夏真っ盛り。海やプールのシーズンになってきました。 毎年夏になると、溺れて亡くなるお子さんのニュースが目を引きます。事故は大きく報道されるので、夏には多くの方が溺れて亡くなるのでは、と思われるかもしれません。 厚生労働省の人口動態統計によると、2017年に溺水で亡くなった14歳以下のお子さんは48人でした。 過去のデータと比べると、30年前(1987年)は559名、20年前(1997年)は272名、10年前(2007年)は123名となっており、実は溺水により亡くなるお子さんの数は順調に減っています。 減少している理由は、医療の進歩、子どもだけで遊ばせる機会が減った、少子化でそもそも子どもの数が減っている、など色々考えられますが、減っているだけに事故が起こるとそのニュースは目立ちます。 また減っているとは言え、溺水を含む不慮の事故は大変悲しい出来事で、私達は可能な限りそれをゼロに近づける努力