今日、社会へのインターネットやモバイルの浸透などの影響から、従来とは桁違いのデータが生成されるようになり、これが「ビッグデータ」というキーワードで注目を集めている。ただし、それをどのような手立てでどう活用するかについては、まだ多くの企業が模索を続けている段階だ。データベースのトップ・ベンダーであるオラクルは、ビッグデータをどう見て、どのような戦略を立てているのか? ITブログ「Publickey」の新野淳一氏が、国内でオラクルのビッグデータ戦略を統括する日本オラクル 専務執行役員の三澤智光氏に聞いた。 ■オラクルが考える「ビッグデータ」とは? ――今、多くの企業がビッグデータに注目していますが、オラクルは以前からデータベースのトップ・ベンダーとしてビッグデータに近いポジションにありました。そのオラクル自身も現在、「ビッグデータ」という言葉を使い始めていますが、オラクルにとって「ビッグデー
「非構造化データと構造化データ(RDB)の世界をシームレスにつなぐ、しかも高速に」――これが長年、企業の重要な情報資産を預かるデータ管理基盤を提供してきたオラクルの、ビッグデータに対する唯一無二のアプローチだ。この方針の下、ビッグデータ活用における3つのフェーズに対して、それぞれに最適化したソリューションを提供している。前編に続き、日本オラクル 製品戦略統括本部 戦略製品ソリューション本部 プリンシパルセールスコンサルタントの下道高志氏に聞いた、それらのソリューションの特色を紹介しよう。今回は「体系化/抽出」、「分析/意思決定」のフェーズを支援する製品群を紹介する。 オラクルのビッグデータ戦略については、コチラのインタビュー記事で紹介しています。ぜひ併せてお読みください。 前編の記事はコチラ ■ビッグデータの体系化/抽出はセキュアに行うのが大前提 日本オラクル 製品戦略統括本部 戦略製品
2011年10月25日に開催された「Oracle Database / Exadata Summit」では、オラクルのビッグ・データ戦略を示した基調講演に続いて、具体的な施策を紹介するセッションが立て続けに実施された。その1つであるセッション「Big Data時代を導くITテクノロジー(1)-OracleとHadoopをつなぐOracle Loader for Hadoop概要」では、ビッグ・データの分散処理基盤として広く使われているHadoopとOracle Databaseの連携を実現する最新のソフトウェア/ハードウェア群が紹介された(編集部)。 《Oracle Database / Exadata Summit》レポート・シリーズ 「ビッグ・データ時代の企業システムはどうあるべきか?」――オラクルからの提案を4つの記事で紹介します。 (1)オラクルのソフトウェアとEngineered
■負荷テストを行う上での基礎知識 これまでに多くのお客様が負荷テストを行ってこられましたが、テストの実施担当者に要求されるスキルレベルや知識についてお問い合わせを頂くことも少なくありません。また関連して、実施担当者を育成する上での教育上の目安だとか、どのようなタイプの方にアサインすべきだろうか等についてもご質問を頂いております。 本書では、負荷テストを行う際に、要求される前提知識や技術スキルについて、それらを端的に指し示すキーワードを示します。これらの事項を理解していれば円滑な負荷テストの計画と実施が可能になるでしょう。 ■1. シナリオ定義フェーズ 主として負荷テストのテストシナリオ作成時に、どのような種類の操作や負荷をサーバーに掛けるのか定義する際に必要な事柄です。テスト設計の担当者が理解すべき事柄になります。 ビジネスフロー(ビジネスプロセス) 認証、誘引、情報提示、決済、告知等のビ
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