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  • H3ロケット3号機は「もう試験機ではない」 - 打ち上げに向けた計画が明らかに

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は2024年3月21日、三菱重工の飛島工場で、H3ロケットのコア機体を報道関係者に公開した。 このうち第1段は、次に打ち上げる3号機で使用される機体となる。3号機は初めて“試験機”がつかない打ち上げとなる。その一方で、打ち上げ前には、発射台に新たに取り付けた「機体把持装置」の試験が行われる。 試験機1号機の打ち上げ失敗、試験機2号機でのリベンジを経て、ついに宇宙の海へと漕ぎ出したH3が、次に挑む3号機のミッションとはどのようなものだろうか。 公開されたH3ロケットのコア機体 試験機2号機の打ち上げ成功 H3ロケットは、三菱重工とJAXAが共同開発している、次世代の大型ロケットである。 現在の主力ロケットH-IIAの後継機として、日の基幹ロケット(安全保障を中心とする政府のミッションを達成するため、国内に保持し輸送システムの自立性を確保するうえで不

    H3ロケット3号機は「もう試験機ではない」 - 打ち上げに向けた計画が明らかに
    kz78
    kz78 2024/04/19
  • ロケットが射場に姿を現す、新装備でゴツくなった移動発射台に注目!

    H3ロケット2号機が射点に姿を現した。同ロケットは2月16日、午後3時ころから機体移動を開始。VAB(大型ロケット組立棟)から第2射点(LP2)まで、約400mを30分ほどかけ、ゆっくりと移動した。打ち上げは17日の9時22分55秒に行われる予定。機体移動の撮影時はどんより曇った天候だったが、今後回復し、打ち上げ当日は晴れる見込みだ。 射点への移動が完了したH3ロケット2号機 2号機の形態は、初号機と同じ「H3-22S」。第1段の両側に、2の固体ロケットブースタが付くという、日ではお馴染みの形だ。通常、先端のフェアリングには搭載する衛星のミッションパッチなどが描かれるが、今回は主衛星が無いので、その代わりに「RTF」(Return To Flight=再開フライト)の文字が入っている。 フェアリングに「RTF」(Return To Flight)の文字が見える 現地レポートの1目の記

    ロケットが射場に姿を現す、新装備でゴツくなった移動発射台に注目!
    kz78
    kz78 2024/02/16
    把持装置、機体側にハードポイントがあるわけじゃなくて、把持装置で囲んで抑えるんだな…。こういう固定はロケットではあんまり見ない気がする。
  • Micron、「LPCAMM2」製品について紹介 - 省電力で小型、高速な新メモリモジュール

    レポート Micron、「LPCAMM2」製品について紹介 - 省電力で小型、高速な新メモリモジュール 米Micronは米国時間の1月9日、容量16GB~64GBのLPCAMM2の出荷準備が整ったことを発表した。これに関するオンラインでの説明会が1月18日に開催されたので、その内容をご紹介したい。 LPCAMM2というかそもそもCAMM2(Compression-Attached Memory Modules 2)は昨年12月5日にJEDECで正式にJESD318として標準化が完了しており、そのSpecificationも入手可能(Photo01)であるが、CAMM2ということはCAMM1(というか、ただのCAMM)という規格が当然これに先んじて存在する。 Photo01: JESD318はJEDECのページより無償で入手可能(ただしJEDECへの登録が必要)。 もともとはSO-DIMMに

    Micron、「LPCAMM2」製品について紹介 - 省電力で小型、高速な新メモリモジュール
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    kz78 2024/01/19
    "SO-DIMMに代わる小型のメモリモジュール"
  • ロシア、バイコヌール宇宙基地の「ガガーリン発射台」を資金不足で廃止か?

