世の中は、「起業」「スタートアップ」の『キーワード』ブームです。この手の言葉がブームということは、実際は、まだまだ起業する人は増えていないと思いますが、起業に興味を持っている人は増えていると思います。 そんな中、『起業して3年以上「続く人」と「ダメな人」の習慣 』(伊関 淳 著)を読みました。 著者の伊関さんは、前職の先輩です。日本ヒューレット・パッカードというバリバリのIT企業から、数年前に社労士という異業種で独立し、現在では起業支援を含めて、いろいろな仕事をされています。日本ヒューレット・パッカード時代は、できる営業で信頼されていた人です。 本書は、ほぼ毎月のように開催している起業支援セミナーや実際の起業支援で見てきた事例を元にして、成功する起業というのは、どういうものかを、伊関さんの視点で書いた一冊です。 伊関さんは、ウェブサイトで、「マスコミに登場するような0.1%にも満たない華や