米首都ワシントンで、米下院歳出委員会国防歳出小委員会の公聴会に出席したジェームズ・マティス国防長官(2017年6月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAUL LOEB 【7月1日 AFP】ジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官は、バラク・オバマ(Barack Obama)前政権が決めていた米軍のトランスジェンダー(性別越境者)の採用開始期限を、半年遅らせて2018年1月1日までとすることを承認した。米国防総省が6月30日、発表した。 マティス氏の前任者であるアシュトン・カーター(Ashton Carter)前国防長官は、トランスジェンダーの採用を今月1日までに始めると決めていた。 国防総省のダナ・ホワイト(Dana White)報道官は声明で、各軍種は「採用計画の見直しと、米軍の即応性と攻撃力に与える影響についての情報提供」を行っているところであり、トランスジェンダ