    史上初の宇宙飛行士ユーリィ・ガガーリンが飛び立った、ロシア・バイコヌール宇宙基地の第1発射台、通称「ガガーリン発射台」について、ロシアが手放す意向を示した。 タス通信などロシア主要メディアが2023年10月14日に報じた。 同基地は、ロシアがカザフスタン政府に多額の賃料を支払い租借しており、手放すことでコスト削減を図る狙いがあるとみられる。また、ガガーリン発射台は新型ロケットの打ち上げに使うため改修が行われるはずだったが、資金難により進んでおらず、ロシアにとっては二重に負担となっていた。 ロシアはまた、カザフスタンに対してガガーリン発射台を博物館にすることも提案しているという。 バイコヌール宇宙基地のガガーリン発射台 (C) NASA/Bill Ingalls バイコヌール宇宙基地のガガーリン発射台 バイコヌール宇宙基地はカザフスタン共和国チューラタムにあるロケット発射場で、ロシアが租借し

    ロシア、バイコヌール宇宙基地の「ガガーリン発射台」を資金不足で廃止か?
    kz78
    kz78 2023/11/03
    まあ、実際のところ何年も前から使ってないから廃止しても本当に影響はないんだろうな。
  • 「音楽フェスは携帯がつながらない」、解決の切り札として活躍するStarlink

    KDDIが力を入れる衛星通信のStarlink。これまでの衛星通信よりも低コストかつ大容量の通信が可能になるということで、KDDIもさまざまなシーンでの利用を訴求しています。今年に入ってからは、野外の音楽フェスにおけるネットワークの改善を目指したStarlinkの活用が始まっています。 8月5日から開催された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023」では、会場全体でStarlinkが導入されました。Starlinkの実力と運営側の期待について、現地で取材しました。なお、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023は、8月5~6日、8月11~13日の計5日間の開催で、取材は8月6日でした。 千葉市で5日間にわたって開催される野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023」 会場のいたるところにStarlinkのアンテナが設置されていました 一

    「音楽フェスは携帯がつながらない」、解決の切り札として活躍するStarlink
    kz78
    kz78 2023/08/31
    "そして運営側にも名指しされて繋がらないと言われていたのが左下のドコモです。"
  • H-IIAロケット47号機現地取材 - 打ち上げは30分前に中止に、気になるのは種子島の今後の天候

    レポート H-IIAロケット47号機現地取材 - 打ち上げは30分前に中止に、気になるのは種子島の今後の天候 三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月28日、X線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」を搭載するH-IIAロケット47号機を打ち上げる予定だったが、高層風が制約条件を満たさなかったため、打ち上げの約30分前に中止を決めた。種子島はしばらく天候が悪い予報で、新たな打ち上げ日は未定。 射点に立つH-IIAロケット47号機 晴れても延期する理由 ロケットを打ち上げるためには、様々な制約条件を全て満たす必要があるが、今回、問題となったのは、飛行安全系・射場系における高層風の条件「射点近傍で破壊した場合に、落下破片等による警戒区域外への影響がないこと」だ。MHIによれば、高度5~15kmに最大30m/s弱の強風が吹いていたという。 打上執行責任者であ

    H-IIAロケット47号機現地取材 - 打ち上げは30分前に中止に、気になるのは種子島の今後の天候
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    kz78 2023/08/28
  • イプシロンSロケット第2段の爆発事故は想定外の高熱が原因か、JAXAが報告

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月31日、イプシロンSロケット第2段モーター「E-21」の地上燃焼試験中に起きた爆発事故について、調査状況を文部科学省の有識者会合にて報告した。原因はまだ特定されていないものの、想定外の高熱によりモーターケースの強度が低下し、破壊に至った可能性が高いことが分かったという。 地上燃焼試験中に爆発したイプシロンSロケット第2段モーター イプシロンSは、JAXAが開発中の新型固体ロケットである。強化型イプシロンの後継機として開発されているもので、2024年度後半に初打ち上げを実施する予定だった。すでに、第1段と第3段の燃焼試験は完了しており、7月14日に行ったこの第2段の燃焼試験が、開発における最後の大きな山場になるはずだった。 第2段モーターの地上燃焼試験は、JAXAの能代ロケット実験場(秋田県能代市)にて実施。120秒間の燃焼を予定していたが、点火後約57

