国頭村辺戸の海岸に漂着した、白い台形上の物体=14日、国頭村辺戸(嘉陽宗幸さん提供) 【国頭】14日午前6時頃、沖縄県国頭村辺戸の海岸に白い台形上の物体が漂着しているのを、ウミガメの保護・調査を続けている嘉陽宗幸さんが発見した。漂着物は長さ4メートル10センチ、最大幅2メートル80センチ、厚さ4センチほどの大きさがあり、多数の貝が付着している。元日本航空機長で航空評論家の小林宏之さんは構造や色から「民間機の翼の可能性がある」と語った。 小林さんによると、漂着物の断面はロケットや航空機に使われるハチの巣状の「ハニカム構造」だった。色が白色であることなどから「西風や黒潮によって近隣諸国から流れ着いた可能性がある。日本の航空会社や自衛隊、米軍のものではない」との見解を示した。 ▼【動画あり】沖縄各地で目撃された「火球」 大気圏再突入した海外ロケットの破片か 沖縄県内では10日夜に人工物とみられる