.1Xで規定されている (C)イーサネットの規格では、物理層(レイヤー1)と、ネットワーク層(レイヤー3)を規定している (D)イーサネットフレームには、送信元と宛先のMACアドレスが書きこまれる

    [定番プロトコル編]NAPTについての説明で正しいものは?
  • 第3回 systemdの基本操作

    前回までは、Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)で新たに導入されたLinux起動プロセス「systemd」の動作原理、特にその基礎となる「Unit」の考え方や仕組みを説明した。今回からは、より実践的な内容として、コマンドによるサービス管理の方法、そして、Unitの設定方法について解説を進めていこう。 systemctlコマンドで現在有効なUnitを一覧 systemdの操作の基は、「systemctl」コマンドだ。引数なしでこのコマンドを実行すると、現在有効化されているUnitの一覧が表示される。前回説明したようにUnitにはいくつかのタイプがあるが、「--type」オプションで特定タイプのUnitのみを表示することができる。Unit名が長い場合は途中が「...」のように省略表示されるが、「--full」オプションを付けると省略せずに表示されるようになる。デ

    第3回 systemdの基本操作
    kyuxyu
    kyuxyu 2014/07/25
  • OneDriveの容量増加が素直に喜べない理由

    Microsoftが同社のクラウドストレージサービスOneDriveの標準容量増加と、従量制の増量容量あたりの価格の値下げを発表した(関連記事:Microsoft、「OneDrive」の無償容量を15GBに、Office 365には1TB)。 OneDriveは、Windowsユーザーが、同じアカウントで複数台のデバイスを使う場合に、環境を同期するためのローミング用に使われるほか、個人用フォルダ内に設定されたシステムフォルダの内容をクラウド側のストレージと同期するために使われる。まず、無償で利用できる容量が、これまでの7GBから15GBとなった。倍以上の容量となり、ほとんどのユーザーは、これだけあれば、自分が持っている全ファイルをクラウドに預けることができるだろうと、Microsoftでは考えているそうだ。 もっとも、SDメモリーでさえ16GBの容量が1000円以下で購入できる時代である。

    OneDriveの容量増加が素直に喜べない理由
  • 第2回 Red Hat Enterprise Linuxの進化を振り返る

    パーソナルなホビー向けOSとして誕生したLinuxは当初、Webやメールといったインターネットのエッジ系サーバーのOSなどとして広まった。やがて、アプリケーションサーバーやデータベースサーバーをはじめとする基幹業務システムのサーバーOS、あるいはAndroid端末に代表されるモバイル機器などにも採用されるようになった。こうした「立身出世物語」については、皆さんもよくご存じのことと思う。 今では携帯電話や組み込み系といった小型の機器から、CPUを数千個も連結して構築されるスーパーコンピュータのような大規模環境まで、Linuxが広く活用されている。IT業界に限らず、一般家庭や学校、社会基盤、産業界にとってLinuxは欠かせない存在になっている。 一方で、利用方法という側面から見ると、Linuxと同時期に登場したインターネットが世界中を結び付け、コンピュータのみならず、モバイル機器や家電、自動車

    第2回 Red Hat Enterprise Linuxの進化を振り返る
    kyuxyu
    kyuxyu 2014/07/23
  • 第1回 Linuxの起動プロセスとsystemd

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)では、「systemd」という新しいLinuxの起動処理とサービス管理の仕組みが導入された。システムの起動処理にかかる時間を短縮するなど、さまざまなメリットを備えている。 従来のバージョンであるRHEL5では「SysVinit」、RHEL6では「Upstart」という仕組みが採用されていた。systemdは、これらの仕組みとは大きく異なるプロセスで、Lnuxを起動する。systemdは従来の仕組みとどう異なるのか、それによってどんなメリットが得られるのか、詳しく解説していこう。 これまではシェルスクリプトでシステム起動を管理 SysVinitやUpstartでは、システムを起動してLinuxカーネルが動き始めると、最初にシェルスクリプト「/etc/rc.d/rcsysint」によって、ファイルシステムの整合性チェックとマウン

    第1回 Linuxの起動プロセスとsystemd
  • 第1回 カーネルやinitを刷新

    3年8カ月ぶりのメジャーバージョンの新版となる「Red Hat Enteprise Linux 7」(RHEL 7)が米国では6月10日、国内では7月10日に発表された。リリースに際し、開発・提供元の米Red Hat社は、この新版が「エンタープライズOSを再定義したもの」(Redefining the Enterprise Operating System)とのメッセージを発信している。 RHEL 7もOSの中核としてLinuxカーネルを採用しているという点では、従来通りに「Linuxディストリビューション」であり、この点では連続性を維持している。しかし、誕生から20年を超えたLinux歴史において、「エンタープライズOSを再定義した」といえるほど大きな変更が、カーネルとユーザースペースに大別されるLinuxの処理のいずれにも加えられている。まずは、その“大きな変更”について説明する。

    第1回 カーネルやinitを刷新
  • ルーターはヤマハとシスコの2強、L3スイッチはシスコが圧倒的

    日経NETWORKでは現在、恒例の「ネットワークの実態調査 2014」を実施している。今年の調査では「ネットワーク機器ベンダー」に注目した。今使っているネットワーク機器のベンダーを尋ねている。これまで2回にわたって調査の途中経過を紹介したが、3回目となる今回も、6月5日時点での結果からいくつか興味深いものを紹介しよう。 ルーターではヤマハとシスコが他を引き離す まずは、インターネットやWAN、VPNに接続するためのルーターである。今回は、企業向けのアクセスルーターVPNルーターに加え、コンシューマーを主ターゲットとしたブロードバンドルーターについても、企業で利用されているものは集計に入れている。 途中経過を見ると、ヤマハが37.4%で1位、シスコシステムズが35.8%で2位となり、3位以下を大きく引き離した(図1)。3位以下は、NEC/NECアクセステクニカ、バッファロー、アライドテレシ

    ルーターはヤマハとシスコの2強、L3スイッチはシスコが圧倒的