    イプシロンSロケット第2段の爆発事故は想定外の高熱が原因か、JAXAが報告
    kz78
    kz78 2023/08/02
    推進剤にクラック等があれば燃焼面積が増えるから推力の増加も説明がつくかな…。
  • 国際宇宙ステーション、運用延長が決定 - ロシアが同意もくすぶる懸念

    米国航空宇宙局(NASA)は2023年4月27日、国際宇宙ステーション(ISS)の運用について、2025年以降も延長することで参加国と同意したと発表した。 ISSの運用は2024年までとされていたが、米国が2030年までの延長を提案し、日、欧州、カナダが参加を表明していた。そしてロシアが26日、2028年までの延長に同意した。 ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、ISSは一種の“聖域”として、欧米などとロシアとの協力関係が続いている。その一方で、ISSの運用が終わる2030年以降を見据え、各国でさまざまな動きも始まっている。 運用延長が決まった国際宇宙ステーション(ISS) (C) NASA ISSの運用延長をめぐる動き ISSは米国、日、カナダ、欧州、そしてロシアなど計15か国が共同で運用している宇宙ステーションである。 全体の大きさはサッカー場ほどで、質量は約420tもあり、高度

    国際宇宙ステーション、運用延長が決定 - ロシアが同意もくすぶる懸念
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    kz78 2023/05/31
    ロシア側モジュール閉鎖して延長運用できそうにも思うけど、そうすると滞在できる宇宙飛行士が半減するから維持管理だけでマンパワー使い切っちゃいそうだな。
  • イプシロン6号機の打ち上げ失敗から半年、ついに発生した事象の詳細が判明

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月18日、イプシロン6号機の打ち上げ失敗原因について、調査状況を文部科学省の有識者会合にて報告した。すでに、ダイアフラムによる閉塞が起きていたことは分かっていたが、追加の検証試験などを実施し、シール部からの漏洩が原因であることを突き止めた。今後、来月をめどに、報告書を取りまとめる。 JAXA内之浦宇宙空間観測所より打ち上げられたイプシロン6号機 (C)JAXA 閉塞に至ったプロセスが明らかに イプシロン6号機は2022年10月12日に打ち上げたものの、第2段RCSの片側で異常が発生し、機体の姿勢を正常に制御できなくなり、衛星の軌道投入に失敗していた。フライト時のデータからは、スラスタに燃料が届いていなかったことが分かっており、どこで何が起きて詰まってしまったのか、これまで調査が進められてきた。 2月3日に行われた前回の報告では、パイロ弁とダイアフラムの2

    イプシロン6号機の打ち上げ失敗から半年、ついに発生した事象の詳細が判明
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    kz78 2023/04/21
  • Twitter、旧APIを停止? - Twitter関連サービスの一部が停止

    4月4日未明より、Twitter APIの旧バージョンを利用している一部のサービスにログイン不可となるなどの障害が出ている。支障が出ているサービスの運営側からは旧APIが停止されたことが原因だという報告がされているが、Twitterから公式のアナウンスはなく、なんらかの障害が発生しているのか旧APIが停止になったのか、あるいは特定のアプリ/サービスに対する処置なのか、不透明な状況となっている。 サービスに影響が出ているのは、Twitterマーケティングツール「SocialDog」、フォロー管理ツール「えごったー」、「リツイート直後のツイートを表示するやつ」など。4月4日の2時35分にはSocialDogへログインできないことを報告するツイートがされており、4月3日深夜~4月4日未明に影響が出始めたものと思われる。 SocialDogから出されている、障害についてのアナウンス 「Social

    Twitter、旧APIを停止? - Twitter関連サービスの一部が停止
    kz78
    kz78 2023/04/05
    "Twitterから公式のアナウンスはなく、なんらかの障害が発生しているのか旧APIが停止になったのか"/とにかく変更をするときにちゃんとアナウンスをしろって話なんだよな…。
  • H3ロケット初号機の打ち上げ失敗は過電流による電源遮断が原因か?

