ホーム » サイエンス » 人を傷つけ、血を流させるために生まれたロボット「the first robot」―人工知能の未来について考える
ホーム » サイエンス » 人を傷つけ、血を流させるために生まれたロボット「the first robot」―人工知能の未来について考える
人工知能(AI)技術を利用して、複数のカメラで不審者を特定あるいは追跡するシステムを、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が開発した。2015年末から2016年初に綜合警備保障(ALSOK)とともに実験し、成功を収めた。 最近は猫もしゃくしもAIという雰囲気だが、NTT Comなどは警備の精度を高めるため、深層学習(ディープラーニング)をはじめとするこの分野の技術を採用した。Preferred Networksという企業が協力している。 実験ではまず、1つの映像から特定人物の特徴をAIが抽出し、複数の監視カメラの映像から同じ人物の候補を抜き出す機能を検証した。 ビル内である人物にエスカレーターを使って複数のフロアを移動させたところ、経路上にある各カメラの映像から、同じ人物の候補を100%の確率で抽出できた。 別途、不審な動きをする人物を高精度で識別する機能も検証している。「きょろき
日本銀行は、ちまたで話題の暗号通貨/仮想通貨「bitcoin(ビットコイン)」などについて、かみくだいた分析を公開した。ビットコインに対する分かりやすい解説になっている。 日銀では今回の分析の中でビットコインなどを「デジタル通貨」と呼んでいる。まぎらわしいがSuicaなど特定の企業が発行する電子マネーとは別ものだ。 デジタル通貨の特徴は、特定の企業などが集約して発行したり管理したりせず、分散型元帳(ブロックチェーン)という技術によって改竄(かいざん)やごまかしを防ぐ仕組みになっている。 銀行口座やクレジットカードを持っていなくても利用でき、低コスト、迅速、簡便な支払い手段になり得る。 日銀は、デジタル通貨には消費者保護上の問題や、マネーロンダリング(不正資金の洗浄)、テロリズム資金対策の問題があり得ると指摘。また中央銀行の立場からすると、決済システムや金融システム、金融政策への影響も考えら
蚊を通じて広がる感染症「デング熱」について、懸念とともに報道の過熱に疑問を呈する向きも見られる。しかしこうした報道を順に過去にさかのぼって分析すると、すでに1か月以上前から国内で感染が広がる予兆があらわれていたと気付かされる。ニュースアプリケーションの「カメリオ」が面白い試みを行っている。 カメリオは、ニュースアプリとしては中堅どころ。ユーザー数では「SmartNews」や「Gunosy」の後塵をはるかに拝し、ソーシャルメディアで奇妙な脚光を浴びた一件を除けば、さほど目立たないサービスだ。 しかし、今回は注目に値する試みをしている。特定の話題について過去の報道をさかのぼる機能「タイムマシン」を使って、デング熱に関する報道を掘り起し、日本での感染につながった動きを読み解こうとしている。 カメリオの公式ブログでは、タイムマシン機能の利用例を、スクリーンショットを交えて説明している。 見ていくと
OpenSSL プロジェクトは Heartbleed 脆弱性により、批判にさらされている。OpenSSL Foundation は開発推進のための資金提供を呼び掛けているが、OpenSSL を進化させる新たなオプションが登場した。 OpenBSD コミュニティが OpenSSL コードをフォークし「LibreSSL」と呼ばれる新たな暗号化ライブラリの開発をスタートさせたのだ。 Heartbleed に関するニュースが伝えられたとき、わたしは、OpenBSD 創設者である Theo de Raadt 氏にコンタクトした。De Raadt 氏は率直な物言いで、常に興味深いコメントを提供してくれる人物だ。 私は Heartbleed 脆弱性の情報公開プロセスに興味を抱いていた。Google や CloudFlare などの限られたサービスは、Heartbleed 脆弱性について事前に通知を受けて
米国 IBM は、新しいメインフレーム向けのエンタープライズクラウド製品群とモバイル製品を発表した。 クラウド製品には、「IBM System z」初の統合システム製品である「IBM Enterprise Cloud System」が含まれている。 IBM Enterprise Cloud System は、基幹系業務を支える高信頼クラウド環境を構築したい顧客やサービスプロバイダ向けに、オープンかつ標準準拠の統合基盤を提供するもの。同時発表の柔軟な新価格モデルにより、Linux でメインフレームのクラウド基盤を利用する場合、システム容量ではなく使用したコンピューティング能力に基づいた支払いができるようになる。 メインフレームは、単一システムで最大6,000の仮想マシンを支え、セキュアなマルチテナント環境を展開し、ワークロードに合わせてダイナミックにリソースを共有できることから、クラウドサー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く