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ブックマーク / shunichi-arai.blogspot.com (7)

  • 今話題のブロックチェーンとは何なんだ? 部外者の技術者として考察してみる。

    一行でまとめ: 暗号通貨は面白いけど、ブロックチェーンはそれ以外には使い道がないだろうと僕は思ってるよ。暗号通貨はダメでブロックチェーンは有用という奴らは何も分かってない。 最近、IT業界を取り巻くメディア(日経BPとTechCrunch等)ではブロックチェーンなる技術が話題です。 ブロックチェーンとは、bitcoinを構成する技術であり、それ自体が金融システムを変革するものなどと言われています。しかしメディアではブロックチェーンの質について説明しない記事が目立ちます。 現状の大きな問題として、ブロックチェーンやbitcoinについて解説する記事の多くは、bitcoin関連の仕事をしている起業家や研究者などの利害関係者による記事が多いというバイアスがあります。また技術者ではないジャーナリストが書いた記事も、技術的な質に突っ込めていないものが目立ちます。 記事では、bitcoinに関し

    lEDfm4UE
    lEDfm4UE 2016/01/06
  • 流行のIT技術を追うのをやめたらプログラマとして成長した話

    私はもともと普通のプログラマとしてキャリアをスタートしましたが、2007年くらいから脱プログラマを目指してソフトウェア起業家として経営に軸足を移してきました。 それから8年くらいが経過して思うのは、経営者として大きな成功をおさめる前に、自分のプログラマとしての実力がめきめきとアップしてしまったということです。 8年前の私は、プログラマとしては基礎力はあるものの全般的には未熟であったように思います。コードも荒削りで、とにかくかろうじて動くものを作ることに四苦八苦していました。が、いまはプログラマとしてずっと良い仕事ができています。 この8年間は、自分でコードも書いていたので、経験が増えたことによって、良いコードを書けるようになったという面も多々あるとは思います。しかし、そのあいだ技術書を読むことはすっかりやめてしまい、流行の技術などは完全無視してきました。 経営層の一員として働くので、プロジ

  • oDeskで本格的な開発プロジェクトをやってみたよ

    oDeskをつかって格的なソフトウェア開発プロジェクト(1人月)をやってみたので、そのご報告です。oDeskをつかってみようと思う方には、かなり参考になるのではないかと思います。 oDeskとは、世界中にいるフリーランサーやアウトソース企業にさまざまな仕事を頼むことができるアウトソースサイトです。他のサイトと比べた特徴としては、作業内容の記録ツールを使った時給払いに対応していることです。クレジットカードで支払いできて送金も楽ちんです。 今回なぜoDeskを使ってみたかというと、純粋に海外アウトソーシングに興味があった点が一つ、もうひとつは少しでも開発コストを減らせないかという考えがありました。 開発コストの観点から言うと、oDeskで雇える人のうち、しっかりした実績があるような人の時給は$25くらいに設定されているので、人月40万円くらいの計算になります。 日でもジュニアプログラマなら

  • ファーストサーバの事故から考えること

    つい先日、ファーストサーバというホスティング企業が多数の顧客の全データを喪失するという前代未聞の事故が起こりました。 twitterやfacebookでは技術者や弁護士など、様々な方々が色んな観点からの議論を始めています。 私としても、今回の事故から得られた教訓と、弊社でのデータ保全の取り組みについてお話ししたいと思います。 大規模障害の概要と原因について(中間報告) ファーストサーバ サポートWEB こちらに中間報告があがっていますが、オペレーションミスによりサーバの削除タスクをバックアップ環境を含めた全サーバに対して適応してしまったという前代未聞の事故です。 動的にサーバのプロビジョニング(構成管理)を行う場合には、バグやオペミスによりデータを誤って消してしまうということは考えられますので、その点では作業手順やプログラムの安全品質については厳重な管理が必要と考えられます。 質的な原因

  • CourseraでStanfordの授業をオンラインで無料で受ける

    スタンフォードの授業が無料で受けられるCourseraというサイトが登場してるのをご存じですか? これはMIT Open Coursewareのように教材が投げっぱなしで置いてあるというものではなく、予め決められた期間にコースが設定され、ビデオ授業・小テスト・課題の組み合わせによって、きちんとペースとモチベーションを保って学ぶことができるという仕組みです。 きちんとテストや課題をこなしていれば、最後にはPDFで修了証書がもらえます。これもちょっと嬉しい仕掛けです。 授業は数週間のコースで終わるように作られており、基的には教科書などを買わなくてもついて行けるような作りになっています。 フォーラムが用意され、一緒に学んでいる学生たちと交流することができるので、分からないところを質問したりすることができます。プログラミングの課題ではテストケースを提供してくれる学生がおり、とても役立ちました。

    CourseraでStanfordの授業をオンラインで無料で受ける
  • 日本から逃げた先に幸せはあるのか?

    2月2日から3ヶ月の予定でバンコクに滞在中の新井です。こちらにお立ち寄りの方、在住の方など、是非お気軽にお声がけ頂ければと思います。 こちらでタイ語を学んだりしながら、のんびり暮らしています。と言いたいところですが、スケジュールのきついプロジェクトがあるので毎日バリバリ仕事をしています。 私は、これまでロンドンやソウルなどに3ヶ月くらい長期滞在して語学を学んだり遊んだりして暮らしてきた経験がありますが、今回も同じような遊学の予定です。前回までと違うのは、今回はフルにインターネット接続された状態で、日と同じように仕事をこなしながら生活するということです。 べつにバンコクに永住しようとか、仕事を見つけようとか、そういう考えがあるわけではありません。単にバンコクにしばらく暮らしてみたくなっただけです。10年前とは違い、いまは高速なインターネットが容易に手に入る時代ですので、このように海外に長期

    日本から逃げた先に幸せはあるのか?
  • ソフトウェアに値段を付けるためのヒント

    このNeil DavidsonによるDon't Just Roll The Dice, A usefully short guide to software pricingという小冊子(文73ページ)は、Redgate Softwareの創設者兼CEOであるNeil Davidsonが書いたソフトウェアの価格付けに関するである。有り難いことにPDFで無料で配布されている。私が、彼の主催するBusiness of Softwareカンファレンスに参加したので、印刷されたをもらった。 ソフトウェアの価格付けに関する実践的なハンドブックである。他に類書があるとは思えないので、ソフトウェアビジネスに携わる人にとって極めて重要なであると言える。 平易な英語で書かれているし、分量も少ないので、読むのは比較的に容易である。 もし、このが気に入った人は、「ネットワーク経済の法則」などを読んでみて

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