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月16日、文部科学省(文科省)の「宇宙開発利用に係る調査・安全有識者会合」にて、打ち上げに失敗したH3ロケット初号機の原因調査状況を報告した。まだ原因の特定には至っていないものの、第2段のエンジン側で過電流が発生。この検出によって電源が遮断された可能性が高いという見方が示された。 種子島宇宙センターより打ち上げられたH3ロケット初号機 H3ロケット初号機は3月7日に打ち上げを実施。第1段の飛行は正常に行われたものの、第2段エンジンの着火が行われず、衛星の軌道投入に失敗していた。この失敗を受け開催された前回の有識者会合では、第一報として電源系統の異常が報告されていたが、この1週間の調査によって、より詳しい状況が分かってきた。 同ロケットでは、以下のようなシーケンスによって、第2段エンジンの着火が行われるはずだった。 まず、ロケット全体の飛行を制御する「2段

    H3ロケット初号機の打ち上げ失敗は過電流による電源遮断が原因か?
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    kz78 2023/03/18
  • マキタから電子レンジ! 工具バッテリーで駆動、建設現場や車内で活躍

    マキタは3月10日、40Vmax リチウムイオンバッテリーシリーズとして新たに「充電式電子レンジ「MW001G」を発売した。価格は121,000円(バッテリー・充電器別売)。 MW001G 今回登場したMW001Gは、加熱室サイズが25.5cm×24.1cmと大きめのお弁当もあたためられる充電式電子レンジ。同社の40Vmaxリチウムイオンバッテリーで駆動するため、建築・建設現場や車内など場所を選ばずどこでも使用可能だ。 バッテリーは最大2個まで装着でき、40Vmaxリチウムイオンバッテリー「BL4080F」(別売)を2個使えば、冷蔵弁当なら約11回、200mLの飲み物なら約20回あたためられる。 操作部 バッテリーは最大2個まで装着可能 庫内底面はフラットデザインで、お手入れがしやすい。体サイズはW343×D318×H338mm、重さは約8.8kg。加熱室のサイズはW255×D241×H

    マキタから電子レンジ! 工具バッテリーで駆動、建設現場や車内で活躍
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    kz78 2023/03/14
  • カレー沢薫の時流漂流(235) 「都会風吹かさないで」との訴えに“逆風”多数、田舎暮らしのキラキラ面と暗黒面

    好きなテレビ番組は、と聞かれたら『人生の楽園』そして『相葉マナブ』と答えるようにしている。私は土日だけ夕飯をテレビのある部屋でうため、その時間帯にテレビをつけると、これらの番組をやっているからだ。(編集注:『人生の楽園』は土曜、『相葉マナブ』は日曜の番組で、どちらも18:00から放送しています) その前に夕飯をう時間が早すぎないか、と思うかもしれないが、田舎は都会より2、3時間やることが前倒しだと思った方が良い。 それを知らずに田舎で8時に起きたりすると、いきなりクソデカため息の洗礼を受けることになる。8時というのは都会にとって起床時間かもしれないが、田舎にとっては始業時間である。 私が前いた会社は8時半始業だが、それは建前であり、実際は8時前に会社に来て掃除、15分にラジオ体操、半に始業だった。 この時点で面倒くせえと思われたと思うが、そういう田舎の面倒臭さを一切排しているのが「人生

    カレー沢薫の時流漂流(235) 「都会風吹かさないで」との訴えに“逆風”多数、田舎暮らしのキラキラ面と暗黒面
    kz78
    kz78 2023/02/20
    "結局、良い部分だけ出しても人はいつかない、だが悪い面を出したらそもそも人が来ないという悩ましい状況だ。"
  • つくばエクスプレス茨城県内延伸構想、4方面のうち土浦案が有力か

    茨城県は1月16日に「第二回TX県内延伸に関する第三者委員会」(「TX」はつくばエクスプレスの略称)を開催した。検討ルートは「土浦」「筑波山」「水戸」「茨城空港」の4案。公開された概要に特定のルートは示されていないが、朝日新聞は「関係者の取材により」「土浦案が有力」と報じている。NHKは「茨城県が、学識経験者らでつくる第三者委員会に原案を示した」、日経済新聞は「土浦案を有力としたもようだ」と報じた。 つくばエクスプレス延伸の検討ルートは「土浦案が有力」だという 委員会は今後、書面による協議を継続し、2月9日の第三回会議で知事へ提言する。その後、パブリックコメントを募集し、3月中に延伸先を正式に決定するとのこと。 茨城県内の延伸は土浦市、水戸市、茨城空港接続案などの要望があったという。しかし茨城県は、費用が大きいことから「つくばエクスプレスは1都3県のプロジェクトのため県単独で判断できな

    つくばエクスプレス茨城県内延伸構想、4方面のうち土浦案が有力か
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    kz78 2023/02/09
    まぁ、「費用対効果だけで判断しない」と言ってはいたけど、やっぱり土浦になるよな…
  • NASAとDARPA、核熱ロケットエンジンを宇宙で実証へ - 火星有人探査に向け

    米国航空宇宙局(NASA)と国防高等研究計画局(DARPA)は2023年1月25日、「核熱ロケットエンジン」を共同で開発し、早ければ2027年にも宇宙での実証試験を行うと発表した。 核熱ロケットは原子力ロケットのひとつで、従来のロケットエンジンよりも2~5倍効率が良く、実現すれば、有人火星探査の飛行時間の短縮や宇宙飛行士のリスク軽減に役立つと期待されている。 核熱ロケットエンジンを噴射して飛行する宇宙機の想像図 (C) DARPA 核熱ロケット 核熱ロケット(nuclear thermal rocket)は原子力ロケットのひとつで、原子炉を使って液体推進剤を加熱し、発生した高温高圧のガスをノズルから噴射して宇宙船を推進させるという仕組みをもつ。 核分裂をともなう点など、基的なプロセスなどは原子力発電所の原子炉と同じであり、いわば原子炉の一次冷却水を噴射するようなものである。一方、NASA

    NASAとDARPA、核熱ロケットエンジンを宇宙で実証へ - 火星有人探査に向け
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    kz78 2023/02/03
    ミノフスキードライブが完成するまではコレしかないからな。
  • ロシアの「ソユーズ」宇宙船が引き起こした“ISS史上最大の危機”、その全貌 (1)

    2022年12月15日に発生した、ロシアの「ソユーズMS-22」宇宙船の冷却材漏れ事故。その影響で、国際宇宙ステーション(ISS)の運用、なにより宇宙飛行士の安全は大きく脅かされることになった。この危機に対し、米国航空宇宙局(NASA)とロシア国営宇宙企業ロスコスモス、そして米宇宙企業スペースXなどが協力し、事態の打開に向けて動き続けている。 「ISS史上最大の危機のひとつ」ともされる事態は、なぜ起きたのか。そして、技術者たちはどのようにして解決しようとしているのだろうか。 ソユーズMS-22宇宙船から冷却材が漏れ出す様子 (C) NASA TV ソユーズMS-22の冷却材漏れ ソユーズMS-22宇宙船は2022年9月21日(日時間、以下同)、ロシアのセルゲイ・プロコピエフ宇宙飛行士とドミトリー・ペテリン宇宙飛行士、米国のフランク・ルビオ宇宙飛行士の3人を乗せ、カザフスタン共和国のバイコ

    ロシアの「ソユーズ」宇宙船が引き起こした“ISS史上最大の危機”、その全貌 (1)
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    kz78 2023/01/19
    "クルー・ドラゴンは、基本的に定員4人で運用されているが、本来は最大7人まで搭乗できるように設計されており、空調や空気、水などの余裕はある"
  • JR山手線渋谷駅、なぜ島式ホームに戻ったのか? 線路切換工事が終了

    JR山手線渋谷駅の線路切換工事が1月6日深夜から1月9日早朝にかけて行われた。改良前の山手線は外回り・内回りで別々の単式ホームを使っていた。改良後は外回りの線路が移動し、内回りホームが拡幅され、島式ホームとなって統合された。 JR山手線渋谷駅での工事期間中、1月7・8日の山手線外回りは終日運休。内回りは数を減らして運転したという 渋谷駅といえば、埼京線ホームが山手線ホームと並んだときはかなり便利になった気がする。しかし、山手線のホームはなぜ変更されたか。ホームが統合されただけで、位置が変わったわけではない。利便性も変わらないように見える。お金をかけて改良して、それで山手線の乗客が増えるか。渋谷駅の売上が増えるか。渋谷は街全体が再開発の真っ最中で、オフィスビルも増えているとはいえ、鉄道の売上も増えるかはわからない。 しかし、この改造は重要だ。 ■山手線の外回りホームは「詰んでいた」 改造前

    JR山手線渋谷駅、なぜ島式ホームに戻ったのか? 線路切換工事が終了
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    kz78 2023/01/11
  • イプシロン6号機の失敗原因、調査で浮かび上がってきた2つの故障シナリオ

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月16日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機打ち上げ失敗の原因調査状況について報告した。前回の報告から約1カ月が経過したが、JAXAはこの間、膨大な製造・検査データを精査。要因について、大幅な絞り込みに成功し、故障シナリオの検討も行ったという。 火工品の作動不良は要因から排除 10月12日に打ち上げたイプシロン6号機は、2系統ある第2段RCSの片側(+Y側モジュール)で異常が発生、その結果、姿勢を維持できなくなり、衛星の軌道投入に失敗していた。原因は、燃料がどこかで詰まっていたことで、問題が発生した可能性のある場所としては、すでにパイロ弁とダイアフラムの2カ所に絞り込むことができていた。 パイロ弁は、構成する3つの部品(イニシエータ、PCA、バルブ体)について、製造・検査データに基づいた絞り込みを継続。このうちイニシエータとP

    イプシロン6号機の失敗原因、調査で浮かび上がってきた2つの故障シナリオ
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    kz78 2022/12/27
  • 超小型探査機「OMOTENASHI」は月面着陸を断念、夏までには復旧する可能性も

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月22日、通信が途絶えていた超小型探査機「OMOTENASHI」について、状況を説明した。同探査機は同日0:54ごろに月へ最接近したが、これまでに通信が回復せず、月面への着陸を断念。これを受け、JAXAは同日、運用異常対策チームを発足し、原因の究明と今後の対応検討を進めていくことを明らかにした。 ラストチャンスまで粘ったものの… OMOTENASHIは16日15:47(日時間)、米国の有人宇宙船「Orion」へ相乗りする形で、超大型ロケット「SLS」(Space Launch System)初号機にて打ち上げられた。日初、そして世界最小サイズでの月面着陸を目指していたが、ロケットから分離後にトラブルが発生。このあたりの経緯については、前回の記事(超小型探査機「OMOTENASHI」は通信が途絶、しかし月面着陸は「まだ諦めず」)を参照して欲しい。 最

    超小型探査機「OMOTENASHI」は月面着陸を断念、夏までには復旧する可能性も
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    kz78 2022/11/25
    "OMOTENASHIのような超小型探査機であれば、安く・早く開発できる" "リスクを恐れず、何度でも挑戦を繰り返すことができる。その成果が大きなミッションに繋がることもあるだろう"
  • イプシロン6号機の失敗原因は2つに絞り込み、製造・検査データから調査

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月28日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機の打ち上げ失敗原因に関する調査状況を報告した。前回(18日)の報告では、姿勢異常を引き起こした原因として3つの要因まで絞り込めていたが、その後の調査により、この中の2つにまで特定が進んだという。 問題が起きたのはパイロ弁か供給配管か 同月12日に打ち上げたイプシロン6号機は、飛行中、第3段を分離する前に、姿勢異常を検出。これは約21°という大きな誤差で、このまま飛行を継続しても衛星の軌道投入はできないため、指令破壊の信号を送出した。この姿勢異常の原因として、第2段RCSの片側が機能していなかったことを突き止めた、というのが前回の報告の内容である。 第2段RCSの概要。両側面に2系統のモジュールが搭載されている (C)JAXA RCSの役割は、姿勢を制御することである。イプシロンの第2段

    イプシロン6号機の失敗原因は2つに絞り込み、製造・検査データから調査
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    kz78 2022/11/02